[2022年7月15日]
ID:37958
記者会見内容
(1)開館事業
(2)開館1年前カウントダウン企画「劇場へ行こう!」
(3)2022年度市民公募プログラム
日時 令和4年7月11日(月曜日)午後1時30分から午後2時20分まで
場所 岡山シンフォニーホール イベントホール
出席者
添付ファイル
会見様子
大森市長
ハレノワ開館まであと1年と少しというところまで来ました。ハレノワに対する期待、ハレノワがもたらすであろう効果についてお話をしたいと思います。
その前に、我々が今まで考えてきたことをお話したいと思います。「観光」という言葉は、中国の古典、四書五経の中の易経という書物の中にあります。文字通り「光を観る」ということです。光とは、その地の風土であり、文化であると言われています。文化の厚みを増していくこと、独特の文化を形作っていくことは、岡山にとって本当に意味があることだろうと思っています。
我々が考えているハレノワの意義、効果について【資料1】でまとめましたので、ご覧いただきたいと思います。
ハレノワができることによって、多くの人との交流があります。それは、観る人たちの中での交流、また、演技をする人たちとの交流が生まれます。そして、今まで見たことがないようなすばらしい作品と出会うことになります。それが、人の感動を呼び、自分が変わった。そして、新たな自分との出会いということになってくるわけです。そして、その中の一部の方は、自ら創造的な活動をしていく。例えば、演劇を行う等々の活動をしていくということにもなってくるわけです。そうなると一層新たな自分との出会いが生じてくる。
市民一人ひとりそれぞれが、感動し、また創造的な体験をすることによって、その人の人生が豊かになっていく。豊かになってくれば、これの総体として岡山の文化が厚みを増すことになります。文化というのは、当然ながら今まで培ったものが文化であるわけだが、新しいものとの出会い、新しいものを創造することによって、より文化というものが発展していく。そして、それらが、わがまちへの誇りといったものが生まれてくる基盤となっていくのだろうと思っています。
ハレノワができることによって、岡山市民に文化の厚みが増し、そして誇りが生まれていくことを期待しているところです。
大森市長
ハレノワには大中小の3つの劇場があり、中四国エリアでは有数の施設となります。
まず、大劇場は1,750席あります。大掛かりな舞台装置を使った演劇や舞台芸術を鑑賞することができ、新しい世界との出会いを楽しんでいただきたいと思います。
800席の中劇場は、今の市民文化ホールと同等の客席規模です。市民の文化芸術の発表や観劇など、登録文化芸術団体や学生等を対象とした使いやすい料金設定となっています。充実した施設を多くの方に利用していただきたいと思います。
最後に、300人程度入れる小劇場ですが、平土間で、舞台と客席が一体となった臨場感が楽しめる空間です。実験的なイベント、チャレンジができる「創造型小劇場」として、私たちの想像を超えるパフォーマンスが生まれるものと期待をしているところです。
ハレノワは、国内最高峰の「舞台芸術」を楽しむことができるだけでなく、市民の創造的な文化芸術活動の場として、多くの文化芸術のインキュベーターとなってくれるものと信じています。大森市長
これからスケジュールを申し上げますが、現在、財団には、「わくわく、ドキドキ、そわそわ」をキーワードに、様々なプレ事業に取り組んでもらっています。来年9月1日のグランドオープンに向けて、市と財団と協力し、市民を巻き込んで、しっかりと「開館機運の醸成」に取り組んでいきたいと考えています。 私からは2つ紹介します。1点目は、来年9月1日グランドオープンからの開館事業。2点目は、今年9月4日(日曜日)の開館1年前イベントです。
来年9月1日グランドオープンからの開館事業については、【資料3】をご覧ください。
