添付ファイル
本日は、まず最初に2件の企業誘致が決定いたしましたのでご報告いたします。
まず初めに、中四国支店の誘致決定についてですが、岡山市本社・中四国支店等立地推進事業補助金を活用し、医療事務業務受託の最大手で全国ネットワークを武器に介護分野に関しても民間シェアの首位である株式会社ニチイ学館が中四国支社を5月15日、北区本町6-36第一セントラルビル8階に開設いたしました。
このたび開設した中四国支社は、岡山支店、また広島支店、高松支店と中四国内の12の支店等の統括機能を持つものであり、今までは西日本支社、大阪市で近畿及び中四国エリアの統括を行っていたものですが、中四国エリアの営業強化を図るため、今回岡山市に支社を開設したものであります。
この開設に伴いまして、新たに22名の常用雇用者が見込まれております。なお、今までこの補助制度による中四国支店等の立地は8件目になるんですが、今までは中四国を営業範囲とする広域的な営業拠点を岡山市に立地しようとするものでした。今回は、今申し上げましたように、12の支店を統括する機能のある支社の立地であり、これは平成26年度のこの制度創設以降、今回が初めてとなるものであります。
次に本社機能の誘致決定ですが、岡山市本社・中四国支店等立地推進事業補助金制度を活用し、金属加工品製造や計測評価機器開発などを行う株式会社山本金属製作所が、市内に研究開発センターを新たに増設することを決定されたのでご報告いたします。
山本金属製作所は、市内に重要な研究開発拠点を既に立地していただいているところで、そこでは企業の核となる精密加工技術及び計測評価技術の研究開発が行われていますが、新たに研究開発センターを増設することでさらなる拠点強化を行い、技術の発展を図るものとお聞きしております。
今回の増設に伴う固定資産投資額は約1億7,000万円、新たに6名の常用雇用者の採用が見込まれております。岡山市は今後も引き続き中四国、さらには西日本圏域の拠点都市として岡山市への企業の立地を推進してまいりたいと考えております。
続きまして、岡山まるごと健幸ポイントプロジェクトについてお知らせ申し上げます。
ここに出ておりますけれども、日々の歩数や健康受診などに応じてポイントを付与することにより、多くの市民の健康づくりを促すことを目的とした岡山まるごと健幸ポイントプロジェクトの参加者を募集します。従来の健幸ポイントプロジェクトは、平成26年度から平成28年度まで国の補助金を活用した実証実験として行った結果、参加時からの歩数が約2,000歩増加したり、BMIが改善するなどの効果が得られました。この効果を市民の皆様に広めていくために、今年度は国の地方創生推進交付金を活用し、参加者を5,000人に増やして実施いたします。
そのほかの変更点として、まず幅広い年代の方に取り組んでいただくために対象年齢を40歳以上から35歳以上に下げ、職場で参加できるよう法人枠も新設いたしました。また、活動量計を差し上げるだけでなく、活動量計以外に専用スマートフォンアプリでも計測できるなど、参加しやすい工夫を加えています。
インセンティブとしてのポイント上限は2,400ポイントに下がりますが、ポイント以外にダブルチャンスとして民間企業からの協賛金、協賛品などを取り入れ、多彩なものとしております。募集期間や申込方法など詳細は添付のチラシをごらんください。運動しようという思いがあるのにできていない、運動を始めてみたものの続かないという方もこの機会にポイントをためながら楽しく健康づくりに取り組んでいただければと考えておりますので、友達や職場の同僚をお誘い合わせの上、多くの方の参加をお待ちしております。
次に、開催が迫ってまいりました「第12回食育推進全国大会inおかやま」についてお知らせいたします。
平成29年、この6月30日金曜日、そして7月1日土曜日の2日間、大会テーマを「食育は人づくり!みんなでええ『食』を次世代へ~桃太郎のまち岡山から未来へつなげる食と健康~」ということとして、岡山コンベンションセンターとジップアリーナ岡山で開催いたします。
両会場では、全国から行政関係団体や企業、学校、ボランティア団体など約150団体の出展をいただき、食育に関する各団体の取り組み事例の紹介展示や体験イベントが実施されます。事前申し込みが必要な公演やシンポジウムでは、多数の申し込みをいただき抽選を行ったプログラムも既にございます。こちらは参加証が必要ですが、当日は入場無料で料理や栄養測定などが体験でき、展示やキッチンステージをごらんいただくことができます。屋外では県内グルメの飲食販売も多数あり、大会限定のオリジナル米粉パンやジェラートの販売など食を楽しむイベントとなっているところでございます。是非ご参加をいただければと思います。
次に、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」への参加についてお知らせいたします。
岡山市は7月1日から「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」に参加いたします。このプロジェクトは東京都オリンピック組織委員会や環境省の実施事業で、家庭にある使用済みの携帯電話、スマートフォン、デジタルカメラなどの小型家電を全国から集め、含有されている金属で東京オリンピック・パラリンピックで使用する約5,000個のメダルをつくるという国民参加型プロジェクトであります。
岡山市では既に平成27年1月から小型家電を拠点回収しリサイクルしておりますけれども、この7月1日以降の回収分からはメダル材料となる品目を選別し、プロジェクトに提供していきます。市内の回収場所として、各市役所と市施設8カ所、電器店など小型家電リサイクル協力店105カ所の計113カ所で受け付けます。メダル材料として提供する小型家電は、携帯電話、デジタルカメラ、ポータブルビデオカメラ、携帯音楽プレーヤー、携帯ゲーム機、ポータブルカーナビ、電子辞書、電卓、これらに附属のACアダプター・ケーブルになります。ご家庭で使われなくなった小型家電がありましたら、材料提供という形ではありますが、是非東京オリンピックに参加してみられたらどうかと思います。なお、メダル材料とはならない品目の小型家電もご家庭にありましたら、金属資源としてリサイクルしていきますので、この機会にお持ち込みをいただければと思います。
以上が予定された案件でございますが、1点、政令指定都市の市長会からの提言についてお知らせいたします。
この市長会では、3つの部会を設置しているところでありますが、私はその中の一つであるまちづくり・産業・環境部会の部会長を拝命しているところでございます。昨年12月のまちづくりに続き、産業に関する国への政策提言について、先月23日に広島で開催された市長会議において議論を行い合意が得られましたので、7月4日にこの市長会を代表し内閣府、文部科学省、スポーツ庁、経済産業省、観光庁に対して提言を行っていく予定でございます。
地方創生に向けて日本を牽引していく指定都市の役割を果たすため、スポーツビジネスの成長化に向けて有望産業であるスポーツビジネスを通じて地域経済の活性化を図れるようスポーツコミッションへの支援や、スタジアム、アリーナ整備等に関する支援について、また東京一極集中是正に向けて東京23区以外での創業、第二創業を後押しする税制に関する優遇措置等について提言を行ってまいりたいと考えております。
私からは以上です。
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