実施団体
岡山市京山地区ESD推進協議会
実施学区
伊島・津島小学校区
京山地区の大きな課題の一つとして「自転車マナー」の問題があり、2015年には地域課題ランキングの第1位にもあげられました。SDGs(※)の目標11「住み続けられるまちづくり」を目指して、「やさしく走ろう京山」運動を展開し、「自転車マナー問題」に取り組んでいます。(継続事業 4年目)
岡山市京山地区ESD推進協議会では、「自転車マナー問題」に4年前より取り組み、SDGs(※)の目標11「住み続けられるまちづくり」を目指しています。「自転車マナー問題」は、2015年に当該地区の「京山地区フェスティバル」で、地域の解決しなければならない課題ランキング第一位に掲げられて以来、取組んできました。
2018年度は、地元の学生や教職員・警察・市役所そして隣接の御野学区の方々と一緒に、岡山大学前の交差点で自転車運転者にマナーの啓発を促す「自転車マナー協働行動」を年4回開催しました。
自転車で通行する人に呼び掛けます
学生も一緒に活動
警察とも協働
学生がデザインした「自転車マナー啓発プレート」
また、地域の学生にデザイン募集し、採用された「やさしく走ろう京山」啓発プレートを取り付けることで、プレートを見た周囲の人と、付けている本人の自転車マナーに対する意識の向上をめざし、地域内の小学校児童だけでなく、幼稚園・保育園の保護者の方々にも範囲を拡大して配布しました。これらの様々な活動を掲載した地域機関誌の「地域の絆プロジェクトだより」を発行し、地域の全戸約1万世帯に配布するなどして、地域内により一層課題解決の徹底を図っていきました。
楽しく交通マナーを学びます
「最近、啓発プレートを取り付けた自転車と、頻繁にすれ違うようになってきていますよ。少しずつですが、自転車マナーの向上が見られるのでは。」自転車で公民館に来られた方がとおっしゃっていたよ。岡山市内でも学生の数が大変多く、自転車の利用率が高いこの地域で、「自転車先進都市おかやま」を掲げている岡山市のモデル地区になるように、継続的に活動していくとのこと。継続して地域の課題解決に取り組んでいる姿が印象的だったよ。BYのっぷ
(※)SDGsとは、SDGsは「Sustainable Development Goals」の略で、日本語では「持続可能な開発目標」。2030年までに達成を目指す国際目標で、17の目標と169のターゲットから成っています。SDGsの合言葉は「誰一人取り残さない」。先進国や途上国など、世界のすべての国々を対象にしています。
添付ファイル
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