「こけら落とし」は、先日公表したオペラ「メデア」です。日本を代表する日生劇場が制作する日本初演のオペラ作品を上演します。草加劇場長からの説明によると、オペラは歌、音楽、ダンス、演技などが一体となって構成される「総合舞台芸術」で、新しい劇場のオープニングを飾るに相応しいとのことです。「岡山フィルハーモニック管弦楽団」が奏でる音楽とともに、壮大な舞台芸術を堪能していただきたいと思います。
そして、9月17・18日に、市民参加のミュージカル公演が決定しています。岡山の地(岡山市中区門田屋敷)に日本で最初に孤児院を創設し、「児童福祉の父」と呼ばれた「石井十次」の功績を称えるとともに、命の尊さと人間愛を描く、市民参加のミュージカルが上演されると聞いています。具体的には、RSK山陽放送さんが来週18日に制作発表される予定と聞いています。続いて、開館1年前イベントについては、【資料5】をご覧ください。
9月4日(日曜日)に実施する開館1年前イベント。岡山駅からハレノワまでのルートになる県庁通りなどを、市民公募ダンサーらが、市内を行き交う市民とともにダンスで街を楽しみながらパレードするという内容です。要所要所の商業施設や商店街で、ダンスや音楽、パフォーマンスを披露することになっています。パレードの最後に、劇場前の商店街で、カウントダウンセレモニーを行う予定です。多くの市民に参加していただき、街全体を巻き込む形で、開館1年前をお祝いしたいと思います。
会見様子
越宗理事長
公益財団法人岡山文化芸術創造は、2020年4月に2つの公益財団法人が合併して発足しました。今、発足から2年3カ月を経過しております。
この間、岡山市から「岡山シンフォニーホール」と「岡山芸術創造劇場ハレノワ」の2つの文化施設の指定管理を受けまして、音楽を中心に関連の様々な文化事業をこなす一方で、来年9月に開館するハレノワの準備に取り組んでいるところです。
劇場については、管理部門を始めとして、総合的な文化事業を担う専門的な人材を広く全国から公募しました。大変有能な経験豊富な人材を得ることができ、心強く思っています。新たに加わった職員と従来からの財団のスタッフとの融和融合に意を用いています。財団の下、ワンチームで、お互いの仕事を理解しながら進めていこうと思っています。
越宗理事長
岡山シンフォニーホールで培ってきた高い水準の音楽文化事業と、岡山芸術創造劇場ハレノワでこれから展開していく「身体表現を主体とするパフォーミングアーツ」、さらには、劇場開館を機に、これまで岡山市で長く行われてきた音楽祭と芸術祭を一本化することによって、新たな祭典として再出発する「アートフェスティバル(仮称)」、これに財団の人的・物的資源をフルに活用しながら、そして相互に連携しながら、総合力あふれる多彩な事業を展開していく。それによって岡山の文化活動を活性化し、また文化芸術を担う人材を育成していく、そして岡山の文化力を向上させ、地域の発展につなげていくのが、財団の使命であると考えています。
そうした事業の拠点として、この岡山城下町発祥の地といいますか、450年前、宇喜多直家によって、岡山の城下まちづくりがスタートしました。それが今日の岡山市の発展の礎でありますが、そうした歴史に思いをはせながら、この旧城下町エリアを核に、これから「文化芸術都市おかやま」を一層輝かせる、そういう役割を、これから色んな蓄積してある歴史遺産、文化資源とアイデアをともにしながら果たしてまいりたいと考えています。
本日は、その先駆けということで、来年開館する劇場の記念事業について、大森市長と一緒に皆様に披露できるということで、財団といたしましては、いよいよ財団としての正念場、開館に向けての本番に入ったという思いを強くして、気を引き締めているところです。
開館事業につきましては、どうか皆さんにも一緒に事業を盛り上げていただきたい。
草加劇場長
今年の9月4日、開館1年前のカウントダウンイベントを実施します。
建設中の劇場は12月末までに竣工し、年明け早々に劇場内に事務所が移転します。
来年6月4日に開館の記念式典を実施します。式典だけでなくイベントについても考えており、それをプレオープンとして予定しています。
グランドオープンが来年9月1日、こけら落としのオペラを上演します。
