平成26年11月13日@岡山市勤労者福祉センター(北区春日町)
第2回岡山っ子育成条例推進会議を開催しました。
この会議は、市民協働で行う「自立する子ども」の育成の在り方について、家庭・学校園・地域社会・事業者の代表者が集まり、皆で考えていくもので、今期(平成25年度・26年度)は、「家庭の教育力向上」をテーマに協議を進めています。
家庭・学校園・地域社会・事業者のそれぞれのグループに、こらぼミーティングとして教育委員や事務局職員も参加し、家庭の教育力向上を支援するために各団体が行った取組の様子や成果について、また、取組を進めていく上で課題となっていることにはどういった背景があるのかなどについて意見交換を行いました。
「人とつながるのがわずらわしと思う世帯が増えているのでは」といった意見や、「子どもが行ったことを、大人がきちんと評価してあげることが必要」「親自身が学ぶ楽しさを知らないのでは」「なぜ、地域の集まりなどに参加しなければいけないのかを、きちんと説明する必要がある」といった意見など、今後、取組を改善し、より充実したものとしていく上で貴重な発言が多くありました。
次回の会議では、協議の中で出てきた背景や課題を踏まえ、今後の取組の工夫についてさらに協議していく予定です。
意見交換の様子
出された意見を付せん紙を使って整理・分類
平成26年10月28日@教育委員室
10月教育委員会定例会を開催し、2件の議案について審議・可決しました。
第27号議案の「平成26年度岡山市文化奨励賞受賞者の決定について」では、学術部門および芸術部門でそれぞれ1団体の受賞者を決定しました。
事業報告の中では、9、10月に行われたこらぼミーティング(校園長会代表者との懇談会、放課後学習会)について質疑があり、「各学校の取組や現場の声を聞く機会を充実させた方がよい」といった感想とともに、今後の課題として、「現場で行われている様々な取組を知ることで、全体の問題解決にどうつなげていくか」、「教育委員会や学校が行っている取組をどう情報発信していくか」について考えていく必要があるといった意見が挙がりました。
平成26年10月21日@文部科学省(東京都)
地方教育行政功労者として、岡山市の山脇健教育長が表彰されました。
この表彰は、地方教育行政の充実発展に尽力し、その功労が特に顕著な教育委員会の委員の方を文部科学大臣が表彰して、その功に報いるというものです。
平成26年10月8日@上道中学校
今回訪問したのは、岡山市立上道中学校です。上道中学校では、基礎学力の定着を目指し、毎週水曜日の放課後に全校を挙げて学習会「Step Up Time」を実施しています。この学習会では、地域のボランティアの方5名が指導者として活躍しており、今回は、教育委員も一緒になって、生徒たちへの個別支援を行いました。
学習会後には、生徒やボランティアの方、先生方と意見交換を行いました。ボランティアの方からは、「やっていくうちに、生徒の表情が変わってきた」「自分自身の勉強にもなる」「子どもと関わって自分も元気になる」という話、また、先生からは、「個別の生徒たちへの細かな支援を充実させるためにも人手がほしい」「どこでつまずいたかを見極めることが大事。そうなると、中学校だけの問題ではなく、小中の連携が必要となる」という話、また、生徒からは、「(この学習会があって)よかったと思っている」という話など、取組についての様々な意見を聞くことができました。
教育委員会としては、今回の上道中学校のような各学校園での工夫した取組を市全体に紹介し、広めていきたいと考えています。
平成26年9月30日@教育委員室
9月教育委員会定例会を開催し、2件の報告案件について承認、1件の議案について審議・可決しました。
第26号議案の「平成27年度以降の土曜授業の方針について」では、平成25年度から、年間3日以上、1日あたり3時間(4時間以上も可)で試行している土曜授業について、来年度の方針案を提示し審議を行いました。
委員からは具体的な授業内容や活用事例、土曜日の授業によって得られた効果、3日以上にする場合の課題などについて質疑があり、さまざまな視点から審議を行った結果、現行の条件のままで本格実施を進めることとしました。
平成26年9月30日@教育委員室
教育委員と幼稚園長、小・中学校長の代表者との懇談会が行われました。
