岡山市立操山中学校は、岡山市中区にある全校生徒595名※の学校です。
平成26年(2014年)にユネスコスクールに認定されました。※平成29年1月20日現在
史蹟めぐりは、操山中学校が地域に呼びかけをし、中学生だけでなく、地域住民の方も参加する恒例行事です。
小さな子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるように、コースが5つに分かれており、から好きなコースを選ぶことができます。
今回は、操山を登る体力自慢コースを取材しました。300人を超える操山学区の生徒たちと地域住民の方が集まり、史蹟めぐりがスタートしました。
開会式
皆で準備運動
体力自慢コースは10個の史蹟をめぐるコースです。
操山中学校の野球部員はボランティアスタッフとして案内をし、史蹟の歴史や当時の様子などを説明します。瓶井山普門院
禅光寺安住院
参加した地域の方たちは、普段何気なく見ている史蹟の歴史的背景を知ることができ、ガイドを務める操山中学校の野球部員は、自分たちが調べ学んだことを参加者に紹介し、新しい知識を広めていくことができます。
お互いにとって良い経験になる点も史蹟めぐりの特徴です。操山を登ります
史蹟の説明に興味津々
また、史蹟めぐりの途中ではゴミ拾いも実施され、地域の歴史を知るだけではなく、地域の環境問題を考えるきっかけにもなっています。
参加した子どもたちは落ちているゴミが多い現状に驚き、ポイ捨てをやめようというポスターを描きたいと話し合っていました。田舎うどん
うどんを楽しみに参加する方もいます
史蹟めぐりの後は、操山学区の婦人会と子ども会の方たちが作った田舎うどんを食べるのが恒例です。
一緒に歩いて、一緒にご飯を食べることで地域のつながりは、より一層強くなります。史蹟めぐりを通して、地域の魅力を再発見してもらえると嬉しいです。
三世代が楽しめるこの活動を続けていき、操山学区の皆さんが地域をより盛り上げてくれることを願っています。
地域の歴史も、環境問題も学ぶことができるんだね!