収集されたし尿と浄化槽汚泥に含まれる紙・布などの混入物を細かく破砕・切断し、夾雑物除去装置と夾雑物脱水装置で分離・脱水します。分離した脱水し渣は場外搬出します。また、収集車の出入の際には、臭気捕集ダクトで強制吸引することにより、臭気が屋外に漏れない工夫をしています。
受入室
夾雑物除去装置
夾雑物脱水装置
混入物を除去したし尿・浄化槽汚泥は、汚泥脱水機で含水率70%以下まで、脱水することにより、汚泥を減量化します。脱水分離液は分離液槽に移送し、脱水汚泥は肥料として再利用します。
汚泥脱水機
汚泥脱水機により分離された脱水分離液は、窒素分や汚れのもとを硝化菌と脱窒素菌の2種類の微生物の力を利用して除去します。
硝化槽
ポンプ室
MAP反応塔の内部でリンとアンモニア、マグネシウムを反応させて、リン(MAP)の結晶を生成します。
回収したリンは価値の高い肥料として有効利用します。
MAP反応塔
処理工程で発生する臭気は、臭気の強さに合わせて微生物、薬液、活性炭を組み合わせて効率的に処理します。
きれいになった空気は臭突から屋外へ放出します。
生物脱臭塔
洗浄塔
活性炭脱臭塔
施設の運転状況をリアルタイムで監視・制御します。
施設内で使用する薬品は、注入ポンプにより各設備へ送っています。
所在地: 〒701-1211 岡山市北区一宮217 [所在地の地図]
電話: 086-284-0080 ファクス: 086-284-0116