兼六園菊桜(ケンロクエンキクザクラ)
金沢の兼六園の原木から増殖された品種。花序は散房状で3花からなる。花弁は300枚以上からなり、蕾は濃紅色で開花とともに退色していき、落花時はほとんど白色に近い。菊咲きで中心に緑葉化した雌ずいを持ち、内側の花弁は濃紅色で小さい。開花期は4月下旬から5月上旬と長く花柄とともに散る。