サトザクラの園芸品種で4月中旬〜5月中旬の展葉期に開花する。 岡山の平年開花期は4月下旬、花序は散形状または散房状で2〜5花からなり、花弁は12〜14枚で「鬱金」と同じく淡黄緑色だが、より多くの葉緑素を持つため濃緑色部分が多く、満開時には紅色の縦筋が現れる。 花弁に気孔を持ち雌ずいはしばしば緑葉化し結実しない。 花の大きさは栽培地によって著しく異なり、京都では2〜2.5p(4月下旬)、北海道松前町では4〜4.5p(5月中旬)くらいになる。