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令和7年7月1日市長記者会見

[2025年7月7日]

ID:73647

令和7年7月1日市長記者会見

  • ビックカメラ前の乗車電停の位置変更について

  • 岡山城西の丸周辺広場整備・石山公園再整備についての検討素案の展示について

  • 「保護した野犬の人馴れ訓練プロジェクト」について(クラウドファンディング型ふるさと納税の活用)

令和7年7月1日市長記者会見資料

市長記者会見動画

ビックカメラ前の乗車電停の位置変更について

 よろしくお願いいたします。
 まずは、最初、路面電車の関係であります。
 路面電車の工事、皆さん方、岡山駅の周辺に行ったときに結構動いているなっていう感じがしていると思いますが、昨年9月から着手をしておりまして、地下街の補強工事など順調に動いているところであります。予定どおり、令和8年度末の完成を目指したいと思っております。

 今後、軌道の延伸工事を進めていくこととしていますが、まずはビックカメラ前の乗車電停を、その位置に岡山駅前広場への軌道延伸に必要な分岐器、電車が入ってきてどこの路線に入れていくかっていう、駅はたしか3つのホームがありますんで、どこのホームに入れていくかっていうそういう分岐器ですよね。分岐する機械。分岐器などを設置するため、現在の乗車電停は廃止いたします。あわせて、地下道から乗車電停へ向かう階段は、その上に軌道を敷設するため封鎖し、セメントなどで埋め固めます。具体的には、今月の22日、7月22日の始発から乗車電停の東側約70メートルのところにある降車電停を乗車と降車がともにできる電停として利用することになるので、お知らせをいたしたいと思います。

 また、前日の路面電車運行終了時には、現在の乗車電停を廃止し、階段を封鎖する。したがって、具体的に乗車電停を廃止、階段封鎖は7月21日の運行終了後になるということであります。路面電車を利用する方、乗り入れ完成までご不便と迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いをしたいと思います。

 今回は、ビックカメラ前の乗車電停の位置の変更についてのお知らせでありますが、いい機会ですから、少し現在の状況をお話ししたいと思います。
 もうちょっと事業全体の進捗状況を少し申し上げたいと思います。
 駅前広場では、令和5年12月にタクシーゾーンが完成をいたしました。そして、今年の2月、一般車ゾーンが完成したということで、リニューアル第1弾の一般車ゾーンとタクシーゾーンの入替えが完了したわけであります。

 ちなみに、タクシーは今までこちらだったんですけれども、ぐっと回っていかなければ市役所筋に出られないということもあって、渋滞しているときは市役所筋に行くまでにワンメーター上がってしまうということで、タクシーの業界の皆さん方からは何とかしてほしいっていう声を随分伺っていました。現在は、こちらのほうからすぐ市役所筋のほうに入っていけるということで、タクシー業界の方から正確に聞いたことはありませんが、タクシーに乗るとその反応を聞いたりしますと、随分よくなったということを伺っているところであります。

 現在、リニューアル第2弾の公共交通の案内所、令和8年夏頃オープンする予定でありますが、これを目指しているところであります。この施設は、冷暖房完備の待合、トイレ、バスのデジタルサイネージなどを設置していきます。今はそういったものがありませんわね。だから、随分便利になっていくんではないかと思います。
 また、バスゾーンや修景ゾーン、ここについては令和11年度上半期の完成、これは少し遅れます。

 資料2を。これは、広場の現在の状況を撮影したもので、駅へ下りていくと仮囲いがずっとしていて、ここに宇喜多とか新しい倭国論の宣伝などがありますけれども、中は見えないと思います。今、こんな形での工事になっているようであります。当然、路面電車が入ってくると、その荷重に耐えていかなきゃならないということで、梁、柱を補強しているというところであります。

 次のスライドに行きます。
 これも同じですね。補強が進んでいる。大分柱が太くなって、耐えられるようになっているということであります。コンクリートで補強を行っているとこうゆう風に書いております。

