2022年8月23日(火曜日)にイオンモール岡山1階未来スクエアにて「未来わくわくSDGsフェスタ~今日からはじめるSDGs~」が開催されました。
このイベントは、SDGsに関するステージやワークショップを通じて、SDGsについて楽しく学べるイベントです。
ステージでは、各市町のキャラクターによるSDGs宣言や美作大学のヒーロー「地域貢剣ミマダイン」によるSDGsヒーローショー、岡山大学ダンス部による「ぼうさいPiPit!ダンス」、池田動物園の職員によるホワイトタイガーやマゼランペンギンなどの生物多様性と私たちの暮らしのむすびつきを学べるおはなしなど、様々なステージイベントが行われました。
各市町のキャラクターがメッセージを披露
どうぶつのクイズを交えて楽しいおはなし
また、会場では海ごみを使って自由にオブジェを作るアートクラフト、誰もが楽しめるボッチャの体験など、参加者が体験しながらSDGsを考えることのできるワークショップや持続可能な商品を集めた展示、SDGsパネル展などが行われました。
子どもも楽しめるボッチャ
持続可能な商品もたくさん
出張!miniハブラボのブースではありがとうファームの方を講師に、廃材をリサイクルして自分だけのアート作品をつくっていました。廃材は地元企業や木材市場などから提供された端材や布などをリサイクルしたものです。本来は捨てられている廃材をリサイクルすることによって、工作を楽しみながら環境について考えるきっかけになっています。
また、ハブラボでは普段から無人島の漂流物を使ったアートづくりや路面電車のペーパークラフトを線路で走らせるなど、様々な取組みも行っています。
最初は廃材を前に何をつくろうかと少し戸惑っていた子どもたちも、たくさんの廃材を集めながら考えているうちに楽しんで工作をしている様子でした。子どもらしい自由な発想で、自動車や家など様々なものを飾り付けながら作成していました。
別のブースでは染織工房の方を講師に、みつろうラップづくりのワークショップを行っていました。
みつろう(蜜蝋)ラップとは、溶かしたみつろうをコットン生地に浸透させてつくった、繰り返し使える環境にやさしいラップです。包むときの手の体温でみつろうを柔らかくして使います。冷蔵庫で冷やすとみつろうが固くなり、食材を保護することができます。
ワークショップでは、まず、色とりどりのコットン生地の中から自分の好きな生地を選びます。生地を選んだら満遍なくみつろうを塗って、乾かしたら完成です。短時間で簡単につくることができるので、当日は子どもたちを中心に様々な年代の方が体験していました。
ステージでは、高校生によるSDGs取組発表も行われました。
参加校は岡山県立岡山一宮高等学校、岡山県美作高等学校、岡山学芸館高等学校、岡山県立岡山南高等学校の4校です。
高校生の発表の様子
各高校とも工夫を凝らした発表が行われ、岡山一宮高等学校の発表では、フードロス削減の観点から、食べ残しを持って帰ることのできるドギーバッグの開発を他の高校と協力しながら行っている様子を発表しました。
参加した子どもたちは、
「ゴミと思っていたものが、工夫するとかわいい飾りになった」
「みつろうラップのことを初めて知って勉強になった」
「SDGsについてもっと知ってみたい」
とイベントを通じてSDGsへの関心が深まった様子でした。
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
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