
令和8年3月26日市長記者会見

令和8年3月26日市長記者会見資料

市長記者会見動画

乗継拠点完成及び支線バス「FLAt」車両お披露式典について
最初に、バスの関係でありますが、乗り継ぎ拠点の完成及び支線バスFLAt車両お披露目式典であります。
これは若干おさらいになりますけれども、中心部はニーズが増えてバスの運行を行っていく、支線のほうはなかなかバス会社、事業者のほうで採算が取れないんで、公のほうで施設を造り、バスの運行に関して民間のほうに委託をする公設民営の形にさせていただいております。
その支線部分、今整備しているところは10方面、支線の路線としては17路線であります。ブルーの支線バスについては今運行をしているところでありますが、新たに支線の運行を開始するところ、そして乗り継ぎの拠点が築港新町において完成したので、お話をさせていただきます。
支線バスについては、先ほど言いましたように、5路線で運行していますけれども、第3弾として、4月1日から庭瀬循環線、そして芳泉・岡南線の2路線で新しく運行を開始いたします。
あわせて、FLAtデザインの小型バスのほうでありますが、新車両が完成したため、新設の芳泉・岡南線と既存の高島・旭川荘線でこのバスが運行していきます。32人乗りであります。座席16人、立ち席が15人ということで、バリアフリー対応の低床車両であります。
さらに、幹線と支線に分割することにより、乗換えが発生するため、快適なスムーズな乗り継ぎ環境が必要であり、乗り継ぎ拠点の整備を進めることとしていますが、このたびその第1号となる築港新町バス停が完成をいたしました。
具体には、バス乗り場を上り下りともに1バースから2バースに増設し、歩道を拡幅し、上屋やベンチを設置するとともに、バスの運行情報が一目で分かるデジタルサイネージを設置したところであります。
ここで乗り換えますので、乗換えがどうしても時間がかかる。ここが1つの大きなポイントなんです。
不便であれば、人はなかなか乗っていただけません。したがって、例えば雨が降る日に上屋がないと、屋根がないと、もうそれだけで気分は萎えちゃうわけであります。そして、次のバスが一体いつ頃来るのか。渋滞もありますから、そういった状況をデジタルサイネージ、ここですね、で時間のチェックをしていくっていうことが重要になる。ここで、例えば単純に待つっていうのもありますけれども、ちょっと時間がある、そういうときに、こちらがスーパーなんですよね。スーパーに寄って買物をする、ショッピングをするということによって時間を潰す、ないしは必要な用事を済ませて、そしてこの時間に合わせてこの乗り継ぎの拠点に戻ってくる。となると、うまくいくという想定なんですよね。
本当にこれがうまくいくかどうかっていうところはあることは間違いない。でも、ここを我々としては、ちょっと時間があるとスーパーに寄ったりすると随分違ってきますよねというようなことを考えているところであります。
そこで、4月1日に乗り継ぎ拠点完成及び支線バスFLAtの新車両お披露目式典を築港新町バス停の近くの会場で行うこととしております。現在運行している支線バス5路線、議会等々でも全体としては評価していただいてるところでありますが、実際上なかなか乗っていただけない。利用者は1便当たり2人から5人ということで推移している状況であり、我々としては、市民の移動手段として、もうこれしかないということで整備を行ったところでございますんで、できるだけ定着するよう対応をしていきたいというように思っております。例えばお試し乗車券の配付など様々な利用促進に取り組んでいきたいというように思っております。これからぜひご活用いただければと思います。

造山古墳 VR 動画の公開について
次に、造山古墳のVR動画であります。
5世紀初頭、吉備が大和王権と同等の勢力を持ち、協力して倭国を治めていたと岡山市が提唱する新たな倭国論の魅力を伝えるため、令和6年度から様々な媒体を通じてその魅力を発信しているところであります。
