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貞享3年(1686)岡山藩主池田綱政が、家臣津田永忠に命じて後楽園の築庭に着手し、後楽園の要の建物として第一番に
建てられてのがこの延養亭であった。 完成後は藩主の静養や賓客の接待、藩校の儒学者の講義場として使われた。 明治17年(1884)に後楽園とともに、岡山県の所有となった。 後楽園の中では、この延養亭からの眺望が最もすばらしく、沢の池、唯心山や借景として操山中腹の安住院多宝塔(岡山 県指定重要文化財)などが一望でき、園内の景勝の殆どがここに集まるよう作られている。 新年元日の行事として邦楽の演奏や芝生にタンチョウが放たれる。 蓮や中秋の名月を観賞する行事では、琴、尺八などの演奏が行われ、鶴鳴館などでは茶会も催される。 この由緒ある延養亭も戦災で焼失したが、昭和32年完成の復元工事では正徳2年(1712)の絵図に基づき復元され、建築 当時の姿に蘇っている。 |
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協 力 岡山後楽園 |
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※ 延養亭は、一般公開されておりません。 延養亭内部及び建物周囲への立ち入りはできませんのでご了承ください。 ※ 著作権は岡山市、岡山後楽園に属します。 ※ 記事・画像の転用を禁じます。 |