 資料の4。これが今、公共交通の案内所でありますが、鉄骨建方というもの行っているところであります。仮囲いの上に屋根部分が見えているということで、これからは屋根や壁の施工を行っていくということであります。

 引き続き工事への協力をよろしくお願いしたいと思います。

市長記者会見の様子

岡山城西の丸周辺広場整備・石山公園再整備についての検討素案の展示について

 次に、岡山城西の丸周辺広場整備、石山公園再整備についての検討素案を展示いたします。

 岡山城西の丸周辺広場及び石山公園再整備については、岡山市民会館の解体終了後速やかに工事に着手できるよう、現在、広場そして園路などのオープンスペースの設計を進めているところであります。
 設計に当たっては、飲食・物販等施設の配置や規模を考慮する必要があることから、施設の整備・運営に参加意向のある民間事業者を対象に、現在サウンディング調査を実施しているところであります。

 スライドの2番目を出して。
 検討素案については、石山公園にも民間施設を配置する、広場を広く確保する観点から、岡山市民会館跡地の東側に民間施設を配置するなど、現時点のサウンディング意見も反映したレイアウト案を模型にして展示し、市民のご意見をお伺いするところであります。開催は7月13日、場所は城下の地下広場であります。いただいた意見も参考にしながら、公園の詳細な設計を着実に進めていきたいというように思っております。

 市民会館の跡地が石山公園と共に市民や観光客、子供から大人まで様々な人が歴史を感じながら憩い、楽しめる、自由度の高い広場となるよう、引き続き取り組んでいきたいと思います。
 検討素案の展示のお知らせは、広報紙やホームページにも掲載しております。
 実際に本当に重要なエリアに私はなってくると思います。岡山城が見える、後楽園、今までは岡山城、後楽園という一体性、ないしはその周辺の歩きやすい、また親しみやすい川辺っていいますか、そういったところに注視して、それをより向上させようということをやってきたわけですが、市民会館自身がここでなくなります。そういう面から見ると、もう少し広いエリアで岡山城を臨み、そういう歴史を感じながら、そこで憩い、楽しんでいけるようなそういったエリアになっていけばというように思っているところであり、岡山市としては本当に重要な場所になってくるであろうと思っております。

「保護した野犬の人馴れ訓練プロジェクト」について(クラウドファンディング型ふるさと納税の活用)

 次に、このたび保護した野犬の人馴れ訓練プロジェクトにクラウドファンディング型ふるさと納税を活用することとしたので、お知らせをいたします。
 岡山市は、平成29年度から保護犬の殺処分ゼロを継続していますが、野犬は人になれないため、そのままの状態では譲渡が困難なことから、ボランティアと協働で人なれ訓練を令和2年度から行い、譲渡につなげています。

 なぜこういうクラウドファンディング型ふるさと納税を始めることとしたかというところでありますが、この人なれ訓練について昨年テレビで取り上げられました。それを見た全国の方から励ましの手紙やメールでメッセージをいただいた中に複数の声として、この事業を応援したいと、寄附したいという声がありました。そういう温かい声を受けて、それならばということでこのクラウドファンディング型ふるさと納税として寄附金を受けることを計画をした次第であります。
 寄附金の使い道は、保護犬の訓練を行うボランティアの養成やサポートの充実、また譲渡に係る費用の拡充等でさらに多くの保護犬を譲渡につなげていきたいと思います。 

 寄附の申込期間は、本日7月1日から12月26日までであります。
 ふるさと納税サイトさとふるのプラットフォーム等にて本日10時から寄附の受付を開始いたします。

 今日お配りした資料にQRコードが載っていますので、そこからさとふるの募集ページにつながるようになっております。目標金額は700万円でございます。目標に達したら寄附の受付は終了いたします。
 きっかけがテレビということで、全国の方々の様々なありがたい声を受け取ったところであります。今日の話をぜひまた取り上げていただければ多くの寄附が集まり、人なれ訓練ができ、譲渡犬が増えていく、そういったことになればと思っておりますんで、報道機関の皆さん方、よろしくお願いをいたします。

