平成28年2月1日@ほっとプラザ大供(5階軽スポーツ室兼会議室)
第1回岡山っ子育成条例推進会議が開かれました。
この会議は、市民協働による自立した子どもの育成を推進することを目的に設置されており、家庭、学校園、地域社会及び事業者の取組に係る提案に関することや条例の行動指針の普及啓発に関すること、教育の基本計画に関することなどについて協議、意見交換を行うものです。
今回は、平成29年3月の策定を目指している次期教育振興基本計画に向けてそれぞれの立場の代表者の方々から意見をいただきました。
前半は「人づくりを取り巻く現状」について家庭・学校園・地域社会・事業者それぞれのグループに関係の深いテーマについて、後半は「子どもを取り巻く課題」について立場を超えたグループで自由に意見交換を行いました。
短い時間ではありましたが、事務局も交え活発な意見交換がなされ、多くの貴重な意見をいただくことができました。
グローバル化・国際化については「英語圏だけでなく、身近な国にも目を向ける必要がある」「多文化を理解するためには、子どものころからしっかりと交流をし、相手を受け入れる気持ちを育まなくてはならない」などの意見がでました。
今後「骨子案」や「素案」それぞれ節目で意見をいただき、計画の策定に活かしていきたいと考えています。
平成28年1月28日@興除小学校(南区中畦)
全国学校給食週間(毎年1月24日~30日)の行事の一環として、教育委員が興除小学校を訪問しました。
この取組は、学校給食の様子を視察することで、学校給食に対する理解を深めるために毎年行っています。
今回訪問した興除小学校の給食は、隣接する興除学校給食センターで調理されています。給食センターの学校栄養職員との連携により、学校給食を教材とした食育や各教科での食に関する指導に積極的に取り組んでいます。また、隣接した興除中学校とともに小中学校の9年間を通した食育の推進にも取り組んでいます。
教育委員は、これらの取組について説明を受けた後、児童と一緒に給食の時間を楽しみました。
給食のメニューは、「興除宝もの献立」。「興除とんとこ汁」「興除レンコンのきんぴら」「いちご」など興除地区の郷土料理や特産物が並びました。「とんとこ汁」は、寒ブナをまな板の上で調子よくトントコ・トントコ包丁でたたいて料理したことから名前が付いたとのこと。郷土料理や地域生産者が栽培した野菜や果物を取り入れた学校給食は、児童にとってより身近で生きた教材となっています。
平成27年1月25日@市役所3階第3会議室
「岡山市愛の泉賞」の表彰式が行われました。
岡山市では、青少年をはじめとする多くの市民の皆様の優しく美しい心を育むために設立された「岡山市愛の泉基金」の趣旨に沿った功績を「岡山市愛の泉賞」として顕彰しています。
山脇教育長が表彰式に参加し、「子どもを育てていく上で必要なのは、手本を示すということです。子どもたちから見て、ああ、これは美しい姿だなあ、と感じられる行動を大人がすることが、今私たちに求められています。受賞された皆様は、手本となる姿を自ら進んで実践しておられる方々ばかりで、大変心強くうれしく思います。さらに善い行いの輪が広がっていくことを願っています。」と称賛の言葉をおくりました。
平成28年1月22日@教育委員室
1月教育委員会定例会を開催し、2件の議案について原案を可決しました。
平成28年度の学力・学習状況調査への参加について審議しました。学校別公表シートを教育活動に役立てることが各学校で定着してきているという成果についてや、そのシートの中で各学校が改善策をはっきりと示すことが本市の特徴になっていることについての報告がありました。教育委員からは「その年度で活用するためには、調査結果を1学期中に学校へ返却できるよう国へ要望していくことが必要だ」などの意見がありました。
平成28年1月18日@北九州市小倉南区
グローバル化に対応した英語教育改革が進む中、先進的な取組を進めている北九州市内の中学校を教育委員が訪れました。
訪問したのは、北九州市立志徳中学校。訪問時には、北九州市教育委員会指導部指導第一課の方にも同席していただき、北九州市の英語教育の取組についてお話をお聞きしました。
北九州市では、市のふるさとかるたや昔話などを掲載したオリジナル教材「英語大好き音読暗唱BOOK Rainbow」を作成し、市内全中学生に配付しています。地方創生のねらいも踏まえ、生徒が北九州市のことを英語で語れるようになることをめざして、毎日の授業や学校行事等で活用しているとのことです。また、「English Camp」や「イングリッシュコンテスト北九州」を開催するなど、生徒が英語への興味・関心を高め、積極的にコミュニケーション能力を身に付けることができるような取組が進められています。
