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#97「コノヒトカンプロジェクト~缶詰から始まる物語~」

[2022年1月31日]

ID:38784

活動内容

日本の課題でもある「子供の貧困」と「フードロス問題」の課題解決に向け、一缶でもお腹いっぱいになる「コノヒトカン」という缶詰をSDGsの観点を用いて考案し、子どもたちに届けるために発足したのが「コノヒトカンプロジェクト」です。

この缶詰をどのような想いで作り、沢山の人に関わってもらい、誰に支援してもらったか?ストーリーとともに届けることで、子供たちにどんな大人になりたいか?をみんなで応援できることが大切な役割と考えます。子どもたちに胸を張って『未来に希望を描ける社会』の実現を目指しています。

地域貢献、社会貢献を見える化し、誰にとってもSDGsの活動がより身近なものになること、そしてすべての工程を岡山県内で行うことで、岡山の地域活性化につなげることを目指して活動しています。

コノヒトカンプロジェクトの取り組み1

SDGsの観点から

缶詰の食材の一部はロス食材を使用し、市場に出せない規格外とよばれるものを地元の農家さんや業者さんから買い取って、コノヒトカンを作っています。そうして完成したコノヒトカンは、フードバンクや子ども食堂に届けています。

企業支援を募ることで缶詰のラベルに企業名を入れ、企業が地域貢献に取り組みやすくするとともに、人の顔の見えるコミュニティーづくりを心掛けています。また、子どもたちが自ら料理を作ったり、親との食事の時間を楽しむことができるように、シェフが考案した缶詰を使った様々なアレンジレシピを公開しており、缶詰に付けた二次元バーコードからも見られるようにしています。

このように、コノヒトカンはレシピ開発、食材の仕入れ、調理、製缶、検査、ラベル貼りまで、すべて地域と連携して行っています。

コノヒトカンプロジェクトの取り組み2

ESD活動

当活動の取り組みや写真を提供することで小学5年生の授業をサポートしたり、また、岡山高校の2年生がSDGs探究活動として取り組んでいるお米づくりと当プロジェクトで協働して活動の成果発表を行うなど、小学校や高校の授業とも連携しています。

コノヒトカンプロジェクト 代表 三好千尋さん

三好千尋さんの写真

コノヒトカンプロジェクト代表/Dear...ネイルサロン経営

岡山県でネイサロンを経営。コロナ禍をきっかけに、飲食店を集めてお弁当を販売する場所を提供する、倉敷居酒屋マルシェを企画。その中で感じた「フードロス問題」「貧困問題」の課題解決に向け、一缶でお腹いっぱいになる缶詰をSDGsの観点を用いて考案し、コノヒトカンプロジェクトを発足。「コノヒトカン」をきっかけに、大人も子供も顔の見えるコミュニティーで繋がり、一緒になって地域を動かせる活動を目指している。

次の執筆者さんからのメッセージ!

つしまみんな食堂 代表 前田泰史さん

昨年12月には「コノヒトカン」を「つしまみんな食堂」へ寄付していただきありがとうございました。子育て家庭からも「おいしくいただきました」と大変好評でした。「コノヒトカン」に込める皆さんの思いや、広く地域と連携して取り組んでおられる様子などを知り、自分たちの活動を振り返る機会にもなりました。「つしまみんな食堂」で一緒に調理する機会が延期となりましたが、今後も皆さんの活動に刺激をいただきながら、つながりを大切に、共に取り組みができる機会を楽しみにしております。

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