[2018年7月31日]
ID:2323
平成30年7月豪雨の被災地での取り組みなどについて、随時レポートをお送りしています。
7月28日(土曜)、東区竹原にある上道公民館に設置された東区災害ボランティアセンターを訪れました。センターから近い平島地域では市内でも特に被害が大きく、連日多くのボランティアの方にご参加いただいています。
ボランティアセンターには、グループでの参加も多く、この日ご参加いただいた「岡山大学災害ボランティア支援センター」の方々に取材をさせていただきました。
岡山大学では、豪雨災害の発生直後より教職員や学生の方々から、何か支援に協力できることがないか、という声が多く、早い段階で全学を対象にした支援センターが立ち上げられたそうです。同センターは、日本財団学生ボランティアセンターとの連携により活動を行っており、立ち上げ直後から全学に向けたポスターやメールによる広報活動を実施したところ、この日は試験期間中にも関わらず、ボランティアバスにより17名の教職員と学生の方々にご参加いただきました。
具体的な当日のボランティア活動としては、現地で活動するボランティア団体「Take Action」さん・岡山医療生協さんと一緒になって、荷物の運び出し、庭の泥かき、ニーズ調査などを実施。台風が接近していたこともあり、普段より若干短い13時まで活動に汗を流したそうです。
実際に各戸を訪問してニーズ調査などのボランティア活動を行った中で、ご高齢の住民の方々などにサポートを必要とする方も多いことも感じられた、とのことでした。また、学生からも「テレビで映るような支援だけでなく、さまざまな支援を続ける必要があることがわかった」「災害前、中、後といずれの時点でも正確な情報が欠如しており、情報提供が大事と思った」など、実際に現場での活動を経てさまざまな感想を抱かれたようです。
取材にご対応いただきました岡山大学の皆様、また、この日も多くご参加いただいたボランティアの皆様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました(岡山市広報広聴課)。
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