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新さんかくプランの内容(基本目標2)

[2010年4月12日]

ID:5432

基本目標2 性別にかかわらず、多様な生き方を認め合えるあたたかいまちの実現

  • 固定的な性別役割分担を解消し、男女が個性と能力を十分発揮し、男女ともに多様な生き方が選択できるまちの実現をめざします。
  • 男女がそれぞれに家庭、職場、地域において調和のとれた活動ができるまちの実現をめざします。
  • 男女が互いにそれぞれの身体の特徴を十分に理解しあい、生涯を通じて健康な生活ができるまちの実現をめざします。

市民の取組

  • 「男だから、女だから」という考え方にとらわれないで、「自分らしく」生きることができるよう能力や意欲を発揮しましょう。
  • 家事、育児さらに介護にあたっても、自分にできることを見つけて、性別にかかわらず、家族の力を合わせて行いましょう。
  • 男性も、仕事だけでなく家庭や地域の活動にも参加しましょう。
  • 健康であることはすべての人の願いであり、自らの健康は自らが守るとともに、男女の体の特徴を理解し合い、互いに尊重しましょう。

事業者の取組

  • 採用や昇進等にあたっては、性別の違いでなく、一人ひとりの能力等に基づいて行い、男女がともに活躍できるようにしましょう。
  • 育児・介護・学校行事、さらに地域活動等のための休暇が、性別にかかわらずとりやすい職場づくりに努めましょう。
  • 従業員の健康づくりに力を入れるとともに、特に、妊娠中や出産後の女性の従業員の健康の保持には、十分な配慮を行いましょう。

市の取組

重点目標3 固定的な役割分担の解消

施策の方向性1 男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し
具体的施策施策の内容
地域・家庭・職場における固定的な性別役割分担意識の是正のための啓発さんかく岡山や公民館等での講座に加え、各種地域団体・事業者と連携した取組などにより、固定的な性別役割分担の解消について市民の理解を深めていきます。
食の問題に対する男性の関与の促進望ましい食習慣や知識が習得できるよう広報や講座を展開するさいに、これまで女性の役割と見なされがちであった食に男性も関わるよう啓発を進めます。
苦情や相談を通じた市政の見直し男女共同参画社会の形成に影響を及ぼすと認められる施策に関して、市民から苦情の申し出があったときは、男女共同参画専門委員会に諮って、制度や運営の改善に努めます。
男女共同参画相談支援センターや福祉事務所の相談事例の中に潜在している市民ニーズを、男女共同参画専門委員会への諮問・答申を経て把握し、市の制度や運営の改善に反映させるよう努めます。
施策の方向性2 労働の場における男女の均等な機会と待遇の確保
具体的施策施策の内容
男女共同参画の視点を入れた入札制度の検討市の入札制度に、各事業者における男女共同参画の進み具合を反映させる仕組みづくりについての研究・検討を進めます。
男女雇用機会均等法、パートタイム労働者や派遣労働者に関する関係法令の周知男女雇用機会均等法などの法令について広く情報提供を行うとともに、事業者への出前講座においてその内容を紹介するなど、法令の趣旨の周知を図ります。
農林漁業従事者、農林漁業関係機関・団体への意識啓発固定的な性別役割分担意識とそれに基づく慣習・慣行を改め、女性の役割を適正に評価するための啓発を積極的に行います。
施策の方向性3 女性の参画の少ない分野における対策の推進
具体的施策施策の内容
まちづくり・防災分野などにおける女性の参画の拡大まちづくり・防災分野などでの固定的な性別役割分担意識を見直し、女性消防団員の増加を図るなど、女性の参画を進めます。
若年層における理数分野への興味の拡大若年層の女性が将来の進路選択において、科学技術分野への選択がしやすくなるよう、学校教育・公民館講座等を通じて理数分野に関する興味や理解の拡大に努めます。
施策の方向性4 男女共同参画の視点に立った広報・情報提供の促進
具体的施策施策の内容
男女共同参画の視点からの市の広報ガイドラインの活用市職員に広報ガイドラインを周知し、男女共同参画の視点に立った広報や刊行物の作成に努めます。
多様な媒体を通じた広報・啓発活動の推進広報紙などの紙媒体や、ラジオ、テレビ、インターネットなど音声・映像媒体の活用、男女共同参画に関するCMの作成・放映等により、広く市民に男女共同参画の周知を図ります。
市民意識・実態調査の定期的な実施定期的に市民意識・実態調査を行い、男女共同参画社会の形成状況と市民ニーズの把握に努め、基本計画や施策の策定の基礎資料とします。
男女共同参画社会の形成に資する統計情報の収集、整備、提供男女共同参画社会の形成状況を把握できる統計情報の収集、整備を行い、的確に市民へ提供します。
個別的、専門的な調査を実施し、収集・整備した統計情報を市民へ提供します。