古代の吉備では、2世紀後半に倉敷市の楯築墳丘墓を築き、その後、金蔵山古墳などの大型古墳、そして5世紀初頭には大和王権の大王墓と同等の規模の造山古墳、さらに総社の作山古墳、赤磐市の両宮山古墳等巨大古墳が築かれており、5世紀前半の吉備は日本史上でさん然と輝く存在であったと思います。
このたび造山古墳と陪塚の築造当時の姿をCGで再現したVR動画「今、解き明かされる古代吉備の繁栄~吉備と大和の二頭政治~」を制作をいたしました。造山古墳ビジターセンターやウェブサイトで本日公開を開始したところであります。
この動画では、築造当時の古墳の堂々たる威容、そこで生きた人々の営みの様子を映像を通して体感し、現代と古代吉備の時代を行き来するような歴史体験を楽しめるものとなっております。
このVR動画とともに、内容の見どころを分かりやすく紹介する告知用ダイジェスト動画、1分5秒でありますが、制作したところであります。市内中心部のサイネージで放映をいたします。
本日は、時間の都合上、ダイジェスト動画をご覧いただきたいと思います。お願いします。
あまり面白くないでしょう。1分のやつはいま一つ物足らない。ただ、全体で12分のものは非常に迫力がありますよ。ぜひ見ていただきたいと思います。
私は、この一、二年、もうちょっと長いかな、この数年間かけて古代吉備は随分勉強させてもらいました。吉備と大和の二頭政治、新たな倭国論と言ってますが、若干これは岡山市が作ってるから、こういう表現になるんですが、でも学者の間でも、大和が中心であることは間違いないんですけども、大和と吉備の二頭政治っていう、二頭政治と呼ぶのがいいかどうかは別にして、一体として古代の倭国っていうのが動いてたんじゃないかということをおっしゃっている方は多いですね。
今日は若干時間があるので、その話もさせていただこうと思いますけども、松木武彦さんっていって、いわゆる古代の古墳時代の第一人者の一人と言われている方がいます。残念なことに、数年前お亡くなりになりましたけど、その人の文章を読ませてもらいます。
吉備は、もとより大和と関係の深かった瀬戸内大地方圏を代表する形で、大和門閥氏族(やまともんばつしぞく)と結び、あまつさえ大和門閥氏族(やまともんばつしぞく)の分派を容認して、その体制の西方、西の要としての位置を高めていった。吉備のこの立ち位置が、造山、そして作山という巨大前方後円墳の出現につながったのである。
そして、別の本にはこういう表現があります。
畿内と吉備の5か所の首長墓の系列の間を王位はかなり目まぐるしく移動していたと考えられるっていうように書いてる。
これからいうと、古代吉備の人たちが大和に行って、大和で活躍をして、大和と一体となって大和政権をつくっていくんだけども、吉備の力も強くて分派構造という形にもなって、吉備と大和の勢力一帯が古代吉備の中核をつくっていった、そんなイメージなんですね。
じゃあ、大和と吉備は一緒かというと、そうではない。これは高田貫太さんという本の中に明確に書いてあるんですけども、調べてみると、大和の古墳には百済系のものが多く出土されると。しかしながら、吉備においては新羅系のものが大きく出土される。そのため、外交においては大和と吉備っていうのは別々になってるというような言い方をしています。
こういったところから見ると、分派構造になってはいるものの、それぞれ独立したものとして少なくとも外交はやっていたということが言えるんじゃないかなということが考えられます。
吉備が力を失って、雄略天皇時代、5世紀後半と言われてますけれども、それから大和王権の屯倉(みやけ)、直轄領ですね、天皇直轄領が吉備に出てくるんですけれども、そこで活躍してるのは蘇我氏なんですよ。蘇我馬子が複数回この吉備に来たっていうのは日本書紀に載ってるんですね。蘇我が活躍した屯倉って吉備にしかないんです。
というふうに考えていくと、蘇我と吉備の結びつきというのもあるんではないか。
また、それからいくと、蘇我が吉備と大きな活躍した。
ちなみに、牟佐にある大塚古墳は蘇我馬子の石舞台古墳とほとんど同じ形で、じゃあ何でそのことが日本書紀には書かれないのかっていったときに、蘇我の力、日本書紀を作ったのは藤原不比等、実質的な責任者は。そのお父さんは中臣鎌足。蘇我氏を中大兄皇子と共に討ち滅ぼした人。蘇我氏をプレーアップするわけにはいかないというのが、今回、日本書紀で吉備が大きく取り扱われなかった理由ではないんだろうか。
