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令和7年1月16日市長記者会見

[2025年1月28日]

ID:67616

令和7年1月16日市長記者会見

  • らくらく窓口証明書交付サービスの開始について

令和7年1月16日市長記者会見資料

市長記者会見動画

らくらく窓口証明書交付サービスの開始について

市長会見の様子

 皆さん、おはようございます。今年初めての会見をやらさせていただきます。
 まず第1に、らくらく窓口証明書交付サービスの開始ということであります。岡山市では、平成28年2月からマイナンバーカードを使って、身近なコンビニで住民票の写しなどの証明書を取得できる証明書コンビニ交付サービスを市内約300か所のコンビニで実施しているところであります。

 このコンビニ交付ですけれども、岡山市のマイナンバーカードの所持率が令和元年度末の13%、約13%から令和5年度末は約74%と急激に増えているのに対しまして、主な証明書のコンビニ交付の利用割合は現在25%ということで、74と25、まだまだ乖離があるということであります。

  なぜコンビニ交付サービスの利用が伸びないのか。窓口担当の職員からは、コンビニの機械の操作方法が分からないので、操作方法が分かれば使いたいという声があることを伺いました。そこでまず、市民の皆様にコンビニ交付が簡単な操作でできることを体験していただきたいと考え、今回4区の市民保険年金課窓口でコンビニ交付と同様の操作で証明書が取得できる、らくらく窓口証明書交付サービスを開始することといたしました。

  このサービスを導入した浜松市でありますが、令和4年度から令和5年度の1年間で、このサービスとコンビニ交付の割合が約23%から50%、約50%まで増えたと聞いております。コンビニ交付は待ち時間が短く、毎日朝の6時半から夜の11時まで証明書が取得できます。住民票や印鑑証明書だけでなく、戸籍や所得証明書などもを取得することができます。市民の皆様には、ぜひこのサービスをご利用いただき、簡単な操作で証明書を取得できることを実感していただき、身近なコンビニ交付サービスをご利用いただきたいなというように思っております。なお、開始時期については現在ネットワーク設定の確認作業を行っており、1月下旬開始を目指して準備を進めております。開始時期が正式に決まりましたら、再度周知をさせていただきたいと思います。

  岡山市では、窓口業務の改革を進めております。今回の新サービスをはじめ、今後、抜本的な事務の見直しや、窓口サービスの導入などに取り組み、令和8年度にオープンする新庁舎では、市民の皆さんが簡単便利に申請などを行える、書かない、待たない、スマート窓口を実現していきます。

インドネシアで開催された「サステナブル 住宅・建築・都市政策セミナー」について

 次に、案件ではありませんが、OECDチャンピオンメイヤーズに、今、私はならせていただいてるんですが、OECDからの要請もあって、14日にインドネシア、ジャカルタで開かれた「サステナブル 住宅・建築・都市政策セミナー」に出席し、基調講演者の一人として岡山のESD、そしてSDGsの取組、交通政策、中心市街地の活性化など、持続可能なまちづくりについて講演を行いました。また、パネルディスカッションにも登場し、都市の成長と環境問題の両立について議論を、インドネシアの大学の先生などと行わせていただき、ちょっと様子が出てますけれども、行い、公共交通や脱炭素へ向けた取組等を紹介したところであります。会場では、インドネシア政府、自治体関係者やディベロッパーと日本からの参加者を含め約300人が出席し、インドネシアのサステーナブルな都市づくりの議論に熱心に耳を傾けていただきました。

  大きく申し上げたことと言えば、特にここの基調講演で申し上げたのは、岡山の場合、ESD、SDGsについて、行政関係者だけじゃなくて、大学、そして産業界が一体となって進めている、それが様々なところに成果として出てきてるんではないか。インドネシアもそういうもっともっと広くこのSDGs、ESDを話し合っていただいて、環境対策っていうのが今回の主眼でありましたけれども、それだけじゃなくて、様々な面から海外との融和等々、また話し合っていただければいいんではないかっていうのを申し上げたところであります。

  2点目は、今、インドネシアは人口が伸びています。こういう中で、どうしても近視眼的に住宅を確保するというところに目が行ってしまうんですけれども、やはりスプロール化っていうことを頭の中において都市政策を進めなければならないと。我々のほうも、特に40年間で市街化区域が2.1倍になっている、それに対して人口っていうのは1.3倍しかなってない。何が起こってるかっていうと、中心市街地の人口密度の低下、それによって飲食等々の店が空き家になってる、空き家っていうんですかね、実際上営業ができなくなっている、ないしは駐車場が増えてきている。こういう現象を止めるべく、この10年間、一生懸命やってきて、ハレまち通りとか、そういった1車線化などをやることによっても多くの人が交流し、そして店も相当数増えてきたというようなこと、それらを最初からやっぱり考えながら都市計画、都市政策を打っていただきたいと、この2点を大きく申し上げたところであります。