重点目標4 家庭生活とその他の活動との両立

施策の方向性1 多様なライフスタイル(仕事と育児の両立を含む)に対応した子育て支援策の充実
具体的施策施策の内容
保育サービスの充実保育所の定員増と特別保育(延長保育・一時保育・休日保育)の一層の充実を図ります。
放課後児童対策の充実放課後児童クラブの児童数増への対応、施設改善など一層の質の向上を図ります。
父親の家事や育児への参加の支援・促進家庭において男性が家事・育児・介護に参加することを促進するため、各種講座・教室等を開催します。
地域の子育て支援体制の充実保育所の地域子育て支援センター・児童館の運営、市立幼稚園の施設開放など地域の子育てを支援します。
子育てに関する相談支援体制の充実子育ての孤立化や不安を解消するため、パパママスクールの実施、家庭児童相談室の運営など支援の充実を図ります。
育児休業等の制度の定着促進事業者に対し育児休業制度の周知を図り、出産・育児等を支援する職場環境づくりに向けた啓発を進めます。
施策の方向性2 仕事と介護を両立するための支援
具体的施策施策の内容
介護保険事業の推進介護保険制度を利用することにより介護負担の軽減を図るとともに、地域包括支援センターを中心に高齢者の生活支援に努めます。
介護休業等の制度の定着促進事業者に対し介護休業制度の周知を図り、介護休業制度を利用しやすい職場環境づくりに向けた啓発を進めます。
地域の介護支援体制の充実市民相互の支え合い・助け合いにより行う住民参加型の在宅福祉サービスの整備に努めます。
施策の方向性3 家庭生活と地域活動を両立するための支援
具体的施策施策の内容
男女の地域活動への参画の促進ボランティア育成講座等の実施により、性別にかかわらずボランティア活動等地域活動への積極的な参加を促すための学習機会の充実を図ります。

重点目標5 性と生殖の健康と権利の確保及び生涯を通じた健康支援

施策の方向性1 性と生殖の健康と権利(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)に関する理解の促進
具体的施策施策の内容
女性の健康問題への取組についての気運の醸成子どもを産む性としての女性の身体の特性を踏まえ、生涯にわたる女性の健康問題について広く市民に啓発を行います。
学校における性教育の充実性と生殖に関して健康であることの重要性を理解し、自分自身を大切にするとともに、相手の心身の健康についても思いやりを持てるよう、発達段階に応じた性教育の充実を図ります。
性に関する学習機会の充実家庭で性について語り合える環境をつくるため、大人が性について見つめ直すことのできる機会を充実します。
施策の方向性2 生涯を通じた健康づくりに対する支援
具体的施策施策の内容
相談体制の充実思春期に特有の健康問題に関する相談に応じ、健康の保持増進と性意識の健全育成を図ります。
健康問題について、女性が気軽に相談できるような体制の整備や雰囲気づくりに努めます。
健康づくりのための知識の普及啓発男女がともに生涯を通じて健康に過ごすために、男女に共通した健康問題や男女それぞれに特有の健康問題について理解を促進するとともに、運動する習慣が身に付くよう普及啓発を図ります。
施策の方向性3 健康をおびやかす問題についての対策の推進
具体的施策施策の内容
HIV/エイズや性感染症に関する教育の推進と予防のための啓発学校教育・社会教育・出前講座を通じて、エイズや性感染症について正しい理解を促し、予防する知識の普及を図ります。
薬物乱用防止教育の充実教職員を対象とした薬物乱用防止研修会の実施や薬物乱用防止キャラバンカーの派遣等により、薬物乱用防止についての理解を深め、教育の充実を図ります。
「こころの健康づくり」の推進心の悩みは、自殺、うつ、摂食障害などの形で健康を損なう場合もあることから、心の悩みを気軽に相談できる体制を整備するとともに、「こころの健康づくり」について情報提供を行います。

お問い合わせ

市民協働局市民協働部女性が輝くまちづくり推進課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1115 ファクス: 086-803-1845

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