プレオープンとグランドオープンの間に内覧会や、市民公募トライアル事業、それからグランドオープンに向けたしこみ作業を鋭意やっていく予定です。
グランドオープンの9月から翌年3月末までの7か月、約半年の間、開館事業として随時公演をしていく予定です。
草加劇場長
まだ、内容が固まってないものが多いですが、具体的に決まっているものを紹介します。9月1日オペラ『メデア』を上演します。このオペラは日本初演のものであり、ダンスや歌、演奏を併せ持った総合芸術であり、岡フィルと一緒につくることができる作品であります。
9月17日、18日にRSKさんと「慈愛と恵み 石井十次物語」という岡山市民ミュージカルを上演する予定です。
12月上旬の日本舞踊。これは、異なる流派の男性の舞踊家が一堂に会して踊る日本舞踊の公演です。
12月に、岡山芸術創造劇場が、岡山市内、近隣の高校生と一緒に演劇公演をつくる予定です。演出は菅原直樹さんにお願いしています。
3月に、演劇「老いのプレーパーク」。これは、菅原直樹さんが作・演出の作品です。オリジナルは三重県文化会館で制作されたもので、それを新しく岡山のバージョンにして上演する予定です。
全体を通してオペラが2本、演劇6本、邦楽邦舞が2本、ミュージカルが3本、ダンスが2本、バレエが2本,ロック音楽が1本。それが、今のところ内定しています。
ただ、他にも作品の打診があるので、今後作品が増える可能性もあります。今日お話しできるのはこの辺りまでですが、随時内容が固まり次第、皆様にご紹介していきたいと思っていますので、もう少々お持ちいただけると幸いです。草加劇場長
すでにご案内のとおりですが、オペラ『メデア』を上演します。マリア・カラスが歌ったことで有名になったものですが、日本初演です。マエストロが園田先生、演出は新国立劇場の芸術監督を務められた栗山民也さんです。岡山フィルハーモニック管弦楽団がオーケストラピットに入っていただく予定になっています。美術、照明、衣装も日本を代表する方々です。制作は、ニッセイ文化振興財団です。
草加劇場長
岡山駅をスタートの起点にして、イオンモール岡山、両備ホールディングズの駐車場、クレド岡山の前の広場、天満屋アリスの広場、それから表町商店街に入り、そこから南時計台までの間をパレードしながら、随時ダンスや歌などを披露しながら、文化芸術の魅力を市民の方に広くお伝えしていきたいと考えています。
コラボレーション予定は、まず、スリー・オン・スリーのバスケット、「トライフープ」さん、バスケットとダンスがどうコラボレーションできるかをぜひ楽しみにしてもらいたい。次は、「NPO法人岡山市子どもセンター」さん。ベビーカーと一緒に踊るダンスというのを考えています。子どもさんやお母さんと一緒に踊ります。それから、グロップサンセリテに所属されている、ワールドアスリートクラブ岡山に所属の生馬知季さん、岡山でも有名なパラリンピックの選手ですけれども、彼とも一緒に車いすのダンスをすることも予定しています。次に、「ありがとうファーム」さん。ありがとうファームの中に、グリーンハーツというバンドがあります。甲本ヒロトさんのブルーハーツの曲を一緒に歌ってくれます。最後盛り上げていただくのが、「吹奏楽団 晴吹」さんです。まちなか集会所「キッカケ」のオープニングのファンファーレも一緒にやっていただいているので、一緒に盛り上げていただく予定です。草加劇場長
今年度実施する、岡山芸術創造劇場ハレノワの市民公募プログラムが決定しました。これは、すでにマスコミに情報提供しておりますが、 「天神幕劇」さん、「岡山劇団SKAT‼」さん、「特定非営利活動法人アートファーム」さん、「Total Sound Produce」さん、「劇団はぐるま」さんが、資料に書いてあるスケジュールで、岡山市内各地で事業を実施していく予定です。
<記者> いよいよ1年後に開館が迫りましたが、ハレノワのオープンがまちづくりや市民の活動にどのように寄与するのか、期待感を聞かせてください。
