文部科学省日本ユネスコ国内委員会は、平成26年度からコンソーシアム形成に向けて取り組む10団体を選定しています。岡山市もその1つ!
コンソーシアムでは、ESDの推進拠点であるユネスコスクールと教育委員会、大学などが一体となって、ESDの実践・普及や国内外のユネスコスクール間の交流促進を目指して様々な取組を行います。また、ユネスコ協会やNPO/NGOの他、企業とも連携し、地域に根ざした学びの場を広げていきます。
ユネスコスクール。教育委員会、大学、ユネスコ協会、企業、ESDコーディネーターがコンソーシアムにより連携し、国内外のユネスコスクールとの交流やユネスコスクール以外の学校への連携の推進などの活動を通じてグローバル人材の裾野拡大を目指す。
岡山市では、岡山市立のユネスコスクールと国内外のユネスコスクールとの交流を進めるとともに、全小中学校でESD研修会を行いESDによる学びを広げています。さらに、ユネスコスクールが地域とともに連携して行う活動をサポートし、地域に根ざしたESDの学びを広げています。
(岡山市立伊島小学校(北区)、政田小学校(南区)、曽根小学校(南区)、第三藤田小学校(南区)、建部中学校(北区))
NPO法人ハート・オブ・ゴールドのコーディネートにより、岡山市立の小学校・中学校がカンボジアの小学校などと、児童生徒の交流を行ったり、教員の派遣研修などを行ったりしています。例えば、第三藤田小学校では、「幸せって何?」をテーマとして、カンボジアの歴史を学び、お互いの生活について学び合うことを通じて、価値観を問い直す授業を実施しています。
(岡山市立三勲小学校(中区))
日本の伝統文化である「能」を学び、6年生が岡山後楽園の能舞台で発表する三勲小学校と、日本語・日本文化を学んでいるグロースビュー小学校が、お互いの学習内容や学校生活などについて、動画や写真などを使って交流しています。(岡山市立御休小学校(東区))
御休小学校区にある江戸時代に建設された水門や、大牟田市にある炭鉱などの世界遺産など、地域にある宝物を題材として、ビデオレターなどを使ってお互いに学び合い、交流しています。(岡山市立蛍明小学校(北区))
ユネスコスクール同士の交流として、お互いの学校や地域を紹介し合い、互いに知り合うことを目指して交流を進めました。地域を知ってもらうため、足守の特産品である足守メロンとかほく市の特産品である紋平柿を交換し、その後、手紙やテレビ電話などで交流しています。
(岡山市立福渡小学校(北区))
旭川の地域のつながりで、それぞれの学校の歴史や地域の特徴などを紹介し合うなど、お互いを訪問しながら交流を進めています。
※当コンソーシアムは、平成27年度から平成29年度までの文部科学省「グローバル人材の育成に向けたESD推進事業」を受けて設立されたもので、現在の活動は終了しています。
ESD推進のためのコンソーシアムについて詳しくは下記にお問い合わせください。
岡山市教育委員会事務局指導課
TEL:086-803-1591
メールアドレス:shidouka@city.okayama.lg.jp