2014年のESD世界会議以降、ESDという言葉は多少広がりましたが、まだまだ『ESDってなに?』と聞かれることはよくあります。ESDをもっと知ってもらいたい!と思っている市民と一緒に、ESDの様々な分野を紹介し、まずはその視点をもって活動できる人、生活する人を増やしていこうと平成27年度から講座を始めました。ESDを親しみやすく「食べてE=eat 笑ってS=smile おしゃべりしようD=discussion」と大胆に意訳し、“ESDについて知り、そこに集った人たちが一緒に食べることで笑顔になりおしゃべり(学び)が広がる”をモットーにしています。
子どもから大人まで様々です。子どもは小学生以下が多いのですが、ボランティア活動を通して若い世代にもESDを学んでもらう機会になればと考えて、山陽学園大学や東山中学校、岡大附属中学校などへボランティア協力をお願いしています。
「環境保全」「平和」「多文化共生」など、各分野の学びや体験を通して、ESDについて知ってもらう機会をつくることができました。また、中学生や大学生ボランティアが参加することで、世代間交流にもなり、考え方の違いを知ったり、新たな気づきを得たりすることにもなりました。
一人の一歩がみんなの一歩に広がるように、気づきや学びを次の活動へつなげていくことが、これからの課題です。楽しんで終わりにならないように、「ESDってなに?」から「これもESDなんだね!」と気づき活動できる人が増えることを目指しています。
関心をもたれた方はぜひ一度ご参加ください。企画からのご参加もお待ちしています。お問い合わせは東山公民館まで(電話:086-276-6202)。
5月から12月、平成30年度は全7回実施