トップ 3月に戻る |
|
花苗購入時のチェックポイント
 |
 |
1. 葉数が多く葉色が濃いもの。
2. 株際の葉が欠落していないもの。
3. 葉や葉先に縮みや傷み、斑点や変色がないもの。
4. 株張りがよくて株元がしっかりしているもの。
5. 丈が低くても茎の節間がよく詰まって太いもの。
6. ポットの底穴から根が出ていないもの。
7. 花色などを確認するために、一輪でも花の咲いているもの。 |
特性
 |
|
1. 日照が良くて冷涼な気候を好み高温多湿を嫌う。
2. 開花期は10月中旬〜翌6月上旬と非常に長いが、厳寒期や高温期になると花数が減少する。
3. 交配と改良が繰り返し行われているため、花色や形態など多色で多彩とバリエーションが豊富。
4. 花径はヴィオラ種の2センチからジャイアント種の12センチと幅広く、草丈は10〜25センチとなる。 |
用途
 |
|
1. 花壇の群植や縁取り。
2. 鉢やプランター。
3. ハンギングバスケットや吊り鉢。
4. 切り花や押し花。
5. サラダなど食用。 |
管理上の注意
 |
|
1. 霜などの厳しい寒さや過度の乾燥にあわすと葉や花が傷む。
2. 開花期が長いので肥料切れが起こる。
3. 日照不足や高湿度に弱く、また夏の暑さには致命的な打撃を受ける。
4. アブラムシなどの虫害やナメクジの食害が発生しやすい。 |
栽培のポイント
 |
|
1. 低温に遭わすと花数が多くなり、花色も鮮やかになる。
2. 植栽時に緩効性肥料(マグアンプKなど)を多めに施しておき、暖かくなったら追肥として速効性肥料(ハイポネクス液肥など)を与える。
3. アブラムシが寄生しやすいので害虫駆除剤(オルトラン粒剤など)の混入や散布をする。
4. 灌水は鉢土の表面が乾くまで待ち、乾いたらたっぷりと与える。
5. 咲き終わった花がらや黄色くなった葉はこまめに摘み取る。 |
[パンジーの栽培と管理] |
|
|
パンジーの独り言 |
|
和名は三色菫(サンシキスミレ)。紫・黄・白の三色を持つスミレのことで、古くには人面草(ジンメンソウ)、遊蝶花(ユウチョウカ)などと呼ばれたことも。
属名であるヴィオラの語源は、原種の基準色が紫色(violet)であることに由来しています。
パンジーの語源は、花弁の色模様(ブロッチ)がもの想いに耽る人の顔に見えるので、フランス語の思索(Pensee)が由来となっています。 |
|
花言葉・・・ |
パンジー「もの想い」 1月18日の誕生花 ヴィオラ「誠実」 2月3日の誕生花 |
|
|
≪ちょっと脱線≫
原種は紫色の極小輪花であるが、品種改良と栽培技術の進歩により花が巨大輪化し、真黒以外のほとんどすべての色があると言われるほど、多色多彩な花色や花紋を持つ園芸花。
パンジーとヴィオラは基本的には同種ですが、パンジーはV.トリコロール種を基本種として交配改良を進めた園芸種で、花径が中輪から巨大輪と大きく、一方、ヴィオラはV.コルヌータ種を基本種として交配改良を進めたもので野生種に近い性質で、花径も極小輪から小輪と小振りです。 |
|
|
▲ページの先頭へ
トップ 3月に戻る
|