あこがれスタイルは、「一人ひとりの価値観があなたと生きる社会を紡ぐコミュニティ」をテーマに、「自分らしさ」と「社会的な自立」を両立したい仲間同士で、人生を応援し合うイベントを開催している団体です。
学生と社会人の交流会をきっかけに設立し、若者中心に岡山、倉敷などで活動しています。
情報化が進む現代、私たちは多様な価値観を持つようになりました。その反面、将来の夢が語れない子どもや、早期離職する若者が増加しています。
時代の変化に合った個性の活かし方を考えることが、社会を良くするうえで重要だと考えています。
大きく分けて、「学び」「交流」「自己実現」の3つの分野で活動しています。団体設立から1年で30回以上のイベントを開催しましたが、その中の一部を紹介します!
「学び」は、プレゼン塾を主としています。自分の思いを発信する経験で自己肯定感を高め、コミュニケーション能力が向上します。ワークや対話を取り入れた経験的教育を重視しています。他には福祉への理解を深める会や就活対策など要望に応じて開催しました。
個人に合わせて、個人がしたいことを実現します
「交流」は、昼活を毎月開催。誰でも気軽にざっくばらんに話せる会で、主に公民館で開催しています。アイスブレイクや研修のツールの一つであるリフレクションカードを取り入れ、初対面でも価値観を共有しやすい工夫を意識しています。
大きなイベントとしては、悩める高校生のために障がい者から経営者まで多様な大人と交流できる会を開催しています。発想法の一つであるマンダラートを使い、夢を応援する対話で熱く盛り上がりました。また、経営者との出会いから就職につながった事例もあります。
高校生がさまざまな大人と意見交換をすることができます
「自己実現」は、やりたいことを実現するお手伝いをします。
虫の研究者を目指す大学生が開催したのは昆虫を食す会。ラジオや新聞にも取り上げられ、小学生からご年配の方まで幅広く楽しめました。他にも障がいのある方と共に気軽に楽しめるスポーツ大会もしました。
昆虫を食す会(上)スポーツ大会(下)
自分で決めて人の役に立ちたい気持ちをちょっとだけ実践する場。その繰り返しがより良い社会を創ると信じて、これからも活動を続けていきます!
倉敷市出身。ぜん息やいじめから生きづらさを抱えて育ち、人間の思考への関心から大学で人工知能を専攻。大学院進学後コミュニケーション教育を学び、様々な活動に関わる中で、「思いを価値にする」という人生の目的を定義。現在は金融機関で働きつつ、あこがれスタイルを運営しています。