●位置
台北市と台中市のほぼ中間に位置し、台北市近郊の桃園国際空港から南西約60キロメートル(高速道路を利用して約1時間)にある。
●人口 約45万人
●面積 約104平方キロメートル
●姉妹都市締結日 2003年(平成15年)4月21日
東門城
亜熱帯気候で、季節風が強く吹きつける新竹市はその強風で知られており、別名「風城」と呼ばれている。
新竹の旧名は竹塹(たけざん)と言い、清代に新竹と改名された。1733年に淡水庁の知事徐治民が竹を周りに植え、竹の城が造られた。その城を守る門楼が元来四つ(東門・西門・南門・北門)あったのが、現在は東門城だけが残っている。
強風を利用して作られたビーフンや、ガラス工芸が有名。
また、1980年以降整備されたサイエンスパークには、理工系の学術研究機関が立地し、300社を超えるハイテク企業が進出するなど、現在台湾のシリコン・バレーとして世界のIT産業の最先端を担っている。
2000年(平成12年)に岡山市日台友好都市議員連盟(当時)が結成され、新竹市との交流がスタートした。数回に及ぶ議会の相互訪問などを経て、2001年(平成13年)4月に岡山市日台友好都市議員連盟により新竹市政府および新竹市議会との友好交流に関する覚書が締結された。
その後、中学生やガラス芸術家の派遣、訪問団の相互派遣などで交流を深め、2003年(平成15年)4月に友好交流協定が締結された。
両市の交流は、岡山市議会の「岡山市・新竹市友好都市議員連盟」の先導や市民の間で活発に行われ、学校間の姉妹校交流、市民訪問団や職員、中高生の相互派遣のほか、経済・文化・スポーツ交流など幅広い分野にわたって行われている。
2013年(平成25年)に協定締結10周年を迎えた後も、新竹市の芸術団による「おかやま国際音楽祭」への参加や、スポーツ交流など、民間を含む交流の裾野が広がっている。また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(2021年開催)に向けた台湾代表パラ選手の強化キャンプの受け入れを行い、台湾の「ホストタウン」及び「共生社会ホストタウン」としての登録を受けた。
台湾式クレープ「潤餅(ルンビン)」づくり
(子ども海外派遣、2019年)
城隍廟の周りに立ち並ぶ屋台
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1112 ファクス: 086-225-5408