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先輩の声 養護教諭

[2025年3月17日]

ID:69949

みんなの笑顔が大好きだから、 保健室で働いています

寄り添う、見守る、受け止める

椅子に座ってる先生の写真

職業:養護教諭
職員歴:1年

子どもたちの「ありがとう!」が私の喜び

手当をする先生の写真

手当ての後に子どもが「ありがとう!」と笑顔で教室に戻る姿を見ると、喜びを感じます。
例えば、「お腹が痛い 」と俯き暗くなっていた子どもが、保健室で休むことで腹痛が治り、表情も明るくなって帰っていくのです。子どもたちの表情の変化一つからでも、保健室の存在の大きさを感じます。
私の学生時代、友人が頻繁に学校を休むようになりました。ただ、その子は保健室にだけは登校することができたのです。親しい友人が急に休みがちになり、周囲の友人は寂しさや不安を感じていましたが、保健室がその子と学校を繋いでくれていると知り、安心できました。同時に養護教諭の先生の偉大さを思い知りました。
私自身も子どもたちの心の拠り所を目指し「子どもたちの発言を遮らず一旦受け止めること」を意識して日々子どもたちと向き合っています。

パソコンに向かう先生の写真

また、過去にボランティアに参加した際も養護教諭としての醍醐味を感じました。私は大学生の頃に学校支援ボランティアに登録し、週一から二回程度活動に参加していました。教育実習後も子どもたちと関わり、現場での経験を積んでおきたいと考えたからです。
ある日、子どもが「足が痛い」と言って保健室を訪れました。その子どもはこれといった怪我もなく、保健室で少し安静にしてから、すぐに教室へ戻ろうとします。 当時の養護教諭の先生は、保健室を後にする子どもの姿をずっと見守っておられました。帰る姿で「足が痛かったのか、本当は少し休みたかっただけなのか」が分かるのだとお聞きし、深く納得したのを今でも覚えています。
ボランティア活動や実習の中で得た経験を活かし、一人ひとりに合わせたサポートができた場面でも養護教諭としてのやりがいを感じています。

休日の過ごし方

同僚と談笑している先生の写真

連休に登山をした際にはとてもリフレッシュできました。
岡山は気候も良く、登山スポットやハイキングコースもたくさんあるので、地元に住む母をこちらに呼び、一緒に登山を楽しんでいます。
現在の目標は富士山登頂です。

教員を目指す人へメッセージ

教室で笑う先生の写真

着任直後はドキドキする場面もありますが、今しか経験できないことがあります。
助けてくれる仲間がいるので、失敗を恐れず、体当たりで進みましょう!

一日のタイムスケジュール

午前8時 出勤
4月は健診の準備や結果入力、夏の暑い時期には中庭やプールでWBGT(暑さ指数)を測定しています。

午前9時
健康観察の記録をパソコンで確認。
欠席連絡がLINEでできるようになったため、保護者の方々への返信も行います。

午前10時
朝から体調がすぐれない子や、登校中に疲労がたまる、怪我をする子が保健室を訪れるため対応します。

午後12時40分
昼休みや業間は元気に遊んで怪我をする子どもが多くなります。
来室対応の後、来室者の記録も残します。

午後3時
「ほけんだより」の作成や、掲示物の選定や変更を行います。来室対応の合間を縫って事務仕事を進めます。

午後5時10分 退勤
子どもたちの下校を見送り、来室した子どもの担任の先生にその後の様子を確認してから退勤します。

お問い合わせ

教育委員会事務局学校教育部教職員課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号

電話: 086-803-1563(企画係)086-803-1586(人事係)  ファクス: 086-803-1882

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