<大森市長> この劇場ができることによって、岡山の文化は相当厚みを増すのではないかと思っています。様々な感動を覚えていただき、また自らも創造活動をしていただき、岡山の文化がさらに発展していくだろうと思います。
今まで全体として言えば、岡山駅前周辺に人が集中していたきらいがあります。もっと岡山の街を楽しんでもらうためには、一つの拠点ではなく、複眼的な拠点が必要だと考えていました。その大きな一つが劇場であります。劇場が出来ることで、多くの方が岡山の街を歩いて、街を楽しみながら劇場に来ていただけるようになるとともに、劇場周辺でも商店等に様々な効果が出てくるのではないかと期待しているところです。
<記者> 1年前イベントで、様々な団体とコラボレーションしてダンスをすることになっていますが、このイベントで表現したい点や楽しんでほしい点について聞かせてください。
<大森市長> 劇場ができることはある程度市民の皆さんご存じだと思いますが、まだまだ周知が足りていないのが事実です。様々な方々と一緒になって1年前のイベントを行うことによって、わくわく感、ドキドキ感を皆さんで共有してもらいたいと思います。
<草加劇場長> このイベントで何を伝えたいかですが、まず1つは、岡山芸術創造劇場が開館する1年前だということを伝えたいと思います。それから、市や財団だけが劇場をつくっているのではなく、市民の方達も一緒につくっているということを知っていただきたいというのが2つ目。3つ目は、大きく分けると岡山シンフォニーホールは音楽を中心に置く施設に対して、岡山芸術創造劇場は、演劇、ダンス、日本舞踊といった身体表現系のパフォーミングアーツの魅力をぜひ伝えていきたいと考えています。その一つとして、ダンスを見てもらおうと思います。「すごく楽しい」、「誰でも参加できる」、障害のある方、ベビーカーを押すお母さんたち、車いすの方とも一緒に踊れる。誰でも参加できるのがダンスの魅力だということをぜひ皆さんにお伝えしたいと思い、こういう企画を立てています。
<記者> 市民を巻き込んで機運を盛り上げたいということですが、どうしても芸術というのはハードルが高いのではないかという固定観念を持っている人も多いと思います。市民に身近に感じてもらったり、一人ひとりが盛り上がらないと、取組の広がりがないと思いますが、その辺りいかがですか。
<大森市長> 仰るとおり、市民一人ひとりが盛り上がっていくことが必要です。市民を巻き込んでというのは、1年前イベントのダンスで、色んな人が一緒に踊れるということで、1年前の意味づけをするというのもあります。現実にこの劇場が動き出すということになると、大中小劇場あるので、大劇場は本当に今まで見たこともないようなオペラを観ることができます。中劇場は今までどおり、例えば学生や市民団体の制作発表会ができるわけです。小劇場は今までとは全く様相を異にして、独特のいわゆる地下ホールという形で、創作性のあるものが出来ていく。こういったことが、市民を巻き込んでというよりも、市民が一体になって芸術を鑑賞し、創ることができる。こうなると文化の厚みがどんどん増していくのではないかと期待しています。
<記者> 様々な公演が予定されています。これまでは県外に行かないと本物が観れないということもあったと思いますが、これからは劇場で市民に生で本物を観てもらえるということについて、どのように考えますか。
<大森市長> これまでは観たい演劇があっても、東京や大阪へ行ったり、近隣のエリアに訪ねていくということが多かったと思うんですが、これからは岡山で演じてくれる。こういうケースが増えてくると思います。やはり本物に出会うと、人間は変わってきます。そういった刺激を市民の皆様方に味わってもらいたいと思います。
<記者> グランドオープンから半年間様々な開館事業を実施する予定ですが、ハレノワにとって、この半年間をどういう期間にしたいと考えているか教えていただきたい。