 あと、案件外でありますが、3点お話を申し上げたいと思います。

市政動画『もっと!わかるかわる交通』の公開について

 あとは、市政動画「もっとわかるかわる交通」の公開についてということであります。

 情報発信プロジェクトでありますけれども、市民の皆様に市の政策をもっと分かりやすく正しく伝わる情報発信を目指すものであります。
 リニューアル第1弾となる今回の動画のテーマは交通であります。バス路線再編計画の概要、また新しく誕生した支線バス妹尾・北長瀬線のほか、デマンド型乗合タクシー等を紹介する動画を作成いたしました。

 最初にお見せする1分間の動画は、スマートフォンで見やすい縦型でテンポが速い動画となっております。広報課長に少しこれは速いんではないかと言いましたら、今はスマホで流れるのは大体こういうもんなんですと言われたところでありますが、ちょっと見てください。

(動画放映)

 皆さんついていけそうですね。
 今お見せした2本目の妹尾・北長瀬線PR用動画は、市公式ユーチューブチャンネル、インスタグラムでの発信に加え、市役所や市民病院のほか、岡山駅地下デジタルサイネージでも放映の予定であります。
 公共交通の維持のためには、市民の皆さんにもっと乗っていただくことが重要であります。報道の皆さん方にもPR方お願いをしたいと思います。

 妹尾・北長瀬線、妹尾駅から北長瀬駅、岡山に長い人はお分かりいただくと思うんですけれども、駅と駅を結ぶ、その間に企業も相当数あります。問屋町もあります。そして、何といっても市民病院があるわけであります。そういったとこから見ると、需要は相当ある。しかしながら、1便当たり3人が平均ということで、特に朝は結構乗っていただいているんですけども、全体として見るとそういう平均値になっちゃうんですね。12%。なかなかの習慣化していない以上、最初は難しいのかなっていうようには思っておりましたけども、もう少しいくんではないかとも思っておりました。

 企業側にとっても収支の境目が35%ということで、まだ3倍ぐらいは乗らないといかんということにもなります。昨日協議会があって、私申し上げたんですけれども、赤字解消ということで35%の線を引いているんですけど、企業側にもっと乗ってもらうというそういうモチベーションを持ってもらうためには、35%を超えたときに企業側に何らかのインセンティブが入っていくような、そういったシステムをつくらなければならないということで、今、都市整備局とは話をしているところではありますが、それにしても今、企業側の努力だけでは難しい状況になっております。

 ただ、特に支線っていうと周辺部が多いんですよね。周辺部っていうと、所によっては人口増が出ているところもありますが、やはり人口減少になってくる、高齢化率がより高いということになってくるわけでありますから、ぜひそういった高齢者の方にも動いていただく、移動していただく、それによって人生を楽しんでいただき、運動習慣もつけてもらう、そういったことはぜひ必要だろうというように思っております。

 この70万都市で珍しいバス事業者9社っていう中で、今まで様々な競争をされてきたところでありますけれども、現在はみんな協力してやっていこうという空気になっております。ぜひ、この公設民営のプロジェクトを成功させて、市民の足を確保していく、市民がより健康になっていく、そういった方向に持っていきたいなと思っているところであります。

市長記者会見の様子

もも・ぶどうの消費振興キャンペーンの実施について

 次に、桃、ブドウの消費振興キャンペーンですが、このたび岡山市は、NEXCO西日本、これは高速道路の会社ですよね。NEXCO西日本とJA岡山の協力の下、鬼うま!キャンペーンもも・ぶどう編を実施いたします。農産物のブランド力を強化していきたいと思います。

