公民館で充実した環境学習を実施することで、地域住民の環境意識の向上と活動へのきっかけづくりとして開催しています。平成28年度から行われている「くらしの環境学」は、住民の企画委員とともに、年間のテーマを立て、テーマに基づいてあらゆる角度から年6回程度のプログラムを計画し実施しています。将来的には、環境にやさしい活動ができる人々が一人でも多くなるよう、住民とともに活動していきたいと考えています。
環境に関心のある人ならどなたでも。
今回の環境学習エコツアーは、「くらしの環境学」講座の一コマ、今年度のテーマ「ゴミ」のうち、社会問題となっている「海ごみ」に焦点を当て、実際に海ごみを拾う体験や瀬戸内の水産業の実態なども現地で見学して関心を深めました。
「この講座で学んだことを一人でも多くの方に伝えたい」「実際に海ごみを拾うことでその量と種類に驚きました。知らず知らずに捨てられたごみが海の環境を汚染していることを実際にツアーに参加することでわかりました。改めて環境保護を進めていきたいと思った。」といった感想をいただき、意識の向上のきっかけづくりになっていると感じました。
実際の体験によって見えていなかった海ごみの現状を知ることができ、最終的にはそのごみが及ぼす人体への影響についても考え直させられたツアーとなりました。
本来豊かであるはずの海の現状を目の当たりにし、改めて環境にやさしい暮らしの必要性を考える良い機会となりました。
今後も一人でも多くの方に環境に関心を深めてもらえるよう、年に1度環境をテーマとした催しを開催し、子どもから大人まで、広く楽しみながら環境保護へ関心をもってもらえるよう、学びを重ねながら活動を続けていきたいと思います。
環境に関心のある方ならどなたでも、現在企画にかかわってくれている方々も楽しく活動しています。
2019年11月11日(月曜日)