平成30年2月提案理由2

ただいま上程になりました各議案についてご説明申し上げます。

甲第95号議案から甲第107号議案までの平成29年度一般会計，特別会計及び事業会計の補正予算案は，先般成立した国の平成29年度第1号補正予算に呼応した事業費の増額や予算の執行状況等を踏まえた予算額の過不足調整等を行うために編成したものです。

補正額は，一般会計で7億4,400万円余の増額，特別会計で68億600万円余の減額，事業会計で4億6,600万円余の減額を行い，合わせて65億2,800万円余の減額となっております。

その主な内容について申し上げます。

まず，国の補正予算への対応として，社会福祉施設入所者などの福祉の向上を図るための心身障害者福祉施設の耐震改修や私立保育所などにおける園児の事故防止のための備品購入に対する助成，学校施設の環境改善のための小・中学校の老朽化トイレの改修等を実施します。これらの経済対策関連に係る予算額には，総額で12億6,600万円余を計上しております。

また，平成29年度の決算見込みから生ずる剰余金のうち70億円を庁舎整備基金に積み立てます。

甲第108号議案は，国家公務員退職手当法の一部改正に準じて，退職手当の支給水準を引き下げる等のものです。

甲第109号議案は，国民健康保険法等の一部改正に伴い，国民健康保険料の基礎賦課総額の算定の基準額等を改めるものです。

甲第110号議案は，地方自治法施行令及び医療法施行令の一部改正に伴い，診療所の人員及び施設等の基準について定めるものです。

甲第111号議案は，リース公用車の事故について，相手方と和解し，及び損害賠償の額を定めるものです。

以上で提案理由の説明を終わります。

よろしくご審議の上，議決を賜りますようお願いいたします。