NPO法人リトル・サンは、障害のある方及びその家族等サポートに関わる人に、ヨガを中心とした定期的な運動(動く事)の機会・場とプログラムの提供をしています。運動を通して当事者の自主性・主体性の向上を図り、自己実現を含めた当人らしい生き方を応援する事を目的として活動しています。
当法人には、様々な障害を持っている会員が多数在籍しています。
今回は、「重度重複障害児(者)を対象とした運動」に重点を置き、医療的ケアが必要な方々が参加可能なアダプテッド・スポーツに関する安全対策やボランティアサポーターの充実などの体制作りについて学びたいと思い、「HBGはなまるキッズ」を視察しました。
他団体での取り組みを参考にし当法人に取り入れることで、より多くの方に安心して活動に参加・継続してもらえるのではないかと考えました。
2024年11月23日、広島市立特別支援学校にて、「HBGはなまるキッズ」に参加しました。
移動手段として、在来線・新幹線・介護タクシーを利用しました。
当日に安全かつスムーズに運営できるよう、指導者による様々な工夫がありました。
今回、あえて一緒に視察に行くメンバーに全盲・身体知的重複障害・重度肢体不自由のユースを選んで「HBGはなまるキッズ」に参加しました。重度障害のあるユース自身にとって、他団体が提供しているヨガとは違う運動を体験することが非常に貴重であることはもとより、実際に体験する様子を私や同伴者が観察することで得た学びを当法人の発展に活かしたいと考えたからです。
家族や密な支援者以外、切実に折れ曲がった体や、全盲で喋れないうえ寝たきりの人を扱う場合、ほとんどの人は目の前の「この人」に対し『できること』より『できないこと』の想像をすると思います。
むしろ、『本人ができないこと』より『周りの人が、しない方が安全と判断する』とか『なにかあったらいけないからやらない』と、本人の意思とは関係ない消極的な判断をされることも少なくない中、「HBGはなまるキッズ」での体験は、【対象者の状態に応じてルール・用具・指導法を工夫し、重い障害があっても楽しめるアダプテッドスポーツ】という、参加者主体の新しいスポーツ体験でした。日頃、ヨガという物静かでゆったりとした運動を行っているユースメンバーにとって、「HBGはなまるキッズ」に用意されていた遊具体験はどれもが刺激的で、言葉を持たないメンバーの表情や体の動きから、全ての遊具を楽しんだことが伝わりました。
このように参加者に活動を心から楽しんでもらうには、サポーターの充実や当日が安全かつスムーズに運営されること、参加者が安心して参加出来ることが必要であると改めて感じました。
障害者が健常者と同じく運動の機会を得られ、地域の中でイキイキと健康作りに取り組める社会を目指し、健常者と障害者の交流機会を増やす努力をしながら、活動を続けていきたいと思いました。
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