 |
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各殿舎の解説 |
玄 関 |
格式高い御殿にふさわしく、唐破風造りの玄関口を設けていた。 |
広 間 |
本丸御殿中、最高格式を有する殿舎で、幕府からの上使に対する対面など、藩政上の重要な儀式の場として使用された。左奥の竹の間が主室で、手前梅の間が家臣の拝礼の場であった。 |
書 院 |
藩主の親族や重臣との対面に使用された。左奥松の間が藩主主室で、その手前藤の間・千鳥の間が対面の場とされた。 |
台 所 |
広間の北に設けられた巨大な台所で、複数に分かれた部屋の各所に竈が置かれているのが図からも窺える。 |
中 奥 |
南北2つの殿舎に分かれ、南は重臣の詰所、北は藩主の日常生活・執務室などに使われた。 |