私たちが暮らす岡山の街は1945年6月29日にアメリカ軍
の爆撃機 B-29による空襲を受けました。当時の市街地の
63%が焼け野原となり、 多くの人々が住む家を失い、傷つき、
亡くなりました。 岡山だけでなく、 広島と長崎への原爆投下
も含めて日本の66都市が空襲により破壊されています。 しか
し、長い年月のうちに当時の様子を知る人も減り、 戦争や空
襲に関する記憶と実感はうすれつつあります。
一方で、今なお世界各地で戦争が起こり続け、 多くの人々
が傷つき苦しんでいます。 平和を実現するためには、 私たち
の街が過去に経験した戦争や空襲の経緯と被害を正しく把握
し、次の世代へ伝えていくことが重要です。
今年の岡山戦災の記録と写真展では、岡山空襲がどのよう
に計画・実行され、空襲でどれだけの被害が発生したのか、
戦争で人々の生活がどのように変化し、 焼け野原となった街
が戦後どのように復興していったのかについて、 さまざまな
資料と写真、証言をもとに紹介します。 また、 2012年に開設
した岡山空襲展示室が今年で10周年を迎えるにあたり、 これ
までの活動をふりかえるコーナーも設けます。
この展覧会をとおして、平和の尊さと戦争の悲惨さを考え
ていただき、また多くの資料を残し伝えてきた先人たちの営
みを知っていただければ幸いです。
□演題; 「戦争・空襲を継承する取り組みの現状と課題」
□講師; 水島 久光 さん (東海大学文化社会学部 教授)
□日時; 2022年6月18日(土曜日) 午後1時30分から午後3時30分まで
□会場; 岡山シティミュージアム 4階 講義室
□定員; 40名(先着順)
事前のお申し込みは不要です。当日、会場は、講演の開会前30分に開放します。
お早めにお越しください。
□日時; 会期中の6月18日をのぞく土曜日と日曜日 午後2時から午後3時まで
□会場; 岡山シティミュージアム4階展示室
□申し込み不要で、定員はとくにもうけません。
模な空襲が米軍によって行われました。岡山市の場合は1945年6月29
日に大規模な空襲を受け、当時の市街地の63%を焼失し、少なくとも
1,737人*の死者が出ました。(*2,000人をこえるという説もあります。)
チラシの表面と背面とをPDFでご覧いただけます。
第45回チラシ表面PDF
第45回岡山戦災の記録と写真展チラシ表
第45回チラシ表裏PDF
45回チラシ表裏
所在地: 〒700-0024 岡山市北区駅元町15-1 [所在地の地図]
電話: 086-898-3000 ファクス: 086-898-3003