訪問した志徳中学校では、外国語指導助手(ALT)とのティーム・ティーチングによる英語の授業を参観しました。友達が比較級を用いて作った質問への答えや理由をホワイトボードに書くグループ活動や、仕上げたホワイトボードを持って教室内を回りながら友達と伝え合う活動など、生徒が英語を使う活動場面の設定が工夫されていました。また、ICTの効果的な活用方法やALTとの協働の在り方など、授業づくりの視点でも英語教育の推進を考えていく上で様々なヒントをいただくことができました。
平成28年1月4日@教育委員室
仕事始めにあたり、山脇教育長が教育委員会事務局の幹部職員を前に新年のあいさつを行いました。
冒頭、「平成28年は教育委員会にとっても大きな意味合いをもった年になる。様々な課題があるが、皆の力を寄せ合い、1年間を元気のある年にしていこう」と述べ、職員を激励するとともに、新年の抱負を語りました。
平成29年度を見据えて「平成28年は県費負担教職員を迎え入れる準備の一年であり、しっかりと準備をしていく必要がある。意見を出し合い、知恵を絞り、協議を進めながら取り組んでほしい」と職員に指示しました。
また、「岡山市の教育を考える上で、市民協働というこれから先も変わらない理念を大切にしながら、柔軟に対応していくという精神をもち、施策や事業を進めていかなければならない」とも指示しました。
さらには、申年にちなみ「『申』という漢字には『外に意見を出す』『徹底する』という意味がある。各所属の抱えている課題を解決したり、事業を推進したりするためにも、意見をしっかりと出し合い、決定したことを徹底していく1年にしてほしい」と話しました。
平成27年12月28日@教育委員室
2016年岡山市新成人の集い(成人式)の実行委員4名(渡邊裕樹さん、西﨑司さん、橋野弘道さん、松山竜也さん)が教育長を表敬訪問しました。
今年のテーマは「只今、二十歳の交差点」。実行委員の自己紹介の後、実行委員長からテーマについての説明がありました。また、各実行委員からは、自分たちが考えている企画についての説明があり、今年のテーマにちなんだ「交差点」をモチーフにした様々な企画ブースを岡山ドームに創り上げるなど、それぞれの企画に対する思いや内容について熱心な意見交換が行われました。
教育長から思い出に残る素晴らしい集いになるようにと激励の言葉が送られました。
平成27年12月24日@教育委員室
岡山市立芳泉中学校ダンス部が全国大会の報告とともに、平成28年4月1日~2日にアメリカ合衆国カリフォルニア州アーバインで開催される世界大会参加への抱負を伝えるために、教育長を表敬訪問しました。
大会や普段の練習の様子を話す男女12人の生徒のさわやかな声が、教育委員室に広がりました。
また、表敬の最後にはダンスを披露してくれ、躍動感のある動きの中での真剣なまなざしが印象的でした。世界大会での活躍をお祈りします。
平成27年12月22日@教育委員室
12月教育委員会定例会を開催し、3件の専決処理の報告事項について承認し、2件の議案について原案を可決しました。
議事に先立って行われた事業報告では、土曜授業(標準実施日)、岡山市小学校音楽の集い、おかやまイングリッシュビレッジ事業などが報告され、それらの事業について意見交換が行われました。
旧福谷小学校で開催されたおかやまイングリッシュビレッジ事業については、その後のフォローアップとして、表町スタイルストアで開催されるイングリッシュカフェも含め、子どもたちが英語に興味を持つことができる事業なので、周知も含めて今後もより多くの子どもたちに参加してもらいたいとの意見がありました。
また、今年で20周年を迎えた人権フェスティバルでは、子どもたちを中心に約12,000人もの来場があり、人権について考える良い機会になっているとの意見もありました。
平成27年12月1日@市役所3階第3会議室
第6回岡山市総合教育会議が、12月1日、市役所3階第3会議室で開催され、市長と5人の教育委員が出席しました。
今回は、就実学園の千葉理事長をお招きし、お話をうかがいました。千葉理事長からは、「子どもに自信をもたせるには、理解できた経験を積ませることが大切だ。」「教育においても、やったことをチェック(評価)することが重要だ。」といったお話がありました。
