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花苗購入時のチェックポイント
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1. 茎が太くて節間が詰まっているもの。
2. 株張りがよく分枝の多いもの。
3. 葉に変形や変色、縮みや傷みがないもの。
4. 葉数が多く葉色の濃いもの。
5. 徒長枝が少ないもの。
6. 乾燥被害や肥料切れのないもの。 |
特性
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1. 日照が良く温暖な気候を好み多湿を嫌う。
2. 成長が早く這性になる。
3. 高温には強く気温が上がると花数が増える。
4. 多根性で根詰まりし易いが挿し芽は容易。
5. 耐寒性が無い。 |
用途
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1. 花壇の縁取り。
2. 玄関などのアプローチ沿い。
3. ハンギングバスケットなどの吊り下げ、壁掛け容器栽培。 |
管理上の注意
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1. 日照不足や過湿に弱い。
2. 成長が早く横に徒長する。
3. 低温に弱い。
4. 梅雨期にうどんこ病が発生し易い。
5. アブラムシ、ハダニの虫害がある。 |
栽培のポイント
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1. 土質は選ばないが排水の良い土に植える。
2. 高温多湿を避け、日あたりの良い場所を選ぶ。
3. 元肥や追肥を施す。
4. 乾燥には強いのでやや乾き気味に育てる。
5. 植え付け後の成長期や真夏には充分灌水をする。
6. 切り戻しをして株姿を整える。
7. アブラムシが寄生したらオルトラン粒剤などの害虫駆除剤を散布する。
8. うどんこ病などの細菌性の病気には、ベンレートなどの殺菌剤を散布する。
9. 夏に多く発生するハダニにはアカールなどの殺ダニ剤を散布する。 |
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エボルブルスの独り言 |
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日本名は亜米利加青花(アメリカンブルー)。
エボルブルス属はアメリカ大陸原産ではありますが、アメリカンブルーと呼ばれるのはE.ピロサス種(北アメリカ中南部原産種)で、1990年代になってから鉢花として普及した、比較的新しい植物です。
日本名であるアメリカンブルーの語源は、1980年代に初めて日本に導入されたとき、学名などの来歴が不明なので、「アメリカ産の青い花」と名付けられました。 |
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≪ちょっと脱線≫
屋外では4月〜9月頃まで植え付け可能で、気温が摂氏15度以上あれば開花を続けます。
耐寒性は弱く、摂氏5度以下の気温では冬を越すのが難しいです。
一日花で日が当たると開花し、夕方には花がしぼんで枯れてしまい、曇りの日には花が咲くことをためらいます。
園芸誌に寄せ植えに向く植物として紹介されますが、栽培管理上は、むしろ5号〜7号鉢に単独栽培が良いでしょう。 |
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