弊社は、昭和14年に玉野耐火礦業株式会社として創業し、耐火材料の採掘、販売業としてスタートしました。その後、木材販売や木材製品加工販売に業務範囲を広げ、昭和39年にチップ製造の金川工場を稼働し現在の主力業務である木材チップの生産、販売、リサイクル事業を開始しました。
岡山チップセンターや、兵庫県佐用郡の上月工場、福山支店の開設など、事業を拡大し、創業50周年を迎えた翌年の平成8年にライフォス株式会社に社名変更しました。社名には、ライフ(生活)とフォスター(育む)からの造語で、自然と人を結び、快適で安心な暮らしを提供したい―との思いを込めました。人と自然が暖かい関係を保ちながら、互いに生かし合うことで、心豊かな世界に貢献することを目指しています。
【写真:環境への配慮を心掛ける従業員の皆さん】
現場では、廃棄物の分別を徹底し、リサイクルによる資源化を推進するとともに、塩化ビニルなど再生品を積極的に使用するようにしています。
木材チップは、公共工事や間伐で伐採された原木や、製材所で発生した丸太の端材、建物の解体で発生した木屑などを切削または、粉砕して細かくしたものです。主に製紙、建材原料として利用されています。近年では、チップの形状や大きさを変えることでバイオマスボイラーの燃料など石油代替燃料や農業、畜産分野での活用も広がっています。
平成25年からは、林野庁が京都議定書で定められたCO2排出量削減を達成するために国産材の積極的な利用や森のリサイクルを推進する「木づかい運動」に参加しています。
チップの製造工程でもモニターを設置し、使用電力量の管理を行っているほか、配送面でも過積載にならいないよう配慮しています。良質な国産の原木を中心とした加工、生産にこだわって事業を展開している中、近年の需要増に対して、木材の仕入れが追い付いていないのが現状です。大雨による土砂災害対策での間伐の推進など行政とも連携しながら、原料確保と森林環境の保全に貢献していきたいですね。
【図:木材チップの製造工程】
昭和37年から岡山、倉敷、玉野市を中心にプロパンガス(LPガス)を販売しています。
LPガスは、化石エネルギーの中でも酸性雨の原因となるSox(硫黄酸化物)の排出がほとんどなく、CO2の排出量も少ないクリーンなエネルギーです。災害時の復旧も早く、さらなる普及に努めます。
また、不動産事業として展開する住宅展示場「プレステージ城東では、年間6万kWhの太陽光発電システムを導入し、場内の電力を賄っています。
本社でも、節電やごみの分別、節水、ペットボトルキャップの寄付、生産から廃棄まで環境に配慮した文具の使用など、今できることを考えて通常業務に取り組んでいます
【写真:住宅展示場「プレステージ城東」】
新しい事業ではなく、今の事業を軸とした事業展開を見据えています。今後は太陽光発電の推進や、ステークホルダーとも連携しながらリサイクルをより推進して参ります。今後、ますますクリーンでエコな社会活動が重要となります。すべての事業で、地球環境に配慮した取り組みを加速させ、豊かで安心して生活できる社会実現に貢献していきたいですね。
称号 | ライフォス株式会社 |
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所在地 | 岡山市北区神田町 2 丁目 1 番 25 号 |
設立 | 昭和 14 年 12 月 |
代表者 | 代表取締役 大塚 祥文 |
事業内容 | 木材チップ製造販売、素材販売、樹皮を素材とした堆肥・肥料製造販売、産業 廃棄物処理業、プロパンガス・高圧ガス製造販売、不動産関連事業ほか |
所在地: 〒700-8554 岡山市北区大供一丁目2番3号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1282 ファクス: 086-803-1423