その後、第1回~第5回までに出されたデータや発言内容等をまとめた資料をもとに、市長及び教育委員が協議を行いました。
平成27年11月24日@教育委員室
11月教育委員会定例会を開催し、6件の報告案件について承認しました。
また、議事に先立って行われた事業報告では、第3回教育課程研究協議会や、わくわく子どもまつり、自然体験リーダー養成講座の様子などが報告され、それらの事業について意見交換が行われました。
第3回教育課程研究協議会では、全国学力・学習状況調査の分析結果を踏まえ、学力向上をテーマにした中学校区ごとの協議が活発に行われたことが報告され、教育委員からは「学校ごとで課題は異なっているが、共通項も多いと思われるので、そういった点を焦点化して話をしてはどうか」などの意見がありました。
平成27年10月27日@教育委員室
10月教育委員会定例会を開催し、「岡山市教育振興基本計画の計画期間等の改定について」の1件の議案について審議・可決しました。
第31号議案では、岡山市教育振興基本計画の改定時期を1年遅らせ、施策目標達成年度(前期)を平成28年度末とすることについて審議しました。これは、本市の総合計画の全面改定などの動きに対応するためです。
また、議案の審議に先立って行われた事業報告では、9月に行われたこらぼミーティング「いのちを育む授業」についての様子や、開かれた学校づくり・地域協働学校フォーラムについての様子などが報告され、それらの事業に対する評価や改善点など、積極的な意見交換が行われました。
平成27年10月26日@市役所3階第3会議室
第5回岡山市総合教育会議が、10月26日、市役所3階第3会議室で開催され、市長と5人の教育委員が出席しました。
今回は、関西福祉大学の加藤明学長をお招きし、「これからの教育の課題と展望」というテーマでお話しいただきました。加藤学長からは、「学校や教師は指導のプロセスだけでなく、結果に責任をもつ教育を行うべきだ。」「指導力もとても大事であるが、それに対応した評価力が要る。」といったお話がありました。
その後、市長及び教育委員が、質疑、協議を行いました。
平成27年10月2日@旭東中学校(東区大多羅町276)
今年で10年目となる「いのちを育む授業」は、保健福祉局健康づくり課と連携して実施しています。今年度実施の9校の中から、旭東中学校の授業に参加しました。
今回の乳児ふれあい体験では、中学生が実際に赤ちゃんを抱っこしたり、お母さんから育児の話を聞いたりすることで、命のぬくもりや重みを実感します。泣き出しそうな赤ちゃんを抱っこした男子中学生は、最初は硬い表情でおそるおそる手を出していましたが、触れ合っていくうちに、抱っこの姿が自然になり表情も柔らかくなっていました。教室には、赤ちゃんやお母さん、お父さん、中学生、先生、愛育委員さん、主任児童委員さんなど多くの方がいましたが、次第にみんな笑顔になっていました。
池上教頭先生が「笑顔が笑顔を生んでくれる」「地域の方には子どもが変わっていくのが喜ばれる」と言われていましたが、授業に参加してみてそのことがよく分かりました。
教育委員会としては、今回の授業のように、実際に直接触れ合うことで子どもたちの心を育てることのできる取組を充実させていきたいと考えています。
平成27年9月29日@教育委員室
9月教育委員会定例会が開催され、「岡山市指定文化財の指定について」と「岡山市社会教育委員の委嘱について」の2件の議案について審議が行われ、2議案とも可決されました。
1件目の議案「岡山市の指定文化財の指定について」では、西大寺観音院が所有する仏教絵画で南北朝期に製作された「絹本着色普賢十羅刹女図(けんぽんちゃくしょくふげんじゅうらせつにょず)」が絵画の岡山市指定重要文化財として指定されました。
審議の中で教育委員からは、絵画の公開や保管についての質問や、市指定文化財の件数についての確認がされました。
絵画は現在、岡山県立博物館に寄託中で一般公開はされていませんが、画像は教育委員会のホームページでも掲載しています。
また、議案の審議に先立って行われた事業報告では、8月に行われた先生を対象にした「ますかっと夏季講座」という模擬授業や情報交換会を行う講座についての様子などが報告され、事業に対する評価や改善点など、積極的な意見交換が行われました。
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1571 ファクス: 086-234-4141