やや乾燥した山地に生え、樹高は2〜9mになる日本原産の株立ち状常緑低木で、枝先から円錐花序を多数下垂する。 葉は厚く光沢のある革質で縁には鋭い鋸歯があり、春の展葉期には紅色を帯びて美しい。 スズランのような白花が美しく、園芸品種には紅花などがあるが毒性植物である。 成長は遅いが移植は容易で耐陰性や耐寒性があり、ハダニ、グンバイムシに注意しこまめに花殻を摘むと樹勢が衰えない。 公園、庭園、緑地、添景、根締めなど広く利用され、挿し木や実生で増殖する。