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グリーンカンパニー企業と取り組みのご紹介 Vol.21 ナカシマプロペラ株式会社

[2026年10月29日]

ID:86282

良いと思うことは自ら挑戦する

地球温暖化対策に取り組んだきっかけは。

当社は、1926年に中島鋳造所として創業し、漁船用プロペラ(スクリュー)の製造を始めて以来「船を前に進めるスペシャリスト」として、製品やソリューションを通じて、物理的に船を進めるだけでなく、環境問題や船員の労働負荷低減など海運・造船に関わるさまざまな課題に対してのイノベーションを推進してきました。大型プロペラの国内シェアは100%で、世界市場の3割を占めています。今年、創業100周年を迎え、新たなビジョン「Beyond Propulsion」を掲げて、従来の推進性能の概念を超えた、高品質で革新的な製品、サービスの提供を目指しています。

世界規模での環境問題が深刻化する中、社会貢献として温暖化対策を全社的に推進。岡山市のグリーンカンパニー活動のステップアップ部門に登録し、10年以上継続してきました。

【写真:船舶のコンセプトモデル】

【写真:固定ピッチプロペラ】

具体的にどのように取り組んでいますか。

2022年に本社の工場と事務所の屋根に300kWの太陽光発電システムを設置し、電気使用量の9%を賄えるようになりました。今年2月に竣工した「センター工場」にも設置する計画です。玉島工場にも、事務所棟には設置しており、今後も、工場の増改築に合わせて拡大する計画です。

また、本社工場内の11カ所の変電所にデマンドモニターを導入し、使用量を監視、分析し最適化を進めています。電力会社と使用量で契約しているため、コストダウンと消費電力の削減につながっています。そのほか、工場内の水銀蛍光灯をすべてLEDに変更し、本社に掲げている大型看板もLEDにしました。

【写真:電力監視モニタ】

その他の環境への取り組みは。

玉島工場の電気炉のモニタリングや、社用車のEV、ハイブリッド車への切り替え、電動フォークリフトも導入しています。プロペラの原料となる銅は、使わなくなったプロペラや購入したくず鉄を溶かして100%リサイクル。鋳造で使用する砂型の砂も再利用しています。

顧客に対しても、環境に優しいプロペラの提供を推進しています。従来の固定ピッチプロペラの他に、本社工場で組立作業を行っている装置製品や、プロペラの周りに燃費を高める付加物を付けたり、船の底から空気を出して抵抗を下げる装置の設置などを提案。プロペラだけでなく、装置製品やプロペラ周辺の付加物を提供することにより、総合的に推進効率と燃費向上を最大化することに貢献しています。

【写真:プロペラに取り付けた付加物】

社員の意識の変化や、今後の展開を教えてください。

環境へのさまざまな取り組みにより、社員一人ひとりの環境意識も高まり、仕事を通じて社会に貢献できているというやりがいにもつながっています。年2回実施している旭川荘の清掃活動には、200人以上が参加しています。環境経営を推進する一方で、温暖化の影響で労働環境が変化しており、社員がより快適な環境で働けるよう、工場内へのエアコンの導入や空調服の導入、断熱材による遮熱など労働環境の改善にも力を注いでいく考えです。

世界市場3割のシェアを持つ当社の技術が、燃費効率向上を実現すれば、地球環境にも大きく貢献できます。「良いと思うことは自ら挑戦する」という姿勢を持ち、推進と操船の分野でトップの企業を目指し、挑戦し続けたいと思います。

【写真:スタッフの皆さん】

ナカシマプロペラ株式会社

本社外観
会社概要
称号ナカシマプロペラ株式会社
所在地岡山市東区上道北方688-1
創業大正15年
設立平成21年
代表者代表取締役社長 中島 崇喜
事業内容

舶用機器の開発・製造・販売

お問い合わせ

環境局環境部ゼロカーボン推進課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1282 ファクス: 086-803-1423

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