エコドライブとは、燃料消費量やCO2排出量を減らし、地球温暖化防止につなげる運転技術や心がけです。
心と時間にゆとりを持ちゆるやかにアクセルを踏んで発進する、車間距離を広く保つなどのやさしい運転を心がけましょう。
人と環境を思いやり、エコドライブをする人のことをエコドライバーと呼びます。
エコドライブをすることでCO2排出量が約10%削減でき、地球温暖化の防止につながります。
日本中がエコドライバーになると、約1,000万トンのCO2が削減でき、これは東京ドーム4,100個分に相当します。
エコドライブをすることで燃費が約10%向上するため、ガソリン代の節約につながります。
仮に、ガソリン1リットルあたり160円だった場合、144円で購入していることと同じになります。価格が相場より10%安いガソリンスタンドを探すよりも簡単に節約できます。
日本中がエコドライバーになったら、交通事故発生件数は約半分になると言われており、エコドライブで交通事故を未然に防ぐことができます。
エコドライブは周りの人や自分の大切な命を守ることにつながります。
同乗者は運転を通して人間性を見ています。
優しい運転をすることで相手を大切に思う気持ちが伝わります。
反対に、運転手が車間距離を詰めていたり、急ブレーキ・急発進をしていると同乗者は不安になります。
エコドライブは周囲からの信頼につながります。丁寧で気遣いのできる運転を心がけましょう。
警察庁、経済産業省、国土交通省及び環境省で構成する『エコドライブ普及連絡会』が、エコドライブとして推奨すべき『エコドライブ10のすすめ』を策定しています。
誰にでも今すぐ始めることができる取り組みです。
みなさんもできることから始めてみませんか?
日々の燃費を把握するとエコドライブの効果を実感できます。車に装備されている燃費計・エコドライブナビゲーション・インターネットでの燃費管理などエコドライブ支援機能を使うと便利です。
発進するときは穏やかにアクセルを踏みましょう。
(最初の5秒で、時速20km程度が目安です)
走行中は、一定の速度で走ることを心がけましょう。車間距離が短くなると無駄な加速・減速が多くなり燃費が悪化します。
急ブレーキをかけないためにも、信号が変わるなど停止することが分かったら、早めにアクセルから足を離しましょう。
車のエアコン(A/C)は車内を冷却・除湿する機能です。暖房のみ必要なときは、エアコンスイッチをオフにしましょう。
待ち合わせや荷物の積み下ろしなどによる駐停車の際には、アイドリングをやめましょう。
出発する前に渋滞・交通規制などの道路交通情報や、地図・カーナビを活用して行き先やルートをあらかじめ確認しましょう。
タイヤの空気圧チェックを習慣づけましょう。適正値より低下すると燃費が悪化します。
運ぶ必要のない荷物は車からおろしましょう。荷物の重さは車の燃費に大きく影響されます。
迷惑駐車はやめましょう。交差点付近など、交通の妨げになる場所での駐車は渋滞や交通事故につながります。
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