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先輩の声 栄養教諭

[2025年3月17日]

ID:69950

給食での「美味しい!」が食べることの大切さに気づくきっかけになれば嬉しいです

子どもたちからの「一番美味しい!」を目指して

黒板の前にいる先生の写真

職業:栄養教諭
教員暦:17年

栄養教諭として長年務めているからこそのたくさんのやりがい

手当をする先生の写真

「今日の給食が世界で一番美味しかった!」といってもらえた時にやりがいを感じました。
その日の給食は、「お弁当給食」。子どもたちはお弁当箱だけを学校に持ってきて、自分たちで給食を詰める体験をしたのですが、野外に出て遠足さながら給食の時間を楽しんだことや、他クラスの友達とも一緒にご飯を食べたことが「世界一美味しい」という言葉に繋がったのだと思います。
何を食べるのかも重要ですが、どんな器で、どんな場所で、誰と一緒に食べるか、という外部環境も食事の一部です。様々な条件が揃ったお弁当給食の日は、子どもたちにとって良い思い出になったのではないかと感じます。
給食や栄養の授業など食育の時間では、漠然と何でも食べるように伝えるのではなく、食について考えるきっかけや楽しい思い出を与えられる場づくりを意識しています。お弁当給食以降も、子どもたちからの「一番美味しい!」を目指して日々頑張っています。

白衣姿の先生

また、栄養教諭として長年務めているからこそ、やりがいを感じたエピソードもあります。ある日、小学校を卒業して2年経った子どもが「給食で食べた"即席漬け"の美味しさが忘れられないからレシピを教えてほしい」とわざわざ訪ねてきてくれたのです。給食を食べた直後に美味しかったと言ってもらえる場面は多いものの、数年後に言われるという経験は初めてでした。即席漬けはレシピも簡単だったので、メモにまとめ、「思い出してもらえて嬉しいです」とメッセージも添えて渡しました。
栄養教諭として着任した直後は、安全で美味しい給食を提供することを意識していたのですが、今では「子どもたちの心に残る給食を提供すること」も目標の一つに加えています。

休日の過ごし方

同僚と談笑している先生の写真

定期的に自分へのご褒美で旅行に出かけています。
旅行だけでなく、旅行の計画を立てる段階も休日の楽しみです。
特にディズニーランドが大好きで、休日は家族全員でどんなルートを回りたいのか一緒に考えています。

教員を目指す人へメッセージ

笑顔の先生の写真

私は子どもたちのおかげで楽しい教員生活を送っています。
栄養教諭は「美味しい」という言葉に元気をもらえる仕事です。
一緒に働ける日を待っています!

一日のタイムスケジュール

午前8時 出勤
アレルギーを持っている子どもたち専用のお弁当が届くため、受け取りや個数の確認業務を行います。

午前9時45分
献立によって食材が変わるため焦げやすい食材の過熱方法などの調理作業を改めて確認します。

午後12時
校長先生に検食をしていただきます。
私も給食を食べた後、給食委員会の放送の確認、各教室の見回りを行います。

午後3時
毎日必要となる主食や牛乳の発注、献立作成、給食委員会の放送用原稿の作成といった事務作業の時間です。

午後5時10分 退勤
なるべく早めの帰宅を心がけています。周囲の先生方からの支援もあるため助かっています。

お問い合わせ

教育委員会事務局学校教育部教職員課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号

電話: 086-803-1563(企画係)086-803-1586(人事係)  ファクス: 086-803-1882

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