味覚の秋ですね。私は栗が好きで、毎年栗おこわやマロンパイを楽しみにしています。
ところで皆さん、岡山市のいいところには何があると思いますか。私は、温暖な気候やおいしいフルーツとともに、広域交通の利便性があると思います。
ただ、私は市長就任前に岡山市が通過点になっていると聞いて、なんとかしなければと思っていました。人口減少の時代になり、これからは単に人口増を目指すだけでなく、広域交通の利便性というポテンシャルを生かして、企業立地や交流人口を増やしていかないといけません。
そのため、企業の誘致を推進し、令和5年度には広域交通の利便性を重視する物流企業を中心に、市内に294億円もの投資を呼び込みました。多くの企業が集まることで、経済が活性化し、新たな雇用が生まれました。
また、昨年オープンした岡山芸術創造劇場ハレノワでは、市民の皆様にオペラやミュージカルなどを楽しんでいただいています。一方、あるロックのイベントでは、来場者の約6割が県外からお越しの方でした。多くのお客様に訪れていただくことで、まちに大きな活気が生まれます。岡山に特別な目的を持って訪れる人を増やすことが、私たちの目指す方向性です。
現在、岡山市では、プロスポーツイベントや大規模コンサート、展示会などができる、これまで岡山にはなかったアリーナの整備を計画しています。市民の皆様に楽しんでいただくのはもちろんのこと、岡山を訪れる人を増やすことで、経済やまちの活力をアップさせ、岡山の子どもたちが誇りに思える、そんな岡山市にしていきたいと思っています。
これからも、より力強く、活気あるまちづくりを進めてまいります。
岡山市長 大森雅夫の大盛コラム(第2回)
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