先ほど言いましたけども、5世紀の頭に造山古墳、長さ350メーターの古墳ができてるんです。それと同じ大きさのものが、上石津ミサンザイ古墳っていう履中天皇の墳墓と言われてますけれども、ほとんど同じ大きさ。その後の応神、仁徳の天皇陵は、その後で、5世紀の最初に古墳文化華やかな頃になぜ大きさが一緒のものが吉備で造れるのか。
いろんなことを考えていくと、大和と吉備の二頭政治、我々岡山が言うんですから、吉備と大和の二頭政治というのは私は十分成り立っていくんじゃないかなというように思っております。
ぜひ12分3秒のものも見ていただいて、吉備の町の様子も描くようにということでやってみたんですが、それなりに整理はしましたけれども、誰も見たことがないんで、その点は十分でありませんけれども、ぜひご覧になっていただきたいなというように思います。
なお、この動画を現地でご覧いただける造山古墳ビジターセンターは、来館者数が10万人を超えました。
また、近隣市でも古墳の発掘調査が進むなど、古代吉備への関心が高まってきています。
私が今作業をお願いしているのは、もう岡山市の古墳っていうところに限定しないで対応したほうがいいだろうということで、今は倉敷、総社、赤磐の学芸員さんが岡山市の学芸員と共に一緒にストーリーを整理をしているところであります。それらが全体が一体となって古代吉備全体の歴史的価値、また魅力を発信していただけるんではないかと思っており、それを今、造山古墳のビジターセンター、先ほど10万人突破と言いましたけれども、若干狭いし、なかなか古墳から出た物の展示もできないということもあるんで、拡充をしたいということを考えております。今回、8年度予算も議会のほうでお認めいただきましたんで、これについて積極的に対応をしていきたいと思います。

「届け、岡山の心 姉妹都市サンノゼ桃太郎像復活大作戦!」クラウドファンディングについて
では、3番目の話題、クラウドファンディングホームページのトップ画像、岡山市が1993年に姉妹都市のサンノゼ市に寄贈した桃太郎像が昨年10月に盗難に遭った件を受け、再設置に向け、クラウドファンディングを始めることといたしました。
11月にはサンノゼ市のマット・メ-ハン市長から、両市の友情のあかしである桃太郎像を必ず復元させるとの約束のレターが我々のところに届きました。
一方、昨年夏に子ども海外派遣事業でサンノゼ市を訪問した岡山市の中学生からも自分たちにできることはないかとの相談を受け、サンノゼ市とも協議をし、我々もクラウドファンディングという形で桃太郎像の再設置事業に協力することといたしました。
見てください、このタイトル。子供らしい感じがしませんか。「姉妹都市サンノゼ桃太郎像復活大作戦!桃太郎像をもう一度サンノゼの地に!」ということで、何といっても「届け、岡山の心」ということになっております。我々が考えるのと少し違って、子供らしい心が素直に出ているんではないかなと思います。
次に、手書きのメッセージ、これも今日は読ませてもらいます。
これは子供たちのイニシャルになりますが、私たちは昨年の夏、岡山市海外派遣事業でアメリカのサンノゼ市を訪れました。そこで目にしたのは、私たちを温かく迎えてくれた現地の方々の笑顔と、1957年に岡山市が友好の証として寄贈した桃太郎像です。それを見たとき、現地の方々がどれほど私たちとの交流を大切に思っているかを知りました。しかし、帰国して間もなく、この友好の証である桃太郎像が盗難に遭ったという悲しいニュースが届きました。つい数か月前、私たちが両市の友好の絆を感じて大切に守り続けようと誓ったあの像が、今はもうありません。岡山の桃太郎が遠く離れたサンノゼで愛されていた光景を取り戻したい。悲しいニュースを支援の輪という温かいニュースに塗り替えたい。このプロジェクトは、私たちだけでは微力であり、多くの方々の賛同と善意なしでは成り立たないプロジェクトです。皆さんの力を貸してください。私たちの桃太郎は負けない。サンノゼのジャパンタウンに再び友好のシンボルを。
