「カフェ」と聞くとどんなイメージが浮かびますか?
コーヒーを飲みながら読書したり、おしゃれなマスターがいたり…いわゆる「喫茶店」の風景を思い浮かべる人もいらっしゃるかもしれません。
カフェが生まれたのは1550年代のこと。
その後、ヨーロッパを中心にカフェ文化が広がり、コーヒーを飲みながら楽しく会話する「語り場」として親しまれていたのだそうです。カフェに集まった人々が、居心地のいい空間でゆったりと会話することで、新たなアイデアや考え方が生まれ、そこから当時の文化・政治・思想が育まれました。
第12回のESDカフェはそんな「語り場」をテーマに開催されました。
まず今回のESDカフェでは、岡山市ESD世界会議推進局の友延さんが、「語り場」について紹介されました。
一般的な語り場の流れは次の通り。
学校、公民館、フリースペースなど、喫茶店のようなお店の形にとらわれない空間でも、人が集まって語り合えばその空間は語り場になります。最近では語り合うテーマに沿って、「○○カフェ」と名づけられたイベントも若い人を中心に開催されています。
次に、参加者同士で輪になって、それぞれが「語り場に参加した経験・主催した経験」について話し合いました。友人とおしゃべりを楽しむといった身近な語り場から、哲学をテーマにした語り場まで幅広い経験談が飛び出しました。
その一部をご紹介!気になる方はぜひ参加してみませんか?
さらに、「どんな語り場に参加してみたいか?」、「どんなことについて色んな人と語ってみたいか?」をテーマに、参加者同士で話し合いました。
名前を見るだけでも、どんな語り場が生まれるかワクワクしますね。
他にも、食べものと農業について語り合う「食農カフェ」など、色んなテーマを組み合わせると、語り場はさらに広がっていくのかもしれません。色々な立場の人が豊かな未来をつくるために考え語り合うことが、ESDを実践していくために大切なことでもあります。
5月のESDカフェは、今回生まれたアイデアをもとに開催されます!どんな語り場になるのか今から楽しみですね!
次回のESDカフェは、2014年4月17日(木曜日)午後6時30分より、環境学習センター「アスエコ」にて開催します。いつもおいしいコーヒーを準備してお待ちしています。お気軽にご参加ください。
岡山市ESD世界会議推進局 小西・友延
電話:086-803-1354
電子メールアドレス:miki_konishi@city.okayama.lg.jp