添付ファイル
皆さん、おはようございます。
それでは、まず最初に、健康ポイント事業(仮称)の総務省事業への採択について申し上げます。
広報連絡資料を見ていただければと思います。
岡山市が加入を目指している「健幸長寿社会を創造するスマートウエルネスシティ総合特区」では、今年度から平成28年度までの3カ年にわたり、歩いたり運動することに対してポイントを付与し、健康づくりに無関心な人々の行動変容を促すとともに、その効果を検証する実証事業として健康ポイント事業、仮称でありますが、を予定しているところです。
この事業は、総務省と文部科学省の2つの省からの国費を使って実施する予定で、このたび総務省の事業として採択が決定し、事業の実施に向けて一歩前進したものと考えております。
また、スマートウエルネスシティ総合特区への加入については、内閣府から正式に認定を受ける必要があります。その時期については、内閣府の事務局から「例年どおりのスケジュールで進めば、10月の下旬ごろに正式認定がなされるもの」と聞いているところです。今のところ、順調に動いていると思っております。
なお、10月2日には、今回のこの事業採択を受けて、健康ポイント事業へ参加する市長の共同記者会見が東京で予定されております。私も出席させていただこうと思っております。
次に、ESD推進のための公民館-CLC、コミュニティー・ラーニング・センターですが、CLCの国際会議について申し上げます。
10月9日から11日まで、「ESD推進のための公民館-CLC国際会議」を岡山コンベンションセンターで開催する予定でございますが、現在までのところ、タイ、インドネシアなどアジアの各地域を中心に29カ国、120名の海外の方々を含め、トータルで724名の方々から参加申し込みをいただいているところです。この会議は、岡山市で開催される「ESDに関するユネスコ世界会議」の一連の会議の幕開けとなるもので、現在、最終準備を鋭意進めているところであり、会議成功に向け万全を期してまいりたいと考えております。
また、会議開催にあわせて、岡山コンベンションセンターにおいて「未来へつなごう!おかやまESDふれあい広場」と題したサイドイベントを展開いたします。9日から11日まで3日間、パネル展示を行うほか、11日には飲食、物販などのブース出店やステージイベントを行うなど、あわせて55団体の参加を予定しております。
なお、ESDの世界会議開催の盛り上げを図るため、この開催期間を中心に10月、11月のイベント情報を「イベントカレンダー」として日本語版、英語版、中国語版、ハングル版を作成し、配布する予定となっております。
広報連絡資料の最後に日本語版を用意させていただいております。(資料を示しながら)このように具体的に日時順に書かせていただいて、裏には岡山の中心街の地図の中にそれぞれのイベントをプロットさせていただいております。
次に、この会見の場でも何度かお話をさせていただいております「岡山未来づくりプロジェクトImagineering(イマジニアリング)」の開催について申し上げます。
8月11日の記者会見で申し上げました「歴史まちづくり回遊社会実験」における「岡山未来づくりプロジェクト」のうち、11月2日から12月25日までの期間、岡山城を中心に開催する現代アート「石川コレクション」の作品展「Imagineering OKAYAMA ART PROJECT(イマジニアニリングおかやまアートプロジェクト)」の実施内容が固まりましたのでお知らせします。
先月発表しましたように、メイン会場となります岡山城本丸には、5人のアーティストの5作品が展示されます。広報連絡資料の冊子、後でゆっくりご覧いただきたいと思いますが、そこに詳細に記載させていただいております。このうち天守閣前広場及び中の段における展示は、岡山市出身の世界的に活躍するインテリアデザイナー 片山正通氏監修による仮設ステージが展示場となります。
天守閣前広場のステージには、本邦初公開となるリクリット・ティラバーニャ作の鏡面仕上げの卓球台の作品が展示されます。この作品は実際に卓球することもできるということです。天守閣を望む空間での作品鑑賞と、ちょっと変わった卓球のプレーと、両方楽しんでいただければと思っております。