ここだけ間違えてますけどね。1957年っていうのは確か姉妹都市になった年で、我々が贈ったのは1993年ですが、そういう細かいところは別にして、心が表れてると思います。
以上です。

部活動地域展開について
最後に、部活動の地域展開であります。
中学校の部活動については、令和4年に国から示された方針を基に、子供がスポーツ、文化芸術活動に親しみ、様々な体験をする機会を確保するため、地域全体で継続的に支える仕組みを創出する。教員の負担軽減のために、令和11年度の休日部活動の完全地域移行を目指すことを目標とした岡山市立中学校部活動地域移行推進方針を令和5年3月に策定しました。今申し上げたのは令和5年3月の話なんで、間違えないようにしてください。
そして、令和5年度から7年度まで、モデル事業として、地域クラブ指導者に係る経費の受益者負担を求めず取組を実施してきたところであります。
やってるうちに様々な課題が見えてきたところであります。例えば、典型的に言うと、部活動数って全体で578あるんです。しかしながら、地域のクラブ数が12クラブしかない。したがって、令和11年度での地域展開がなかなか難しい、困難であるということが言えると思います。
こうした中、令和7年12月に国から地域クラブの在り方など新たな方針が示されました。そこでは、いろいろあるんですけれども、特に目標期限を明示するということで、令和13年度までに休日の部活動を原則完全地域展開を目指すということを述べております。この国の方針もあり、それらを踏まえて岡山市の方針を見直そうということになったわけであります。地域クラブの質を担保するための認定制度の導入、また研修を受講した指導者を登録する制度の導入、そして何といっても令和13年度までに休日の部活動の地域展開を実現するということであります。
今日なぜこれをここで申し上げたいかというと、各地域、岡山市の全地域で少なくとも令和13年9月以降、休日の部活動を廃止することを決定したというところであります。例えばこの春に小学校3年生になる児童が中学2年となる令和13年には、9月以降の休日部活動は行われなくなります。
ちなみに、なぜ9月かということですけど、中3はどうも9月ぐらいから部活をやらなくなるということで、9月を区切りにするのがいいのではないかという判断でございます。
ここで最も申し上げたかったのはこれでありますが、令和8年度は国の方針を受けた我々の方針に基づいて、指導者登録制度に加えて、登録指導者とクラブのマッチングを行い、指導者の確保につなげていきます。地域クラブは一定の受益者負担を求めることが原則とされてますが、しばらくは部活動と地域クラブが混在することになり、受益者負担の不公平感を生じさせないよう、令和8年度も指導者に係る経費の公費負担を継続したモデル事業として実施をいたします。引き続き国の動向を注視しながらしっかりと取り組んでいきたいと思います。
私からは以上です。

質疑応答
- 記者
先ほどの部活動地域展開のプロジェクトに関してお聞きします。国の方針を踏まえたということですけども、こういう形で令和13年9月以降、休日の部活動は行わないと、改めて明確にするといいますか、目標期限を提示することの意義といいますか、どういう狙いをお考えでしょうか。
- 市長
実は、政令指定都市全体を見回しても、もう既に一定の年限を区切って地域展開をすると、もう部活動、休日部活動はやらないと言ってるところってあるんですね。
大きな流れは、もう地域クラブに移行しようと、先生の負担の軽減もありますから、ただなかなか全体としては動かないんですよ。それも分かりますよね。今まで学校でやってたわけですからね。
ただ、今回の一つの狙いは、もう我々としてはそれをタイムリミットにすると。だから、まずは保護者の皆さん、これをご理解いただきたいと。特に、小学校3年以下のお子さんというのは、中学2年になると9月からは休日の部活動はできないですよということをお知らせをする。
