ノートルダム清心女子大学 3年 K.A
主人公の坪田君の家では四角の鉛筆を作っていたことがあったので、鯉の子、小鳥、タコ、猪の子を持って来てあげると言った友達それぞれに、二本、五本、七本、十本の鉛筆を引き換えにもらう約束をしたが、三十年ほど前の出来事なので約束が果たされたのかどうかは分からなかった。この部分から、物の価値を同等に物で決めることは難しいのではないかと思った。人それぞれが考えている価値観はその人によって変わってくることを知った。
また、友達が住んでいる町には鯉や小鳥などの産物があったけれども坪田君が住んでいる町には特に珍しいといった産物はなかった。この部分から、坪田君が引き換えの物としていた四角の鉛筆も産物といってもいいのではないだろうかと思った。産物というものは案外自分の身近に存在しているのではないかと思う。
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