添付ファイル
皆さんおはようございます。
本日はまず、県庁通りの将来像のイメージと今年度の「ホコテン!」の年間スケジュールについてお知らせをいたします。
まちなかの魅力と賑わいづくりを目指し、平成27年度、平成28年度と県庁通りにおいて回遊性向上社会実験を行ってまいりましたが、このたび県庁通りの将来像のイメージ図を作成いたしましたので公表させていただきます。
現在、社会実験の結果をもとに沿道事業者や地元町内会、警察等との協議を進めているところですが、協議の中で沿道事業者、また住民の皆さんから一車線化してにぎわうイメージが湧かないといった声があったことから、県庁通りの将来像をビジュアル化することで率直な意見をいただきたいと思い、イメージ図を作成いたしました。
資料1の県庁通りの将来イメージ図をごらんください。
歩道を拡幅することにあわせて車道を1車線化し、自転車、走行空間を確保しております。歩道には街路樹やベンチなどを配し、さらに沿道の民地の一部が歩道と一体になって利用され、人々が集い、ベンチでくつろいだり、お話に興じたり、家族連れなどが木立の間を町並みを見ながら楽しそうに歩くなど、思い思いの過ごし方ができる様子をイメージしたものとなっております。
ここにパネルを用意させていただいていますが、こちらがどちらかっていうと、初夏ですね。こちら側が冬のイルミネーションがきれい。少しこの道路、若干蛇行してるでしょ、こちらもそういうイメージ。これは蛇行させることによって車の速度を抑える。そして、人々が歩いて楽しむという、そういう状況を醸し出しているところであります。
先ほど言ったように、歩道部分、自転車道の部分、そしてここがちょっとセットバックしてますから、ここが民地の部分になるんで、こういう姿にはすぐになるかどうかっていうのはちょっと別でありますけれども、次第にこういうふうになっていって、歩いて楽しむ、東西方向の人の流れがより増えていくんではないかっていうようなことを意味しているものでございます。
今後、このイメージを持って、沿道事業者や地域の皆様などから意見をいただき、県警と交通の安全面などの協議を行っていきます。あわせて、人優先のまちづくりを進める県庁通りへの関心を高め、魅力あるまちづくりを進めるためにセミナー等の開催を通じて、歩いて楽しい県庁通りの実現に向けて具体的な検討を進めてまいりたいと考えております。
続きまして、西川緑道公園筋での歩行者天国について説明いたします。
先日、3月19日に開催された歩行者天国では、天候もよく暖かかったため、資料もつけさせていただいておりますけれども、歩行者通行量が3,166人ということで、単独開催としては最も多い方にご来場いただくことができました。市民主体の実行委員会により初めて企画運営していただいたわけですが、おおむねスムーズな運営ができたんではないかなというように思っております。私も当日会場に伺いました。人工芝に座られたり、またハンモックで横になって会話をされたりと、思い思いのくつろぎ方で楽しんでいらっしゃるように見受けられました。
次に、今年度のスケジュールについてですが、今年度からは実行委員会が主体となって「ホコテン!」と銘打って定期開催することとしており、このたび資料3の実施概要のとおり実行委員会で決定いたしました。「岡山市民の日」直近の6月4日、日曜日を皮切りに春夏秋冬の季節を通じて計5回実施する予定でございます。民間ならではの自由な発想力で魅力的なものになることを期待しております。
続きまして、平成28年度岡山市コンベンションの開催状況についてご報告いたします。
今までは平成26年度が最も多かったんですけれども、それを超えまして開催件数339件、参加者数18万7,175人となっております。この要因ですが、一つは昨年夏等に開催されたさまざまなスポーツ大会の増加が要因となっております。そのほかにも民間の主体のコンベンションも多く行われましたし、また岡山市が主催する「第78回全国都市問題会議」、「第18回日中韓3か国地方政府交流会議」、「第17回介護保険推進全国サミット」が相次いで開催されたことなども増加要因と考えられております。これまでおかやま観光コンベンション協会や岡山コンベンションセンターとともに地道にコンベンション誘致活動を行ってきた成果があらわれているんではないかと思っております。
今後、今年度予算でコンベンション開催補助金を拡充いたしましたが、こういったこともPRしながら従来の推進体制の下、コンベンションの地元主催者との関係も強化し、国際会議を含むコンベンションのさらなる誘致・開催支援に取り組んでまいりたいと考えております。
続きまして、「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法」に基づき「岡山市国土強靱化地域計画」を策定いたしましたのでお知らせいたします。
この計画は、市民の安全・安心を確保するとともに、人命を守ることを最優先に、また地域社会が致命的な被害を受けることなく迅速に回復できるよう強靱な地域を確立することを目指し、岡山市の地域特性に即した取り組みを総合的かつ計画的に推進するためのものであり、強靱化に資する市の個別計画等の指針となるものであります。建築物の耐震化などのハード事業や訓練、防災教育などのソフト事業を実施するとともに、自助、共助、公助の適切な組み合わせによって地域の強靱化を計画的に推進していきます。特に岡山市では自然災害が比較的少なく、市民の防災意識があまり高いとは言えないことによる避難行動の遅れや、温暖な気候に恵まれた「晴れの国」という立地から降水量が少ないため異常渇水等により用水の供給が途絶することなどをリスクとして計画に盛り込んでいるところであります。