お知らせをするというのは、どういうことかというと、地域のクラブをとにかく整理していかなきゃならない。整理というのは、つくっていかなきゃならない。そういうところの意向をよろしくお願いしたいと。
これはやっぱり地域の意向が大きく入るものですから、そういうことをお伝えしたいという、そういうメッセージを込めているところであります。
- 記者
じゃあと残り、5年後ぐらいですかね、そのタイミングだと、5年あるのか、5年しかないのかというところはあると思うんですけども、このタイミングで発表されるというのは、この5年間の猶予というか、その期間の中で、先ほど市長が言われた地域クラブの整理ですとか、指導者の確保とか、それの時間に充てるとともに、浸透させるというか、そのための、これを使いたいというような
- 市長
そうですね。それはそのとおりです。
ただ、これは各保護者の皆さん、地域の皆さんがシュリンクしているという意味もゼロではありませんけれども、我々も指導者を見つけてこなくちゃいけない。それを積極的にやっていかなきゃいけない。やっぱり、自分たちの首も絞めた方がいいと。そうじゃないと、やっぱり動かない。動くためには、目標も明確にする。
この5年間、動いて、そういう地域の活動に替えていく、そういった大きな思いがあって、この場になったということであります。
- 記者
改めて、市長から見て、この部活動の地域展開の意義といいますか、メリットについてはどのようにお考えでしょうか。
- 市長
やはり大きな面で、時代は変わってきている。先生たちも、アンケートなどで聞いてみると、やはり相当負担に思われている人が多いというのは事実であります。そこは、代替手段をきちっと整理をしていくということも重要になってくるんじゃないか。
したがって、学校単位だけで物を考えないほうがいいと。隣の学校から、一つのそういう地域クラブに来てもいい。いろんなことで、今までのステレオタイプのやり方ではないやり方を模索していく期間として、十分な期間ではないかなと思ってます。
- 記者
部活動の地域展開で重ねて質問になるんですけども、長期的な視点で見たときに、岡山市として部活動の在り方をどうしていくかという質問なんですが、熊本市では、部活動を継続するというような意向を示しています。また、神戸市では、今年の9月にも、平日も休日も含めて地域移行するというような、自治体によって部活動の在り方は様々だと思うんですが、この令和13年以降の在り方について、お考えがあれば教えてください。
- 市長
それは、基本的には地域展開を行っていくということだと思います。
熊本が、学校の部活を継続するという話を言われてるのは承知してます。しかしながら、先ほど言いましたように、教員の皆さん方は負担を感じている。確かに、部活でも、例えばバスケットをやったことのない人がバスケットの部長をやっている。そういったケースというのは非常に多いということも聞いているところであります。
そういった先生方の負担をなくし、また子供たちが自由にスポーツ・文化の活動もできる、それを両立するようなシステムをつくっていかなければならないというように思っているところであります。
神戸が、割と早めにやると、地域展開をやるというのも聞いていますけれども、我々のところは、先ほど言ったような比率で、なかなか動いてないんですよ。それを明日から、じゃあ休日部活動をやめますというわけにはいかない。やっぱり一定の年限を切って、その間に準備をしていく、その期間が、国から13年と言われたこともある、あって、じゃあそれを一つの目標値にしていこうじゃないかと。そんな思いであります。
- 記者
それじゃあ、クラウドファンディングをお伺いしたいです。これは、中学生たちの要望を受けて、市が実施主体となるというふうなクラウドファンディングという理解でよろしいでしょうか。
- 市長
そうですね。クラウドファンディング自身はそういう性格ですね。まずは、子供たちからの提案、そして提案だけでクラウドファンディングやって、本当に像ができるかどうかは分からないじゃないですか。製造経費って1,500万円ぐらいかかる。ただ、正確な数字を言いましょうか。1,500万円だよね。
- 国際課長
