オープンカフェ社会実験について

岡山のおもてなしの玄関口“回遊の拠点”である烏城公園内の石山公園エリアが“地域”と“観光”の視点が調和する憩いと交流の場として、今まで以上に、街の中の魅力あるオープンスペースとなるよう将来的に公園内へのオープンカフェの常設を目指しています。

平成28年9月3日から11月27日まで実施した社会実験での利用状況やアンケート等の調査結果について公表します。
この結果をもとにカフェ事業者等へのヒアリングを行い、常設化に向けてのスキームを検討するなど、出店者の公募の準備を進めます。

頭文字の「O（オ）」は、「おかやま」「おもてなし」の「オ」。スラッシュ3本は、「地域」「観光」「おもてなし」の3つの共存を表現。
3本の／／／が並んだ姿は漢字の「川」のようにも見えます。「リバー」は、岡山城下の根源ともいえる旭川。
続けて読むと、「降り場」や「居場所（おりば＝岡山弁）」といったニュアンスも連想させる響きでもあります。

岡山の街なかにありながら、水と緑に恵まれた烏城公園内の石山公園エリア。
穏やかに流れる旭川のほとりにあり、後楽園への散歩道とつながり、月見橋の向こうには岡山城が眺められます。
朝夕には散歩やランニングコースとして、また子供たちの安心できる遊び場として、地域の人の生活に溶け込む“憩いの場所”となっています。
そして、観光客にとっては、岡山駅から後楽園や岡山城、美術館などを目指すときの“エントランス”にもあたります。
地域と観光客とが出会う貴重なクロスポイント。
石山公園に大きな可能性が眠っていると思いませんか？

1. 移動式店舗エアストリームによるオープンカフェの開設
   ※オープンカフェの営業内容については以下のオープンカフェパンフレットをご参照ください。
2. 周辺観光施設のパンフレットの設置などの観光案内（インフォメーション）機能
3. シンポジウムの開催
   ・パークマネジメントシンポジウム「アワーパークアワー」※終了しました
   ・日時
   9月3日（土曜日）18時から20時
   ・ゲスト
   山崎　亮：地域の課題を地域に住む人たちが解決するコミュニティデザインの専門家。studio-L代表、東北芸術工科大学教授（コミュニティデザイン学科長）
   千野　貴彦：国土交通省　中国地方整備局　岡山河川事務所　調査設計課　課長
   ・内容
   聞き手とゲストによるフリートークにより、参加者も交えた座談会形式で、パークマネージメントの手法を取り入れた未来の石山公園エリアの在り方について意見交換を行います。
   ※詳細については、以下のシンポジウムPR　チラシをご参照ください。

本市の中心市街地に位置し、市民や観光客の回遊性向上とにぎわいの創出に重要な役割を担う西川緑道公園と烏城公園（石山公園周辺）のそれぞれの特性を活かした利活用（パークマネジメント）を進めるため、オープンカフェの社会実験を実施し、その効果や常設化に向けた課題の検証を行います。

• 実施期間
  平成27年9月19日（土曜日）から11月30日（月曜日）
  ※開催日は毎日ではありませんのでご注意ください。詳しくはチラシをご覧ください。
• 実施場所
  ・西川緑道公園（野殿橋周辺）　岡山市北区平和町
  ・烏城公園（石山公園周辺）　岡山市北区石関町
• 開催時間
  11時から15時
  ※前後に延長になる場合があります。
• 実施内容
  ・移動販売車（キッチンカー）によるオープンカフェの実施
  ・休憩施設（パラソルセット）の設置
  ・アンケートの実施
  ・効果の分析や課題の検証

開催のスケジュールや出店内容、メニューなどはチラシをダウンロードしてご覧ください。