この計画はおおむね5年ごとに見直すこととしておりますが、「岡山市第六次総合計画前期中期計画」の終期に合わせて調整することとし、当初の推進期間は平成29年度から4年間といたします。今後は毎年度進捗状況を確認し、PDCAサイクルを繰り返しながら計画期間中であっても必要に応じて施策や指標の見直しを行い、地域の強靱化を確実に進めてまいります。
続きまして、「えきバス時刻表」の表示内容のリニューアルについて申し上げます。
このリニューアルは、岡山駅東口広場などの「えきバス時刻表」に市内のバス事業者4社が始めたバスロケーションシステムによる発車予測時刻を一元的に追加表示するもので、バスの利用者がよく抱いております、自分の乗りたいバスがいつ来るかわからない、いつ発車するかわからないといったバス待ちのストレスや不安を解消しようというものでございます。
それでは、リニューアルいたしました時刻表を具体的に説明いたします。
お配りした資料をお出しいただきたいと思います。
一番大きく変わった点は発車までに見込まれる時間を表示できるようにしたことです。
資料の1枚目、中央画面を見てください。現在時刻8時55分、例えば、この市役所方面の直近のバスでは、定刻では3分後の8時58分発となっておりますが、実際少し遅れているということで、発車時間は「あと5分」と表示しているところであります。
また、昨年4月に東口広場のバス乗り場を方面別に再編したことから、後楽園、県庁、市役所などの方面ごとにレイアウト変更するとともに、後楽園方面、岡山城方面にはそれぞれの写真を掲載し、文字サイズの拡大、主な情報の英語表記も行っております。あわせてスマホ版でも同様の改良を行っており、東口広場などのデジタルサイネージより詳細な情報を掲示しておりますので、ご活用いただければと思います。これらの活用によって普段利用されている市民の方、また岡山を観光等で訪れる方にもよりわかりやすく快適にバスをご利用いただくことができるんではないかなと思っております。
続きまして、今後予定しております国際交流に関する案件を3件申し上げます。
まず、新竹市の政府視察団の来訪についてですが、4月19日から22日の日程で国際友好交流都市である台湾・新竹市から林智堅市長を団長とする視察団22名が岡山市を訪問されます。岡山市では、岡山駅西口再開発と路面電車等について視察を行われると聞いております。一層の友好を深めさせていただきたいと思っております。
2つ目は、中国・洛陽市への副市長の訪問でございます。「第35回洛陽牡丹文化祭り」参加について招聘を受け、4月19日から21日の予定で佐々木副市長が洛陽市を訪問いたします。これにより洛陽市とのさらなる友好が深められればと考えております。
最後に、アメリカ・サンノゼ市への訪問でございますが、サンノゼ市とは1957年に姉妹都市を締結いたしまして、本年5月で60周年を迎えます。そこで、この60周年を記念して4月21日から27日までの日程で「岡山市民友好親善訪米団」を派遣し、私も団長としてサンノゼ市を訪問いたします。今回、私どもの訪米団のほかにも、岡山市議会、岡山商工会議所、岡山学芸館高校和太鼓部の方々による訪問団もサンノゼ市を訪問され、一緒に60周年を祝う予定としており、本日午後から結団式を行います。現地ではサンノゼ市主催の歓迎式典などに出席するとともに、今回の特色として、「日系祭り」において訪米団に参加いただく市民の方にもご協力をいただき、日本文化を紹介するブースを出展いたします。これらの交流を通して両市の絆を再確認するとともに、友好交流を深めてまいりたいと考えております。
今回の訪問に当たっては、「岡山市・サンノゼ市姉妹都市締結60周年念事業実行委員会」を立ち上げ、「60年続く絆を再確認し、発展的交流に向けて新たな一歩を刻む」というスローガンを掲げ、さまざまな分野での交流について検討してまいりました。9月には岡山大学とサンノゼ州立大学によるサイバーセキュリティーとビッグデータ分野の共同研究に関するシンポジウムを岡山市で開催するなど、新たな交流事業も予定しています。
最後に案件ではございませんが、おかやまマラソン2017の募集についてお知らせいたします。
今年11月12日に開催されます、「おかやまマラソン2017」でございますが、4月12日からいよいよランナー募集が始まります。マラソンの定員は1万5,000人と変更はありませんが、ファンランについては、定員を200人増やして1,200人といたします。コースについても変更し、スタジアムをゴールとするとともに、距離も5.6キロメートルへ延長します。皆さん是非申し込みをお願いいたします。
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: (広報担当)086-803-1024 (広聴担当)086-803-1025 ファクス: 086-803-1731