おかやまアーツフェスティバル(旧 岡山市芸術祭)1963年にスタートし、岡山市で最も伝統ある総合的な文化芸術フェスティバルです。文学のほか、音楽・映画・舞踊・演劇・美術・生活文化などのジャンルがあり、文化団体や市民のグループの活動の成果を発表する場として、また市民に優れた文化芸術に触れてもらう機会として多くの人に親しまれています。毎年10月から12月の約3か月間開催し、過去4年(2019年から2022年)の総来場者数の平均は、31,000人を超えます。
文豪・夏目漱石ゆかりの地である岡山市西大寺地区で「漱石フォーラム」を開催しています。漱石にちなんだミュージカルの上演や、漱石が岡山でつくった俳句の書道パフォーマンス、漱石が愛したフードの出店の出店など、漱石自身や漱石の文学を楽しく学べるイベントです。
夏目漱石から親友の正岡子規へ送られた俳句
「鳴くならば 満月になけ ほととぎす」
(西大寺高校書道部による書道パフォーマンス)
2011年3月11日の東日本大震災以降、震災の記憶を風化させないようにと、市内の朗読グループ「おはなしのWA♪別ウィンドウで開く」が毎年3月11日に震災関連などの文学作品を題材とした朗読会を開催しています。2023年には、中国楽器(二胡・揚琴)の生演奏とコラボした情緒溢れる朗読会を開催。2023年3月11日時点で、開催数は10回を数えます。
文学分野を学ぶ大学生が、文学作品の紙芝居や人形劇を制作し、施設に入所している高齢者に披露。制作物を通して昔を懐かしんだり、文学に対する期待や感想を自由に言い合い、文学を通して世代を超えた交流を行いました。
また、公民館では、紙芝居や人形劇のほか、童話『ケイちゃんとかきのたね』から考案した体操を来場者と一緒に行うなど、様々なアプローチ方法で、文学を通じ、幅広く多様な年齢層の人々と交流を深めています。
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号
電話: 086-803-1054
ファクス: 086-803-1763