送料込みで1,500万円、像だけでも750万円です。
- 市長
送料とか全部合わせて1,500万円。でも、そこでやっぱりサンノゼ市長からの文書、私も直接読みました。正確な文書は覚えてませんけども、予算においても配慮してやるということを明確に手紙の中で書いてます。となると、サンノゼの市長も本気で考えていただいてる。子供たちからも、何とかしようと。我々も、やっぱり友好の証というのはあったほうがいい。私も見ました、サンノゼへ行って。立派なもんですよ。
そういったものは、やっぱり継続していくというのは両市にとっていいことだし、じゃ我々が仕掛けようということになったということであります。
- 記者
2点ほど伺いますけど、1点目は、先般、中東情勢が緊迫しているわけですけれども、岡山市に対する中東情勢の影響だとか、具体的に何か対応している支援策とかということがもしありましたら、教えてください。
- 市長
いや、これからは相当あるんじゃないですかね。ただ、会見があるというんで、うちの産業グループが商工会議所には聞いてくれました。となると、という結果でいくと、今困って、すぐに何かをしてほしいというようなこと、こういう要望とか具体の相談とかというのは、まだ企業からは来てないということであります。
もう少し様子を見て、我々も対応できるかどうか、対応すべきかどうか、そういうのを決めていきたいと思います。
- 記者
もう一点なんですけれども、広島駅の北口にアリーナをつくるということで、広島市とJR西日本が提携されるという、連携されてまちづくりを行っていくというような報道がありましたけれども、広島にも、また新しくアリーナができるということで、岡山は今、アリーナ構想が進んでいるわけですけれども、広島のアリーナができるということに対する岡山にとって影響みたいなところ、市長のお考えとしてありましたら教えてください。
- 市長
これは、広島市長から聞いたんで、正確かどうかはちょっと分かりませんが、まず今、アリーナがありますよね。そこがやっぱりVIPルームがないらしいんですね。そこでそれは県の費用で、県の体育館だったと思いますけども、県の費用でそれは改築をして対応すると。
言っていいのかな、オープンにどこまでなってる、まあいいや、ここまで言ったんですもんね。
その後は、今度は広島市が同じアリーナをつくっていくというようなことをおっしゃっておりました。市と県連携を取りながらやっているなという感じで、若干羨ましい感じはしたところではありますが。
ただ、我々としては、岡山のこの立地特性から見ると、このアリーナというのはすごい整備しやすいところだろうというように思います。利便性も高いですし、だからこそ、複数の社がコンセッションに手を挙げていただいているということがあると私は思っております。
広島も、それはもちろん採算性があるということでやろうとされているんだと思います。まちのにぎわいにもプラスになるわけですから。そこは、お互い、こういう都市間競争を経ながら、お互いの地を盛り上げていくということはいいことだろうと思ってます。
- 記者
古墳のことで、すいません、ちょっと確認を兼ねてなんですが、これはユーチューブなんかの動画、12分の動画と、もう一つ別にVR動画があるということでよろしいんでしょうか。
- プロモーション・MICE推進課長
同じものです。VR動画での12分の動画ということになります。
- 記者
同じものなんですね。例えばこの前の東大寺の瓦窯跡のように、そこへ行ってみると、こう見えるような。
- 市長
それではありません、それでは。
- 記者
分かりました。ちなみに、市長、その12分の動画をご覧になった率直な感想を短めにちょっと教えていただければと思うんですが。
- 市長
まず、古代吉備の迫力を感じます。吉備と大和の二頭政治と我々が言っていることの根拠が表れていると思います。
- 記者
続いて、古墳のことでお尋ねします。
今回、このVR動画を作るに至った簡単な経緯と、それにかける市長の思いと、これから市民の皆さんが見に行きたいと思うようなメッセージを一言お願いします。
- 市長