 NEXCO西日本は、地域の資源と高速道路を組み合わせることで、新たな地域価値の創出に取り組んでおられます。一方、岡山市とJA岡山では、農産物の情報発信や販売促進などの協定を締結しており、このたび品質の高い岡山の桃やブドウに着目されたNEXCO西日本からのご提案をいただき、このイベントを実施する運びとなりました。
 このイベントでは、岡山市がイベント全体の統括を担い、企画調整や広報などを行っていきます。JA岡山は農産物の販売など、NEXCO西日本は会場の設営や運営、PRなどを行います。

 実施内容は、山陽自動車道三木サービスエリア下り、福山サービスエリア上りに設置するガチャ機でカプセルを500円購入いただくと、外れがなく、それを上回る1,000円から3,000円のクーポン券が当たります。本クーポン券は、岡山市内3か所にあるJA岡山の直売所はなやかショップでご利用いただけるところであります。

 実施期間は、来る7月19日から8月18日までであり、夏休み期間でもありますので、観光客をはじめ多くの方にイベントにご参加をいただいて、全国で高い品質の評価を受けている岡山の桃とブドウを味わっていただきたいと思います。
 もう一度言いますけど、500円で購入すると、1,000円から3,000円のものが当たるというところであります。

東大寺サミットプレイベント開催について

 最後、もう一つありました。

 東大寺サミットのプレイベントを7月13日に実施いたします。
 これは、令和9年1月に開催予定の東大寺サミット、東大寺の建立に関わった市町村の集まり、そういうサミットのプレイベントを実施するということであります。

 これは、12世紀の後半に源平合戦のさなか、東大寺が平氏によって焼かれました。それを、朝廷は重源っていう僧を大勧進に任命して再建を託したというものであり、重源上人は全国を回り、お金を集め、こぎ着けたということであり、非常に短期間にやっております。そこの東大寺の瓦を一手に焼いたのが、今の瀬戸にある東大寺瓦窯跡であります。

 我々は何をここで主張したいかということであるんですが、重源上人と岡山の出身の栄西、中国からお茶を持ってきたという臨済宗の僧でありますけれども。栄西は、重源の次に担当しているんですが、重源が実際上再建をやっているときに、栄西が随分サポートしているという事実があります。
 栄西っていうのは、じゃあどういう人物なのか、重源とは中国で会ったというんですが、もともとは賀陽一族、備中の国造、今の知事だとか市長の立場にいた渡来人の子孫と言われております。どうも栄西が重源にここがいいぞと言ったんではないかということで、瀬戸から瓦を運んでいった。でも、瓦を運ぶっていうのは、一体どうして瀬戸に頼んだのか、選んだのか、それは、一つは土っていうことがある。これは、現在も備前焼にも通じている。また、そういう能力がある。これは備前刀、刀にも通じているところがある。じゃあ、なぜそれを持ててたのか、これはやっぱり栄西の渡来人として吉備を形づくった力、渡来人の力にもよって、吉備が大きくなっていった。その影響がずっと残っていた。それが備前福岡であり、瀬戸だった。
 そういった大きな歴史の流れ、そしてこれは宇喜多にも相通じていく所縁を持っているわけなんですけど、そういった岡山の歴史というものを、この瓦窯ということをベースに、解き明かしていきたいなというところであります。

 現地の人たちも非常に熱心にやっておりまして、ぜひ古代吉備からの大きな流れ、そして12世紀の後半、どんなことがあったのか。ちょうどそのあたりでは、今の岡山県でいくと水島の戦いというのがあって、源氏と平氏が戦い、そこでは平氏が勝ってるんですよね。そういう混沌としたときに、どうしてそんなことが行われていたのか、そういったことも私としては解き明かしたいなと思っています。観光ないしはそれを維持している学芸員ともよく相談しながら、最終的には東大寺のサミットで明らかにしていきたいというように思っております。