今回のテーマは、岡山型一貫教育。
岡山型一貫教育は、中学校区の保育園、幼稚園、小学校及び中学校が「お互いのことを知る」、「指導内容の一貫」、「指導方法の一貫」、「中学校区の特徴的な取組」を中学校区単位で行うことなどにより、岡山市の子どもの課題である読解力、表現力、学ぶ意欲の向上を図り、学力の向上をねらうものです。
懇談では、岡山型一貫教育の充実に向けた若い世代の教員の育成について、ミドルリーダーとなる年代の教員が非常に少ない現状を踏まえた各学校園での工夫した取組が紹介されました。
また、岡山型一貫教育の成果と課題、今後の方向性についての意見交換では、中学校区ごとの成果として、次のような特徴的な取組が紹介されました。
平成26年9月9日@オリエント美術館
特別展「なるほど!古代エジプト-最新エジプト学への招待-」開会式に曽田佳代子教育委員長が出席し、開会のあいさつ及びテープカットを行いました。
ピラミッドやツタンカーメンの黄金のマスクなど、今も昔も世界中の人々を魅了してやまない古代エジプト文明―。この展覧会では、古代エジプトについて現在までにわかっていることを、同時代に生きた人々の誕生から死までの一生をたどりながら紹介しています。
また、会期中は、エジプト学講座や古代エジプト体験のイベントも開催します。ぜひ足をお運びいただいて、古代エジプトを研究する面白さ、楽しさを身近に感じてください。
会期は11月16日(日曜日)まで。詳しくは、オリエント美術館のホームページをご覧ください。
平成26年8月22日@教育委員室
8月教育委員会定例会を開催し、教育委員長に曽田佳代子氏(岡山大学教育学部教師教育開発センター特任教授)を選出し、委員長職務代理者に東條光彦氏(岡山大学大学院教育学研究科教授)を指定しました。両名とも、任期は9月1日から平成27年8月31日までの1年間です。
また、2件の議案を審議・可決しました。
第24号議案では、東区水門町の祭りで繰り出される「しゃぎり船行事」の岡山市指定文化財への指定について審議しました。7月に開催されたこの祭りを見学した委員からは、地域を挙げての行事であること、旧暦の決まった日時にしか潮の関係で開催できないこと、何より地域の方のしゃぎり船を世代を超えてずっと伝えていこうという熱意に感銘をうけたことなどが報告されました。
第25号議案では、平成25年度岡山市教育委員会の事務に関する点検・評価報告書について審議しました。
委員からは、防災教育について担当課から詳しい説明を求めたり、「問題行動などで学校だけでの対処が難しい場合もある。他機関との連携が大切ではないか」「インターネットなどの問題やルールについて保護者や教員への研修が必要ではないか。研修にグループワークなどの手法を取り入れてはどうか」といった意見が出されたりしました。
今回、議決した点検・評価報告書は、9月議会に報告した後、市のホームページで公表します。
平成26年8月5日@教育委員室
8月教育委員会臨時会を開催し、1件の報告案件について承認、2件の議案について審議・可決しました。
第22号議案の「岡山市いじめ等の問題行動及び不登校の防止に関する基本方針の決定について」では、本年5月の教育委員会定例会で議決した「岡山市いじめ等の問題行動及び不登校の防止に関する基本方針(案)」について、その後の市民文教委員会やパブリックコメントでの意見を踏まえた上で手直ししたものを最終案として提示し、審議を行いました。
委員からは、「誰のために出す方針かを考えなければならない。主に教員が見るものになると思うが、基本方針として出す以上、市民に示すものになる。そういう視点で見ると、少しわかりにくい表現があるのではないか。基本方針の本質が変わるわけではないが、どう表現するかということに工夫が必要。」といった意見や「基本方針を踏まえて、これから具体的にどうしていくか、様々な工夫が求められる。実際に事例が起こった時にどう動くか、フローチャートを作るなどしておかなければならないのではないか。」といった意見がありました。
審議の結果、いくつかの文言の修正をした上で、基本方針を議決しました。
この基本方針は、近日中に指導課のホームページへ掲載します。
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1571 ファクス: 086-234-4141