岡山城本丸に次ぐサブ会場として、柳川ロータリービルには3組のアーティストの4作品が、後楽館天神校舎跡地には、5人のアーティストの7作品が展示されます。このうち後楽館天神校舎跡地に展示されるサイモン・フジワラ作の「レベッカ」ですが、現代の兵馬俑とも言うべき100体の彫像から成る作品で、これも本邦初公開作品となるということです。また、柳川ロータリービルには、インフォメーションコーナーも設置する予定です。
このほかにも、JR岡山駅周辺から岡山城に至る各エリアに、さまざまなアートの展示や仕掛けを30カ所以上施すということになっております。
こうしたメイン会場、またサブ会場における展示と、まちなか各所へのアートの仕掛けにより、岡山駅周辺エリアから旧城下町エリアへの回遊、あるいは旧城下町エリア内の回遊を促し、中心市街地全体の活性化にもつなげていきたいと思います。
展示と作品の詳細については、資料に添付しておりますので、ご参照いただければと思います。
なお、「ハイコーチャレンジ!!」の一環として去る9月9日に開催いたしました石山公園での満月BARは約1,000人の来場があり、大盛況に終わりました。来る10月8日の満月の日にも第2回を開催する予定ですが、この日はちょうど皆既月食の日でもあります。ちょうど満月BAR開催の時間帯に月食が観測されるとのことです。岡山城の美しい夜景とおいしい料理とお酒、そして珍しい天体ショーを一度に楽しめる絶好の機会です。是非足をお運びいただければと思います。
次に、国立大学法人岡山大学と岡山市とのまちづくりに関する地域連携協定について申し上げます。
岡山大学の地域連携の取り組みについては、広報連絡資料の「3 経緯」というところに記述をさせていただいております。このように岡山大学も「アゴラ」を設立されたり、さまざまな動きをし、そして発信をしてきていただいたわけです。このような状況下において、今年の春、岡山大学から「岡山大学がつなぎ役となり、まちづくりのための市民組織づくりに取り組み、当面の活動拠点をまちづくりの現場である西川緑道公園沿道につくりたい」とのご提案をいただいておりました。
岡山市としても、西川緑道公園界隈を中心としたまちなかを魅力的にしていくためには、こういった取り組みは是非とも必要であり、岡山大学とより強力な連携を行うことで、市民協働によるまちづくり活動の広がりと充実が図れると考えておりました。
このたび、岡山大学から西川緑道公園沿いの北区田町一丁目の伊達ビル2階に、活動拠点「西川アゴラ」の設置を10月中旬に行うことの目途が立ったとのご連絡をいただきましたので、これを契機に、岡山大学とベースとなるまちづくりに関する連携協定を締結することといたしました。
協定の趣旨ですが、大学と市が連携することで、まちづくりに大学生が気軽に参加できる機会をつくり、「西川アゴラ」を活用して西川緑道公園界隈を中心とした、まちなかにおける市民協働のまちづくりを推進していくことを目指すものです。
なお、協定の締結については、10月8日に岡山大学で行います。具体的なことはその時ご説明させていただきたいと思います。
次に、「高齢者と子どもの見守り活動支援に関する協定」及び「高齢者・子どもの見守りネットワーク事業」について申し上げます。
広報資料にありますように、10月1日、中国電力株式会社、岡山ガス株式会社、また一般社団法人岡山県LPガス協会と、「高齢者と子どもの見守り活動支援に関する協定」の締結式を行います。
近年、地域のつながりの希薄化などから高齢者や子どもに関するさまざまなことが社会問題となっており、今後は身近な地域での見守りや緊急時の対応がより一層重要となってまいります。
協定の内容は、高齢者や子どもの異変に気づいた場合、地域包括支援センターや地域こども相談センターへご連絡いただくものですが、日ごろの業務において、そういった異変に気づく可能性が高い事業者にご協力いただくことにより、住み慣れた地域で誰もが安心して幸せに暮らせる地域づくりに大きな役割を果たすものと期待しております。