 私からは以上です。

市長記者会見の様子

質疑応答

  • 記者
     路面電車の関係でお尋ねしたいんですけども。乗車電停の位置が変更されるということで、先ほど市長もご説明されたように、だんだんと乗り入れ事業が市民の方に目に見えてくる形になっているということで、改めて路面電車乗り入れ事業の効果といいますか、そのあたりをもう一度ご説明いただきたい。

  • 市長
     今、バスの利用っていいますか、公共交通の利用にも力を入れておりますが、路面電車っていうのは、まずは定時性がある。そして、岡山に観光客が来たとき、バスの場合はある程度地理を知らないと乗りにくい。その点、路面電車っていうのは非常に乗りやすいんですね。
     しかしながら、声として岡山市の路面電車っていうのは、よく言うのは短い。次に、駅に降りてもどこから乗りゃいいか分からない。3点目として、高齢者ないしは障害のある方はあそこの階段が上れないと。今、コンクリートで埋めるっていうんですが、こういう声をよく聞いたわけであります。
     
     そういう面から、誰でも乗りやすく、路面電車を利用しやすい、そういう駅の乗入れをやらせていただいてる。短いっていうのは、もう一つは大きな指摘があるところなんですけども。今、都市計画を打っているのは、大雲寺町から東、新京橋のほうへ行くところであるわけですけど、あそこは都市計画決定を打ててます。あとは、実際上どういうスキームで岡電と調整をしていくか、工事は入っていくか、我々の財源措置がどこまでできるのか、そういったことを検討していくっていうことになるので、そこは第2弾として考えたいと思いますが、この第1弾の乗り入れができると、岡山に初めて来る人、高齢の方等々は相当便利になるんじゃないかなというように思っております。

  • 記者
     もう一点、すみません。案件外なんですけども、日本陸上競技連盟の会長に岡山市出身の有森裕子さんが女性で初めて就かれました。有森さんはもちろんおかやまマラソンのことですとか、地元岡山市にとっても地域活性化にとってもかなり貢献されてきた方だと思うんですけども、改めて有森さんが日本陸上界のトップに就かれたということの受け止めと合わせまして、期待されることですとか、エールとか、そのあたりをちょっと伺いたいんですけど。

  • 市長
     有森裕子さん、私も市長になってから、もう幾度となくお会いし、様々なご指導をいただいているところであります。ご存じのように、バルセロナ、アトランタで2大会連続のメダルを獲得されてます。日本の女子陸上選手初の快挙だということでありました。
     実は、昨年でしたっけ、パリオリンピックのときに、岡選手が金メダルを3つ、銅メダル1つ、これも岡山としてはかつてない快挙を成し遂げられ、今までの賞だけでは対応できないっていいますか、我々からお渡しする栄誉っていうのはそういうことでいいんだろうかという声が様々なとこからあったわけであります。岡山市市民栄誉賞というのを岡選手にお渡しをいたしました。
     私はそこで気になっていたのが、有森選手であります。選手というか有森さんでありますが、2大会連続のメダルを取って、こんな方はいなかった。有森さんに我々も何か対応することができないんだろうかと考えたんですけれども。そういう中で、今回、日本陸連の会長に就任されたと。これも岡山ではあまり聞いたことがないことであり、この機に、これから日本陸連の会長をして、ぜひご指導を、日本の陸上競技をより伸ばすためにやっていただきたいと思うんですけども、過去のそういうメダル獲得を2回連続行った、それも女子マラソンという苛酷なスポーツの中でやった。合わせて考えると、私は岡山市市民栄誉賞の授与も考えていいんではないかというように思っております。もちろんこれ、関係者にいろいろ調整をしていくということが必要になってくると思いますが、そういう調整を経て、市民栄誉賞の授与ができればというように思っているところであります。

  • 記者
     確認ですけども、これからの調整だと思うんですけども、市長の現時点のお考えでは、今回の会長就任と合わせて、これまでのオリンピックのメダル数とか、これを含めた様々な貢献といいますか、それを考慮して、市長ご自身の考えとしたら市民栄誉賞を与えたいというか、現時点ではそういう考え……。

