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岡山城は、天守を中心にして櫓35棟・多門6棟・城門32棟で固めた天下の堅城でしたが、 今日では月見櫓と西丸西手櫓の二棟の隅櫓を残すだけとなっています。 月見櫓は、岡山城本丸を構成する一二三の段の2段目にあたる中の段の北西角を固める隅櫓で、 記録に欠けて建築年代が不明ですが、池田忠雄が岡山城主であったときの城普請に伴う施設であり、 元和年間から寛永年間前半の時期(1620年代)の建築と判断されています。 構造は、一部地下付きの塗籠造り本瓦葺き二階建てで、城外(北西)側から眺めると二層の望楼型の 様相を示し、城内(南東)側から眺めると三層の層塔型の景観を呈しています。 |
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