皆さん、おはようございます。今日ははじめに、本日付で佐々木正士郎副市長が就任いたしましたので、ご報告をいたします。佐々木副市長は平成26年4月に、国土交通省から岡山市の政策局副局長として採用し、27年には財政局長、そして28年4月からは理事に就任の上、政策局長として重要施策のかじ取りを担ってきたところであります。今後は副市長として、繁定副市長とともに市政を支え、本市の発展に大きな力を発揮してくれるものと思っております。なお、佐々木副市長本人の就任会見は、この後、行われると聞いております。
次に、4月に実施した今年度第1回西川緑道公園筋回遊性向上社会実験のアンケート結果がまとまりましたので、その概要を申し上げたいと思います。この調査は歩行者天国実施による回遊性の向上や、賑わいの向上、将来的な市民主体の運営に向けた周辺事業者の参加意向等の把握を目的に実施したものです。
アンケートの主な項目ですが、3ページをご覧いただきたいと思います。
まずは、この社会実験の認知度ですが、昨年同時期と比較して1割増加しているということです。今回で4回目の実施となり、歩行者天国が認知されてきたものと感じております。
次に4ページをご覧いただきたいと思います。西川緑道公園筋の来街者について、社会実験会場への主な交通手段は、平成27年度と比較して天候に恵まれたこともあり、自家用車が1割減少し、徒歩とJR利用がともに1割増加しています。
また5ページの来街目的については、約4割の方が歩行者天国を目的として来ており、平成27年度第1回と比較すると2割増になっております。6ページでは、当日の行き先について聞いておりますが、表町周辺に約4分の1の人が行っているなど、一人当たり1.7カ所の回遊行動が見られます。7ページ、市民主体の歩行者天国を目指す中で、NPO法人タブララサが、今までにないハンモック・デッキチェアを企画しましたが、これについては9割の方が満足と回答しております。
以上のことから、先日の記者会見で発表いたしましたが、通行量も増えており、歩行者天国を開催することで、中心市街地へのお出かけの機会の提供や、賑わい創出など、効果があったものと考えております。
10ページの周辺事業者の歩行者天国への取り組み意向については、約6割の店舗が取り組んでみたいと回答されており、そのうちの7割以上の店舗が、定期開催に向けた運営組織にも参加したいと回答しており、次回以降の社会実験では、地元との連携を取り入れた企画をさらに充実させていきたいと思っております。
12ページをご覧ください。歩行者天国化の実施を希望する頻度についてですが、来街者の約6割が、「月1回程度」と回答しているのに対し、周辺事業者では「月1回程度」と「3カ月に1回程度」がそれぞれ約3割となっております。今後、今回の社会実験の結果も踏まえ、将来的な歩行者天国の運営・頻度についても、市民参加を進めていく中で検討してまいりたいと思っております。
次に、元の広報連絡資料に戻っていただきたいと思いますが、今年度の実施予定についてです。まず、西川緑道公園筋回遊性向上社会実験は、第2回を9月11日、3回を10月2日、4回を3月19日に行う予定であります。県庁通りの回遊性向上社会実験は、10月の1日から7日までの平日を含む連続した7日間で、24時間の交通規制を伴う実施を行う予定で警察と協議を行っています。また、土・日には市民協働によるイベントも開催することとしており、表町商店街との連携では現在、各店舗にスタンプラリーのクーポン協力依頼を行っているところです。詳細な実施内容については現在、関係者と協議中でありますが、地元調整も併せ早急に進めるとしております。
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