今、私は、岡山市を盛り上げるために、宇喜多と、戦国時代の宇喜多家、そして古代吉備という、この2つを二本柱でやらせていただいております。
岡山ご出身じゃないですよね。案外ね、岡山の人って、例えば宇喜多直家、秀家をあまり知らないんですよ。これは、そもそも滅んでいる家なんですね。関ヶ原で西軍の主力として戦い、負けて、秀家は八丈に流されたわけなんですよ。残っている資料というのはほとんどないんです。あるのは、例えば毛利家の文書であるとか、100年ぐらいたった後の池田家の中での文書だとか、そういうものしかなくて、非常に何か悪く書かれている。
したがって、我々小学校時代というのは、あまり習わないんですね。中学校とか。
同じように、古代吉備がそれなりに、古代、隆盛を保ったというのは、ぐらいは分かります。でも、それ以上のことって知らない方がすごい多いんです。でも、一つ一つ見ていくと、とてつもない隆盛を誇っていた。
じゃ、何でそうなってるかというと、この造山古墳が、今、さらっと5世紀の初頭と申し上げましたけど、これが分かったのは、ここ5年、10年の間なんです。そうやって見ると、上石津ミサンザイ古墳、5世紀の頭、同じ時期にあるもの、天皇陵と同じ大きさではないかと。あと、大山古墳とか、世界遺産になってる古墳がありますよね。あれはもっと後じゃないかというのが分かってきてるわけです。
となると、5世紀の初頭というのは何があったのかというのが、いろんな形で学者の人たちが整理をしてくれている。そういうことになっとるんですね。
朝鮮半島では、高句麗好太王の碑というのがあって、これは4世紀末のことがいろいろ書かれているわけです。これも符合してくるんですよ。
というところから見ると、古代吉備も、それからあと蘇我氏、蘇我馬子の話もしましたけども、それも、だから宇喜多家と同じように抹殺されてる。そこそこのところは残ってるけど。
したがって、この失われた何年とかとよく言いますけれども、こういうふうに葬られた歴史を復活させるべきではないかと。どんどん分かってきてますから。そういうことで、今、やらせていただいているところであります。
その一つの大きな拠点を造山古墳の、今ビジターセンター、あそこのビジターセンターというのも、何といっても2世紀、今分かってるところの日本三大集落の一つの跡が発見されてるところなんですよ。
そうやって見ると、失われたものをどんどん、何と言ったんだっけ、通常は、葬られたものか、葬られたものを復活させていこうじゃないかと。そういうことで、このVRをまずは作らせていただきました。これをビジターセンターほか、いろんなところで発信をしていく。
我々の祖先がやったもの、これを世の中に発表し、岡山の人の心をより奮い立たせ、誇りを持ってもらいたいなと思ってます。
- 記者
桃太郎像のことでお伺いします。 今回、その像を手がけられる方、方なのか業者なのか、これはもう決まってるんですか。
- 国際課長
決まっております。これまでほかの4都市、サンノゼ、洛陽、プロヴディフ、サンホセに送った桃太郎像の制作者と一緒で、制作会社は岡宮美術さん、埼玉県川口市にあります。作者の方は、もう亡くなられていらっしゃいますが、岡本錦朋さんと言われる方です。
- 市長
私は、コスタリカの桃太郎像も見ました。コスタリカにサンホセというところ、立派なもんですよ。だから、結構、岡山という名前は、あの辺りは、みんな結構使うんですよ。今日、これからプロヴディフってブルガリアの第2の都市ですが、そこでインタビューを受けるんですが、そこの様々な日本の武術とか、そういうクラブがあるらしいんですが、その中にも岡山ってあるんで、やっぱりこういう桃太郎、そこにも桃太郎像があるんですけどね、桃太郎像ということで、一つのアイデンティティーになってる。
先ほどの古代吉備とはちょっと違うんですけどね、古代吉備は、吉備津彦が桃太郎で、やっつけられたという、そういう整理じゃないじゃないかということとは、ちょっと矛盾するんですけれども、一方で、桃太郎が一つの岡山アイデンティティーになってるのは事実で、台湾のお客さんがすごい多い。
