NICU(新生児集中治療室)等に長期入院した後、引き続き医療的ケアを日常的に受けながら在宅生活を送るうえで、さまざまな医療や福祉のサービスを利用することができます。このページでは、在宅生活を支える医療サービスをご紹介します。
医師がご自宅を訪問し、診療(診察、処方、処置など)を行う医療サービスです(看護師やその他の職種が医師と共に訪問する診療所もあります)。
医療的ケア児在宅医療関連リーフレット
令和3年度に、医療的ケア児の診療についての再調査を実施し、ご協力いただける医療機関をかかりつけ医として登録しています。ご利用の際は、医療機関により診察の形態(外来または訪問・往診)が異なりますので、必ず各医療機関へお問い合わせください。
令和3年度に、医療的ケア児への歯科診療について調査を実施し、訪問診療を「対応している」「場合によっては可能(要相談)」とご回答いただいた歯科診療所一覧を掲出しました。歯科診療の希望がある場合は、必ず各医療機関へお問い合わせください。
看護師がご自宅に訪問し、主治医や病院のスタッフ(看護師等)と連携をして、お子様とご家族を支えるサービスです。主なサービスとして、病状の観察・健康状態・発育のチェック、医療的ケアの手技指導や機器管理などがあります。
医療的ケア児在宅医療関連リーフレット
岡山市では、増加しつつある医療的ケア児への課題に対応するため、平成30年12月に医療的ケア児に関わる病院、診療所医師、訪問看護師等が参画する「医療的ケア児における在宅医療提供体制のあり方検討・構築ワーキンググループ」を立ち上げ、在宅医療提供体制の構築に取り組んできました。これらを具体的に進めていくうえの第一歩として、令和2年3月に「医療的ケア児在宅医療提供体制ガイドブック」を作成しました。
退院後も何らかの医療的ケアを必要とする子どもが病院から在宅へと円滑に移行し、在宅において必要な支援を受けながら、家族とともに安心して暮らし成長していけるように、この冊子が多くの支援者に活用されることを願っています。
医療的ケア児在宅医療提供体制ガイドブック(第2版)頁一覧
岡山市では、医療的ケア児に関する連携事業について岡山大学病院へ委託をし、医療的ケアを必要とする子どもとその家族が住み慣れた地域で安心して生活を継続することができるよう、小児在宅医療に関する理解を深めるため、病院・診療所等の医師やメディカルスタッフを対象として研修会を開催しております。
令和7年2月15日(土曜日)午後2時から3時30分
Zoomを用いたオンライン研修
事例提示—NICU退院直後の双胎例
講師 訪問看護ステーションエール 看護師 平田晶奈氏、すくすくyell 管理者 土山久美香氏
事例提示—退院し数年たった例
講師 つばさクリニック岡山 医師中川ふみ先生
退院後から福祉サービスを導入するまでについて
講師 旭川児童院地域療育センター 保健師 川西義光氏
申し込まれた方には、後日研修の参加方法をご案内します。
令和7年1月31日(金曜日)
所在地: 〒700-0962 岡山市北区北長瀬表町2丁目17番80号 [所在地の地図]
電話: 086-242-3135 ファクス: 086-245-4711