業務継続計画(BCP:Business Continuity Plan、事業継続計画ともいう。)とは、大規模な災害、事故、事件等で庁舎、職員等が相当の被害を受けても、重要業務を停止しないように、たとえ停止しても、できるだけ早急に復旧させるために作成する計画のことです。
市の業務は情報システムやネットワークなしでは成り立たないものが数多くあることから、岡山市では、重要システム保有部門において平成23年3月に「重要システム業務継続計画」を策定しました。
BCP導入効果のイメージを示した図です。BCPを導入することで、災害発生直後の業務稼働率を上げ、復旧までにかかる時間を短くすることができます。
震度6弱の地震(例:南海トラフ大地震)や風水害を想定し、重大な災害等においても早期に復旧する必要がある重要システム(住民情報関連のシステム、庁内ネットワークのシステムなど)を選定して、これらの重要システムが整えておくべき体制や復旧計画、行動計画、実施すべき訓練等を規定しています。
平成23年7月から重要システムを対象に運用を開始し、システムの復旧手順書の整備や緊急連絡訓練等を実施しています。また、国(総務省)の「地方公共団体におけるICT部門の業務継続計画(BCP)策定に関するガイドライン」や「岡山市地域防災計画」の改訂にあわせて、計画書の改訂を行うこととしています。
岡山市では、災害に強い情報システムやネットワークを構築することを目指しており、ネットワークの二重化や、重要システムのデータセンター移行を順次実施しているところです。
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
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