それはなぜかというと、桃太郎の発祥だからというところもあるという話も聞いたことがあります。どこまで信憑性があるかは分かりませんけど。
- 記者
ちょっと手短に、あと2点だけお伺いしたいんですけども、1点、まず古代吉備の関係で、先ほど市長が言われたんですけども、宇喜多とこの古代吉備ということで、このVRを担当している所管、担当課を見ても、この2つをいわゆる観光的な側面からしても、岡山の魅力的なコンテンツとして強力に発信していくということで、いうようなコンテンツに育てていきたいというようなお考えなんでしょうか。
- 市長
いや、育って、今、いつつあるじゃないですかね。例えば宇喜多の話からいくと、宇喜多をここまで検証してきてる。大河ドラマで、もう署名8万は集まりました。こうなってくると、岡山城に対してのにぎわいも増してくるんですよ。何と、私が質問しちゃいかんけど、2024年度で、入場者をチェックできるシステムがある城が3,000あるんですよ、何番目だと思いますか、岡山城。
- 記者
10番目ぐらいですかね。
- 市長
ちょっと上言ったでしょう。4番目なんですよね。この2025で9番目、思ったより多いんですよ。だから、いろんな反射的効果というかな、それを意図してますから、あまり反射的とは言えないかもしれないけど、効果が非常に大きい。
先ほどビジターセンターの話をしましたけど、あそこは今回、「豊臣兄弟!」でどう描いてくれるか知りませんけども、備中の高松城の水攻めがあるじゃないですか。あそこの資料館よりも入場者数が多いんですよ。
備中高松城が、だから、こうなってるという意味じゃないですよ、あそこも伸びていって、いろんなことが、また清水宗治家も分かってるんですけども、古代吉備というのは、案外、私はウケてるんじゃないかなと思ってます。
二本柱、うちの、今日、後ろにいるそうですけど、学芸員たち、今、すばらしい動きをしてくれて、岡山だけの学芸員じゃなくて、各都市を連携し合いながら、一つのストーリーをつくっていく。こんなことも今やってますんで、ぜひ売っていただければと思います。
- 記者
あともう一点、すいません、支線バスの関係なんですけれども、昨年4月に、第3弾として、間もなく1年になりますが、先ほどの説明では、ちょっと市長も触れられてますけれども、この1年、支線バス利用の状況を踏まえまして、どのように見ておられるかというご所感をお願いします。
- 市長
まず、こういう施設は、こういう設備は必要だったということをおっしゃってくれる方は多いです。
2つ目として、これを公設で行ったこと、そして赤字部分も一定の補填をすること、これについては、それほど批判も私はないというように思っています。
しかしながら、皆さん、乗っていただけない。じゃ、そのバスが嫌いで乗らないのかというと、そうじゃなくて、それが習慣化されてない。ほかに何かある?(交通政策課長に確認)。だよね。習慣化されてないんで乗らない。これから本当に乗らなくなれば、急になくなることはないにしても、時間間隔がまた延びちゃう可能性はあるんですよね。
じゃ、そうなると、また利便性が落ちていく、また乗らない、負のスパイラルに入っていく。これを何とかしなきゃいけない。だから、今、無料券を配ったり云々しながらやってます。
ただ、当初から、数年はかかるだろうというように思ってましたんで、辛抱強く当分の間は対応していきたいと思います。
- 記者
桃太郎像なんですけども、クラウドファンディングを近日中に開始ということなんですけど、大体どれぐらいからとかというのは。
- 国際課長
今、プラットフォームの「CAMPFIRE」を使う予定なんですけれども、そちら、ちょっと掲載のミスがありまして、今遅れておりますが、連絡が取れ次第、公開できると思います。その際には、改めてお知らせをして、今あるQRコードは、見ていただくとステータスが間もなく公開というもののQRコードになりますので、それを改めて公開のQRコードを明記してお知らせしたいと思います。
- 市長
正直言うと、もう日にち書いてあったんだけど、急にちょっとまずいという話になって、やってるということで、すぐにできると思います。