「岡山市民の日大使」は、岡山市の魅力発見や「6月1日岡山市民の日別ウィンドウで開く」をPRするために、2014年(平成26年)に始まりました。
岡山市内に暮らす小学6年生15名が岡山市民の日大使に選ばれ、2014年6月1日(日曜)に開催された岡山市民の日のイベントで、任命式が行われました。15名の子どもたちは、岡山市内の4つの小学校(北区の伊島小学校、中区の幡多小学校、東区の平島小学校、南区の浦安小学校)のいずれかに通っています。岡山市民の日に行われた任命式の様子
活動は月に1、2回行われ、子どもたちが自分の通う小学校区の中から、地域の歴史や自慢できることなどを調べ、2014年9月末までに壁新聞をつくります。今後、「ESDに関するユネスコ世界会議」サイドイベントや、岡山商工会議所青年部2014年12月の例会などで、子どもたちができあがった壁新聞について発表する予定です。
2010年(平成22年)3月に発表された「ふるさと愛着ランキング(リクルートじゃらんリサーチセンター)」の中で、「岡山県」は44位という大変残念な結果になりました。この結果から、「岡山で暮らす人々の地域愛を育む活動」を続けていくことが必要だと強く思います。
岡山市民の日大使が壁新聞をつくるため、実際に地域を巡って取材をしてみると、いろいろな発見があります。今まで目を向けることのなかった歴史・人・ものなどを知ることで、子どもたちは自分の暮らす地域を好きになっていくのだと思います。またこの活動に関わる大人も、地域のことを知り、好きになってもらいたいですね。
この体験をきっかけに、岡山市民の日大使に参加した子どもたちが、大人になって県外や海外に行った時に、岡山のことをしっかりと話したり自慢したりすることができるようになってほしいと思います。
私自身も県外に行って「岡山には何があるの?」と質問され、うまく話せなかったことがあります。実は、都会の人に対し劣等感を感じたこともあります。我々岡山商工会議所青年部(岡山YEG)は、岡山市を元気にするために活動しています。ESD活動にも積極的に参加していきます。