添付ファイル
皆さんおはようございます。
本日は案件に先立ちまして、副市長の交代についてご報告させていただきます。
7月9日付で佐々木正士郎副市長が退任し国土交通省に復帰いたします。佐々木副市長には、財政局長と政策局長等をおよそ2年間、そして副市長を2年間、合わせて4年以上の間、市政の推進に多大なるご尽力をいただきました。大変感謝をしております。今後も岡山市を応援していただきたいと思っているところでございます。
また、後任の副市長は7月17日付で総務省から加藤主税氏を任命いたします。今後は那須副市長とともに市政を支え、岡山市の発展にご尽力をいただけるものと思っております。
岡山市本社・中四国支店等立地推進事業補助金制度を活用して、建材商社大手の野原産業株式会社、本社は東京都の新宿区でございますが、岡山市に立地している営業所を広域的営業拠点に昇格させ、「中四国カスタマーセンター」を今月2日に開設されましたのでご報告いたします。
野原産業株式会社は、主にビルや商業施設に使われる内装資材等の販売をはじめ、各種工事の企画、調査、設計などを行っている会社でございます。このたび岡山、広島、高松の各営業所で行っている訪問営業と受注・発注業務のうち、商品の受注・発注業務について交通利便性の高い岡山営業所に集約することで、中四国全域を対象とする広域的営業拠点として開設されるということでございます。今回の集約は同じ業務を行う従業員を1つの拠点にまとめることで業務効率化を図るとともに、働き方改革につなげることも目的の一つとお聞きしております。
と言いますのも、これまで各営業所では受注・発注業務に携わる従業員が少人数だったとのことですが、今回の集約で職場人数が増えることにより、従業員同士がフォローし合える環境をつくり出し、有給休暇の取得率向上を図るなど働き方改革につなげたいとお聞きしております。今回の開設に伴い、新たに5名の常用雇用者の採用が見込まれています。今後も引き続き中四国、さらには西日本圏域の拠点都市として、岡山市への企業の立地の推進に我々も頑張っていきたいと思っております。
続きまして、平成30年商店街等通行量調査の結果についてお知らせいたします。
岡山市では昭和41年以来、隔年で中心市街地の主要な商業集積エリアで歩行者、通行量調査を行い、商店街や中心市街地活性化のための資料として活用しているところであります。このたび今年の3月に行った調査結果がまとまりましたので報告させていただきます。
調査は3月下旬の休日の日曜日と平日の月曜日にそれぞれ午前9時から午後6時までの9時間、表町、駅前、駅前地下街、駅南、奉還町の5地区合計59地点の歩行者通行量を計測したものであります。
その結果、5地区全体の1地点平均の通行量は休日で5,654人、平日が4,324人で、前回の平成28年調査と比較しますと、休日で5%、平日で約10%通行量の増加が見られました。もう少し長いスパンで過去20年の推移を見ていきますと、やや減少から横ばいの状態が続いていましたが、平成24年を底として、地区ごとのばらつきはあるものの、全体としては通行量の増加傾向が徐々にではありますが、現れてきたと思います。
地区ごとでいえば、表町地区の通行量減少の傾向はございますけれども、岡山駅周辺の4地区では、平成24年と比較しますと、通行量増加の傾向が見られます。
こうした通行量増加の要因としては、駅前の大型商業施設のオープンに伴う来街者の増加、市中心部に来られる観光客数の増加、また中心市街地の定住人口の増加、例えばももちゃりのように中心市街地の回遊性向上の取り組みを行った効果など、全体としては魅力ある中心市街地創出への取り組みの効果があらわれてきているのではないかというように思っております。
岡山市としては、この通行量の増加傾向をさらに持続的なものとさせるため、魅力ある中心市街地の創出に向けた施策を力強く推進していきたいと思います。
最後に、皆さん方、これはヘルプマークでございます。このヘルプマークの配布についてご説明を申し上げたいと思います。
7月2日から福祉事務所、保健センターなどでヘルプマークの配布を始めました。配布には申請は必要でございますけれども、面倒な手続はなくその場でお渡しいたします。
ヘルプマークとは、例えば義足とか人工関節を使用している方、また内部障害や難病の方、または妊婦初期の方など外見ではわからなくても、援助や配慮が必要な方が周囲の方に配慮を求めやすくするもので、ストラップを使用してかばんなどに取りつけることができます。市民の皆様にはこのヘルプマークをお持ちの方を見かけられたら、電車、バス等で席を譲る、困っておられたら声をかけたり手助けをしたりするなど、思いやりのある行動をお願いしたいというように思います。
議題は以上ですが、最後に2点、お知らせでございます。
まず、旧三丁目劇場跡地再開発事業の進捗についてお知らせいたします。
表町地区での新たな動きとして、先般、旧三丁目劇場を含む表町三丁目15番地区の市街地再開発準備組合から事業協力者が決定したとのニュースがございました。明日、4日に準備組合から、事業協力者から提案があった事業概要などを公表されるというように伺っているところでございます。当該地区は、新西大寺町商店街の入り口に当たる重要な立地でもございます。現在、市で進めている千日前の岡山芸術創造劇場(仮称)の整備と合わせて歴史ある表町地区の新たなにぎわいが創出されるものと期待しているところでございます。
最後に韓国富川市への訪問についてお知らせいたします。7月12日から15日の予定で岡山市の国際友好交流都市である富川市へ、岡山市民友好親善訪韓団を派遣いたします。私も団長として訪問いたしますが、7月11日、12日には岡山市で開催される第54回献血運動推進全国大会に出席などのため、皇太子殿下が県内を訪問されますので、殿下をお迎えした後、翌13日から14日の1泊2日の日程で伺いたいと思っております。富川市では市民の皆様や市議会の訪問団と一緒に富川市長、市議会議長を表敬訪問するなど友好交流に努めていきたいと思っております。
私からは以上です。
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