<大森市長> この半年間は様々な公演があって良いと思っています。「こういう劇場ができたんだ」「こういう作品に出会えるんだ」「自分もやってみよう」というふうに思っていただける市民を一人でも増やしていくことが重要ではないかと思っています。もちろんそれは半年間で完結するわけではなく、それを続けていかなければならないと思いますが、とりあえずこの半年間、多くの市民の皆さんに刺激を与えるようなことができればと思っています。
<記者> 周辺の賑わいにも繋げていきたいということですが、劇場で公演をやっているだけでも人は集まってくると思いますが、それにプラスして周辺のお店と連携したりとか、賑わいを積極的につくっていくような施策はありますか。
<大森市長> ハレノワのコンセプト「魅せる 集う つくる」のうち、「集う」ということで、多くの方が劇場に集まります。そうすれば、周辺での様々なディスカッションの場、飲食の場など色々賑わっていくことになるだろうと思っています。「つくる」というのも「集う」に関連してきますが、色んな人がここに集まってくる。そういったことで街が自然に変わっていくのではないかと思います。もちろん連携した形で今までもやらせていただいていますし、これからも越宗理事長や草加劇場長を中心として連携事業は行っていきたいと思いますけれども、自然に変わってくる。私は、効果は既にあると思っています。表町の店も新しいものが出来ていますし、様々な計画が作られているということで、今までだけでも大きな効果があったと考えています。
<記者> 現時点で開館事業の本数は、18事業ということで良いか。また、ハレノワとして打ち出していきたい点を教えてください。
<草加劇場長> 現時点でほぼ内定しているのが18事業です。ただし、まだいくつか交渉中の案件が他にもあり調整をしています。出来るだけ早く開示したいと思っています。
岡山芸術創造劇場は、どちらかというと身体表現系のパフォーミングアーツと言われるものをぜひ見ていただきたいと考えています。そういう意味で、オペラ、ダンス、ミュージカル、バレエ、演劇といったものをたくさんお伝えしていきたいと思っています。今まで観れなかったわけではないと思いますが、たくさんはなかったというのは確かだと思います。大阪や東京、ニューヨークやロンドンにも行っていただきたいですが、岡山でも観れるというものをインフラとして作っていきたいと思います。
<記者> 交渉中という表現は、相手方からの打診なのか、劇場側から打診をしているのか、どちらの意味か。
<草加劇場長> 両方あります。交渉中の案件についても、実施することはほぼ間違いなく、日時等の詳細を調整しているところです。
<記者> 開館事業のうち(公財)岡山文化芸術創造が公演団体となっているものが3つ(100人ダンス、高校生演劇、老いのプレーパーク)あるが、「老いのプレーパーク」以外はオリジナルで制作するものか。どういった内容になるのか。
<草加劇場長> オリジナルになる。内容については、もう少しお待ちいただきたい。
<記者> (公財)岡山文化芸術創造にとって、ハレノワがどういうものになっていって欲しいか、理事長の立場からお聞かせいただきたい。
<越宗理事長> 市長からハレノワに対する期待を色々伺いました。それにしっかり応えてまいりたい。我々が目指しているのは、限られたプロフェッショナルな聴衆、観衆が満足していただくというのではなく、一般の市民の方が色んなジャンルの文化事業に接する、生の舞台を観ることができる機会をたくさん、幅広く作っていきたいと思っています。これから皆さんに劇場を知っていただくと、市民の皆さんから「こんなものも観たい」「こんなことをしてほしい」という声が届いてくると思うので、できるだけそういう声に耳を傾けて、応えていきたい。そうやってハレノワというのは、市民の皆さんから信頼を得ていくのだろうと思います。信頼がなければ、市民の皆さんに積極的に劇場に足を運んでいただくというのは難しいでしょうし、そういうことになれば、劇場が閑散としていては成り立たないわけですから、できるだけ市民の支持を得るように、これから色んな面で気を配っていきたい。しっかりと取り組んでいきたいと思います。
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