  私自身、海外に年に一、二回は行かせていただいているところでありますが、今回インドネシアの外の空気を全く吸うことなく、会議場であるホテルと大使の公邸だけというのもなかなか珍しい出張でありました。インドネシア料理も1回も食べることなく終わったということで残念な面はあったんですけれども、日本の様々な方、また国際機関の方とも仲よくやれ、昼食ではインドネシアの関係者から、日本でも、我々が行って様々な話をしたいと。プレゼンをやってくれた岡山でやるのはどうかっていうことを、向こうからも提案があったところであります。それが実現するかどうかは別にして、岡山の発信も多くできたかなというように思っております。以上です。

市長記者会見の様子

質疑応答

  • 記者
     らくらく窓口証明書交付サービスについてお伺いします。改めてですけれども、このサービスを導入する狙い、どんなふうに市民へのサービスを便利にしていきたいか、その辺のお気持ちをお聞かせください。

  • 市長 
     コンビニ交付って、コンビニで様々な証明書が取れる、これは非常に便利なんですね。ただ、それほど使われてない。これは何なのかっていったときに、物事があまり周知されてないっていうのもあるかもしれません。もう一つは、行って、どうやって使えばいいのかってのがよく分からないと。この2つなんじゃないかなというように思ってます。
     1点目の周知は大分進んできてるんですが、やはり一定の方は若干そこでシュリンクしてしまう。そこを、市役所にらくらく窓口証明書交付サービスですか、それを置くことによって、分かりやすく整理させていただいてますし、いざとなれば職員が説明するというようなことになりますんで、実態をよく分かって、使い方がよく分かっていただけるんではないかなと。もっともっと交付率が上がっていって、市民皆さんが便利になっていくんではないかなというように思ってます。令和8年の市役所ができるときまでには、機能的には相当こういう、待たない、書かない、こういうサービスはできるようになると思うんですが、それをソフト面でも充実して対応できるようにしていきたいなというような思いであります。ちょっと長くなったけど。

  • 記者 
     案件外になるんですけども、アリーナのことで進捗をお伺いしたいと思います。昨年末に会議の中で経済界に負担を求められる発言があった、今月中にも回答が欲しいという旨でお話しされたと思うんですけども、あれからの進展と、実際に返答はあったのか、そのあたりを教えてもらえますでしょうか。

  • 市長
     まず、返答はまだございません。ただ、商工会議所、特に松田会頭とはいろいろと連絡を取り合っております。うちの局長の岩田も一緒になって企業への説明などもやらせていただいてると聞いております。松田会頭が非常に前向きにやられてるっていうのは、感謝をしたいとまず思っております。
     それで、我々としては、経済界からの申入れがあったとはいうものの、このアリーナを造ることが将来の市民にとっての夢、特に子供さん方にとっての大きな夢になってくる、何とか実現はしたいというように思ってるところであります。今週中になるのか、来週の頭になるのかよく分かりませんけれども、最終的に経済界のいい回答を待っているところであります。

  •  記者
     証明書交付サービスの件で、コンビニ交付の利用率向上、ここが一つ狙いにされるかなと思うんですけれども、これはそういう点でいうと、ある意味期限を設けたような施策であるのかどうかということについてはいかがでしょうか。

  • 市長
     一体何%になったらやめるのかっていうのはよく分かんないところでありますけれども、やはりある程度続けないとまずいだろうというようには思ってます。何のためにやってるかっていったら、やはり市民が様々な証明書を交付に動くときに、より簡易な形で、便利な形でできるようにということですから、何か月やったからどうっていうことにはならないでしょうし、ある程度のパーセンテージまで行って、大体ここまで来たかっていうところまではやる必要があるんではないかなというように思ってます。

  • 記者
     あともう一点、案件外で恐縮なんですが、先週末、11日にファジアーノ岡山が新体制発表会をやられまして、その日に求めてる専用スタジアムとしてイメージ図を公開された、これはご覧になられましたか。っていうところで、どういうふうなところで主体を求めていくかみたいなそういう具体的な話は出てきてなかったところではありますが、改めてこのファジアーノ岡山の構想に関して市長の受け止めをお伺いしたいと思います。

  • 市長
     土曜日のファジアーノが出している新スタジアムの様子っていうのは見させてもらいました。ファジアーノの思いは非常によく分かりますし、また私自身も多くのスポーツ団体の関係者と話をし、彼らがJ1に行くファジアーノを応援したい、そして市民県民の皆さん方が新しいスタジアムで、アウエーのチームたちも一緒になって、すばらしい環境の下でやって、市民県民に夢を与える、誇りを持ってもらう、そういうことができないかっていうのは、私は非常にもっともだというように思っております。我々としても、岡山市としても、このファジアーノの思いっていうのをどう成し遂げられるのか、応援できることがあれば応援をしていきたいというように思っております。
     ただ、一つは今、質問がありましたアリーナの関係で、どこまで経済界がご負担していただけるかということもあるんですけれども、やはり相当数の負担を市民の皆様方にお願いをするということになるんだろうというように思っております。なぜか県は参加されないと、理由もおっしゃってないんですけれども。そんなことではあるんですが、我々としてはその思いっていうのは、市民県民の皆さん方の思いっていうのは成し遂げるべきだろうという、そちらのこの市民負担という関係から見て、新しいスタジアムについて、我々がどこまでできるのか、それらも関連させながら、考えていかなければならない問題だろうというように思っております。
市長会見の様子

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