ははネズミ
「どれどれ こんどは この中かえ。」
そんなことを いって ばけつの なかを のぞくと
三ばんめの ネズミは ぞうきんに あたまを
つっこんで、 かくれて いました。
そして、どうなかも しっぽも 足も、みんな
まるみえで、ひとりで すっかり かくれた
きになって おるのです。