  • 市長
     はい。私としてはそう思っております。

  • 記者
     岡山城西の丸周辺広場整備についてお伺いします。
     今回は検討素案という形で出されましたけど、今サウンディングを進めて、事業者に意見を募っているという中で、改めて市民に対してこのような検討素案を展示する狙いというか、市長の思いっていうのを聞かせていただけたらと思います。
     今、事業者に対して聞いてる上で、その上でさらに市民に対しても検討素案という形で展示して意見を募る市長の思いとか狙いを伺わさせていただけたらと。

  • 市長
     サウンディング調査自身は、私はうまくいっている状況だと理解をしています。したがって、今のままいけば、一定の民間の施設に入ってきていただくことはできるんじゃないかと。ただ、先ほど言ったように、岡山城周辺で市民がそこで楽しむことができる、憩うことができる場所としては、唯一無二の場所にこれから、今後は。今、市民会館を解体して、あそこが自由に使えるということになってくるわけですから、唯一無二とまで言えないかもしれませんけれども、すごい貴重な場所だろうというように思ってます。貴重な場所であるからこそ、様々な意見を聞きながら、取り入れるものは取り入れていくという姿勢で、できるだけ話をお伺いするというスタンスの下で今回はこのような形をやらせていただいたと。

  • 記者
     今回は展示されるのは1日だけという形で……。

  • 市長
     1日だけですけどね。

  • 記者
     オープンハウス形式、あまり聞き慣れないかと思うんですけど、これはどういう形で市民の方に……。

  • 市長
     じゃあ、直接担当から。

  • 担当課(庭園都市推進課)
     庭園都市推進課です。
     オープンハウス形式といいますのが、今回は場所が城下広場でございますけれども、そこにパネルであるとか、先ほど資料のほうにつけさせていただいてたモデル、こういったものを展示させていただいて、その上で、市民の方からご意見をいただくというような形式の意見の聴取の仕方といいますか、なっております。
     今回、サウンディングということで民間事業者の方からのご意見はいただいているところなんですけれど、さらに広く、利用される市民の方からもご意見をいただきたいということで、今回こういった形で意見をいただくということを考えて、こういう説明会の方にさせていただいております。
     以上です。

  • 記者
     案件外で恐縮なんですが、昨日、名古屋市の広沢一郎市長が会見中に倒れられたということがあったみたいで。主にはメディア等で、6月中の休みが1日しかなかったというような、いわゆる首長のオーバーワークの問題も取り沙汰されるところではありますが、長年市長を務められて、大変お元気そうな市長にとって、この件はどのように受け止められたのか、市長のオーバーワークという点についてお話を伺いたいと思います。

  • 市長
     何て答えるんだろう。いや、オーバーワークはオーバーワークですよ、本当。どうすりゃいいんでしょうかな。記者さん、どう思う。

  • 記者
     首長の働き方改革を進めるように期待します。

  • 市長
     それ、もっと大きくこの会見でも言っておいてもらうとありがたいと思うんですけどね。
     広沢さんって、市長をやって間がないですよね。今まで副市長でいて、私も河村さん、前の市長から随分その話は聞いたことがあるんですが、広沢さんの話は。多分、市長になって間がないっていうのは緊張感もあり、そして様々な場に出なければならない、全てこなさなきゃならないっていうところが私はあったんではないかと。
     彼と話したことがないんですよ。まだ、政令市の市長会議に彼は来てないんじゃないかな、市長になってから。河村さんはずっと来られてたけど。だから、性格はよく知りませんが。でも、私が市長になったときには、もう最初の1年は結構つらいものはあったですね。だんだんと慣れてくるんですけれども、だからオーバーワークに慣れてるっていうところがあって、これがいいのかどうか、特に選挙に近くなってくると、またよりオーバーワークになってくる。自分の体は自分で守るっていうことを考えないといけないかなとは思っております。答えようがありません。
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