平成20年2月提案理由2

ただいまご上程になりました甲第70号議案から甲第86号議案までの平成19年度一般会計，特別会計及び事業会計の補正予算案について，ご説明いたします。

今回の補正予算案は，国庫補助金の決定に伴う事業費の増額を行うもの，予算の執行状況等を踏まえた予算額の過不足調整を行うもの，及び市税減収に伴う減収補てん債の発行などを中心に編成したものです。
補正額は，一般会計で37億円余の増額，特別会計で25億円余の減額，事業会計で7億円余の減額を行い，合わせて4億円余の増額となっています。
補正に要する一般財源28億円余のうち9億円余は，財政調整基金を取り崩して対応します。

主な内容としては，歳入では，市税が個人・法人市民税等の減収により，全体で33億円の減額となり，市税収入が標準税収入額を下回る見込みであるため，減収補てん債を21億円余発行します。
歳出では，国庫補助金の決定に基づき，岡山駅交通結節点改善事業や，全国都市緑化おかやまフェア関連整備事業として都市計画道路幸町松崎線の整備を進めるとともに，私立保育園の施設整備に対して助成します。その他，退職手当，県事業負担金，児童扶養手当等の不足額について増額補正します。また，財団法人シルバー人材センターに対する貸付金を減額するとともに，公益的事業の継続と経営安定化を図るため基金造成補助金を支出します。

以上で提案理由の説明を終わります。
よろしくご審議の上，ご議決を賜りますようお願いします。