あわせて、見守り活動の趣旨に賛同し、ご協力いただける事業者の登録制度を新たに開始しようと思っております。できるだけ多くの事業者の方に参加を呼びかけ、登録方法を紹介するためのホームページの立ち上げなどで準備が少し必要です。準備ができ次第、11月からでも始めたいと考えております。
また、登録された事業者の方については、ホームページ上で紹介し、広く市民の皆様へお知らせすることとしております。商店やコンビニエンスストア、薬局など、できるだけ多くの事業者の皆様にご登録いただければと思っております。
次に、「臨時災害放送局の開設に関する協定」について申し上げます。
10月7日午前10時から市役所において、株式会社岡山シティエフエムと「臨時災害放送局の開設に関する協定」の締結式を行います。
東日本大震災では、多くの自治体が臨時災害放送局を開設し、被災した地域の方々へ災害関連情報をはじめ、避難所、救援物資、仮設住宅など地域限定の情報を継続して放送し、被災した地域の方々へのケアを行っております。
このように、大規模災害発生時に、地域に密着した情報を継続的に提供するためには、行政が主体となり、コミュニティーエフエム局と連携し、臨時災害放送局を開設することが有効であると考えております。
このため、株式会社岡山シティエフエムと「臨時災害放送局の開設に関する協定」を締結するものです。
次に、「災害時における行政書士業務相談に関する協定」について申し上げます。
10月7日午前11時から市役所において、岡山県行政書士会と「災害時における行政書士業務相談に関する協定」の締結式を行います。
阪神・淡路大震災や東日本大震災が発生した際、被災地では多くの被害が生じ、多くの建物が被災したことから、各種手続き・書類の作成等に関し、専門知識を要する相談が数多く寄せられました。
そこで、こうした災害時に、岡山県行政書士会に無料相談窓口を設置していただき、罹災証明や自動車抹消登録の申請などの専門性を生かした、被災に伴う各種手続き・書類作成等の相談を受け付け、被災者の支援に当たっていただきたいと思います。
次に、「弱虫ペダル×桃太郎のまち岡山 スタンプ&クイズラリー」の実施について申し上げます。
(漫画冊子を掲げて)こういう漫画、ご覧になった方おられるでしょうか。私は知らなかったのですが、5冊借りて読みましたが非常におもしろい。記者の皆さん方、若い方が多いから読まれたことあるかもしれませんが、非常に人気の漫画のようです。これは自転車がテーマになっているものです。
この人気コミックの「弱虫ベダル」とコラボレーションしたスタンプ&クイズラリーを10月1日から来年3月15日まで実施します。
ちなみに、この予告を9月24日に「桃太郎のまち岡山」桃太郎小学校公式ホームページに、キャラクターのシルエットのみを載せたのですが、ツイッターのリツイートが1日で5,000件以上あり、また、ヤフーのリアルタイム検索で1位になるなど、この反響の大きさには驚いているところです。
このラリーは中心市街地を楽しみながら回っていただけるものとなっており、自転車がテーマの人気コミックとのコラボレーションですので、岡山市でも力を入れている「ももちゃり」を使って参加できる内容となっております。特に期間中は「ももちゃり」限定4台を弱虫ベダル仕様にデコレーションします。記者の皆さん方も、是非乗っていただければと思います。私も明日体験をさせていただければと思っております。多くの方に参加いただき、岡山市の魅力を体感していただければと考えております。
今日は非常に多くなりましたが、最後の議題であります「津山市と岡山市の市長・副市長懇談会」について申し上げます。
生活圏や経済圏が市域を越えて広がる中、これまで、近隣の各首長さんと信頼関係を築くために懇談会を行ってまいりましたが、引き続いて、10月7日に津山市長との懇談会を行うことにしております。
津山市とは交通機能等の面でつながりが深く、より広い圏域での連携を推進していく必要があると考えており、この懇談会を通じて信頼関係の醸成を図るとともに、お互いの課題の把握や連携について、率直な議論ができればと考えております。
今日は長くなりましたけれども、私からは以上でございます。
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