1人歩きができるようになってくると、家の外でも遊ばせてあげたいですよね。いざ出かけようとすると、「外遊びって何をしたら良いのかな?」「準備するものは?」と、「外遊び」に対してハードルが高くなってしまっている方はいませんか?今回は、そんな方に向けた「外遊び」のヒントをご紹介します。
子どもたちは、外に出て土や草木に触ってみたり自然の音を感じる中で、様々な情報を吸収しています。
ついつい大人の目線で遊び方を選んでしまいがちですが、家の周りをお散歩するだけでも立派な「外遊び」です。「何をしてあげたら良いのかな?」と悩まずに、まずは外に出て子どもが何に興味を持っているのか見守ってみましょう。
しゃがんで砂を触る:土や砂の感触を確かめているのかな?
立ち止まっている:周りの音や風を感じているのかな?
公園など遊び場にでかけた時、遊び方は子どもの想像力にまかせるのが大切ですが、
子どもから「いつもと違うことがしたいな!」とリクエストがあった時はこんな提案をしてみませんか?
45L以上の大きなビニール袋に空気を詰め込んで、大きな風船をつくってみよう!持ち上げてみたり投げてみたり、風船を使って体を大きく動かすと楽しいね♪
バケツに水を入れて筆をぬらし、コンクリートの上に線を描いてみよう!丸も描けるかな?だんだんと消えてくるから「あら不思議」。車など周りを注意しながら遊ぼう!
傘から落ちてくるしずくをバケツなどの入れ物にためてみよう!「しずく」はどんなところにあるかな?周りをよく見てみると、葉っぱやお花にも「しずく」があるね。
みんなで力を合わせて落ち葉を沢山集めてみましょう。ふかふかな落ち葉のベットの寝心地はどうかな?みんなで転がってみよう!
落ちている木の実(どんぐりなど)を拾ってみよう。ぱっと見では分かりにくいけど、一つ見つかると次々に見えてくるよ。拾ったどんぐりはおままごとに使ったり、ころころ転がすのも楽しいね。
どんぐりを洗って一度冷凍すると、中に入っている虫退治になるよ!
寒い日には氷を探しにでかけよう!道のへこんだ部分や土の下をよく観察してみて。手でさわったり足で踏んでみたらどうなるかな?
親子で安心して楽しめる遊び場をつくるためには、地域の方とコミュニケーションをとるのも大切です。
まずは、同じように遊ぶ親子や散歩に来た人、公園の清掃や管理をする人とあいさつをしてみましょう。
お互いの存在を少し気にかけることと顔見知りになることは、事故や事件の防止にもつながりますね。
「外遊びノート」は、子育て中の方や子育て支援を行う個人・団体の方に、子どもたちがもっともっと外で遊ぶためのヒントや遊び場づくりを手助けする情報をまとめています。
具体的な遊び方を紹介した「外遊びレシピ」や身近に潜む危険を紹介した「あそびとキケン」など、役立つ情報が満載なのでぜひチェックしてみてくださいね!
NPO法人岡山市子どもセンターさんでは、子どもが主役の遊び場「おかやまプレーパーク」を開催しています。
子どもたちのやってみたいことが子どもたちの手で実現できるよう、手作りの遊具(シーソー、輪投げなど)や自然の素材(木、土、水)を用意して、みんなで遊べる場を提供しています。
岡山っ子育成局 子育て支援部 地域子育て支援課
電話:086-803-1224
■「外遊びノート」についてのお問い合わせ
都市整備局 都市・交通部 庭園都市推進課
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